身体に良いと言われているグリーンスムージーと青汁。
日々の食事だけで満足な栄養を取るのは難しく、生活に取り入れてみたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし正直なところ、
「グリーンスムージーと青汁って似ているけど何が違うんだろう・・・」
「グリーンスムージーの方が美味しそうだけど、どっちがいいのかな?」
「青汁はまずそうだけど、身体にはよさそうだし…どっちにしようか迷う」
そう思う方がきっと多いはず!
というわけで今回はそんな方々を対象に、グリーンスムージーと青汁の違いやメリット・デメリットをご紹介。
あなたにはどっちが適しているのか?参考にしていただければと思います。
Contents
グリーンスムージーと青汁ってそもそも何が違うの?
グリーンスムージーと青汁の違いとして皆さんが考えつくのは、
- 原料
- 栄養価
この二つではないでしょうか?
どちらも、緑色の健康用ドリンクではありますが、少し違いがあります。
ここではこの気になる2点の違いについて紹介していきます。
グリーンスムージーと青汁の違い①原料
簡単に言うと、青汁は「生の緑葉野菜のみ」、グリーンスムージーは「生野菜+フルーツ」でできています。
青汁は主に、ケール・大麦若葉・明日葉が主原料となっています。
それに対して、グリーンスムージーは特に原料や配合に明確な決まりはなく、種類豊富なレシピが存在しています。
そのため、風味としては、生の緑葉野菜のみとなっている分、青汁緑葉野菜独特の青臭さや苦みを感じる人も多いです。
一方、グリーンスムージーは糖分の多いフルーツ等も配合される分、甘みも感じられ飲みやすいのが、特徴です。
グリーンスムージーと青汁の違い②栄養価
結論から言いますと、栄養価に大きな違いはありません。
どちらも、「ビタミン・ミネラル・食物繊維・酵素・フィトケミカル」などが含まれており、栄養が豊富で手軽に摂取できるドリンクであることに違いはありません。
フルーツが配合される分、グリーンスムージーの方が、ビタミン・ミネラルを多少豊富に含んでいますので、美容目的の方にはおすすめかと言えます。
しかし、その分糖分も多く含まれていますので、ダイエット目的で飲む方、糖尿病や生活習慣病予防に飲もうと考えている方には注意が必要です。
グリーンスムージーのメリット・デメリット
ここまでは、グリーンスムージーと青汁それぞれの違いや特徴をご紹介してきましたが、具体的にグリーンスムージーを飲む、メリットとデメリットは何なのでしょうか?
ここからは、グリーンスムージーのメリットとデメリットについて説明していきます。
それぞれを比較して、どっちがいいのか、参考にしてください。
グリーンスムージーのメリットとは
グリーンスムージーのメリットは大きく2つあります。
- 飲みやすさ
- 美容効果が期待できる
飲みやすさ
飲みやすさについては、フルーツの甘みが追加される分、野菜独特の青臭さを消してくれるので、野菜が苦手だという方でも飲みやすいです。
また、配合の種類も豊富なので、自分好みの味にできるという利点もあります。
味でリタイヤせず、毎日楽しみながら続けやすいドリンクになっていると言えるでしょう。
美容効果が期待できる
美容効果については、フルーツに多く含まれるビタミンにより美肌作用が期待できますし、フルーツの皮に多く含まれるというポリフェノールにはアンチエイジング効果もあると言われています。
また、たくさんの種類の野菜が一度に取れるので、食物繊維も豊富で、便秘解消効果にも作用することから、デトックス効果も期待でき、身体の中からキレイになることができます。
グリーンスムージーのデメリットとは
グリーンスムージーのデメリットは主に2つあります。
- 糖分が多い
- 作るのが面倒
糖分が多い
グリーンスムージーにはフルーツが入る分、青汁より糖分が多くなります。
そのため、飲み過ぎると糖分過多となってしまう恐れがあり、ダイエット目的で飲む人は注意が必要でしょう。
とはいえ、飲みすぎなければあまり気にしすぎることはありません。
飲みすぎに気をつけて、運動を取り入れる、スムージー以外の食事にも気をつかうなど、身体をいたわる生活を心がけましょう。
作るのが面倒
グリーンスムージーは毎日自分で作らなければいけないところが、人によっては面倒だと感じてしまうかもしれません。
材料を用意してミキサーでスムージー状にするには、材料を切ったり、ミキサーを洗う手間があります。
そもそもミキサーがなければ購入しなければなりませんね。
とにかく手軽に飲みたい!という人にはあまり向いていないかもしれません。
青汁のメリット・デメリット
ここからは青汁の具体的なメリット・デメリットを説明します。
あなたにはどっちが適しているのか?考えながら参考にしてみてください。
青汁のメリット
青汁のメリットは以下のとおり。
- 簡単に手に入れられて続けやすい
簡単に手に入れられて続けやすい
自分で材料を買ってきて作るタイプのグリーンスムージとは違い、青汁は粉末タイプやフリーズドライタイプが主流となっています。
最近では、紙パックタイプや、ペットボトル飲料タイプも発売されており、自分で作る手間がほとんどありません。それこそお茶のような感覚で簡単に日々の生活へ取りいれられるでしょう。
野菜や果物は季節の状況などによって材料が高騰しやすいものの、青汁の値段はある程度変動がありません。
そのため、忙しい人、外食が多く栄養が偏りがちな方にもおすすめできると言えます。
青汁のデメリット
青汁のデメリットは主に2つあります。
- 味がまずい
- 腎臓が弱い方と抗凝固剤を服用中の方は注意が必要
味がまずい
青汁はどうしてもフルーツが入らないぶん甘みが欠けるので、緑葉野菜独特の青臭さや苦みが発生しがちです。
ただし最近は黒糖や豆乳を混ぜたり、粉末タイプをヨーグルトにかけるなど、アレンジ次第で飲みやすくすることも可能です。
味が苦手だという方はそういったアレンジをする、もしくは最初からアレンジされている商品を選ぶことを検討するとよいと思います。
腎臓が弱い方と抗凝固剤を服用中の方は注意が必要
腎臓が弱い方と抗凝固剤を服用中の方にとって、青汁の摂取はリスクがある可能性があります。
腎機能の低下した患者様が青汁(ケール)を服用すると、高カリウム血症を来す可能性があり、最悪の場合、心停止を来しこともあり得ます。
現在、商品として販売されている青汁(ケール)のカリウム含有量は、60~400mg/日と、商品によって大きくばらついています。服用量を制限すれば慢性腎臓病患者様でも服用が可能な青汁(ケール)もあります。
また抗凝固剤(ワルファリン)をしている患者様の場合、青汁(ケール)に含まれるカリウムが同剤の効果を減弱させます。
これらに該当される方は服用前に必ず医師に相談してから摂取するようにしましょう。
あなたに向いている人のはグリーンスムージー?青汁?どっち?
ここまでに、グリーンスムージーと青汁の違いや特徴、それぞれのメリットデメリットについてご紹介してきました。
ここでは、それを踏まえ、簡単にグリーンスムージーが向いている人、青汁が向いている人についてまとめたいと思います。
グリーンスムージーが向いている人
グリーンスムージーが向いている人は
- 美味しく楽しみながら飲み続けたい方
- 美容効果も欲しい方
腹持ちもいいので、ダイエットの置き換え用として利用するのもありだと思います。
キレイになりたい女性の方などにおすすめです。
青汁が向いている人
青汁が向いている人は
- 忙しいけど手軽に健康になりたい方
- 外食ばかりで野菜不足の方
簡単に少量で野菜が摂取できるので、準備の手間もなく、日々の健康に取り入れることができます。
普段忙しくて栄養を考える暇がない、外食に偏りがちだというサラリーマンや一人暮らしの方などにおすすめです。
グリーンスムージーと青汁ってどっちがいいの?まとめ
ご紹介してきたように、どちらも手軽に栄養素をとれる健康的なドリンクとなっています。
私も、一人暮らしの会社員で、野菜不足なのはわかりつつも、ついつい面倒くさそうで手が出せずにいました。
でも、取り入れてみるとどちらも簡単で、無理して自炊に挑戦するよりとても楽でした!
まずは始めてみる、そしてしっかり続けることが効果実感のために大事です。
それぞれの特徴やメリットデメリットを理解して、自分に合っている方法をぜひ実践してみてくださいね。
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