栄養豊富でお手頃価格で手軽に食べられるバナナ。
冷凍も可能で離乳食にも使えて大活躍!・・なのですが、
気づいたら茶色や黒に変色してる・・・これまだ食べられるの?
なんてことになりがち。
大丈夫です!そのバナナ、全然食べられます!
バナナには美肌効果もあるポリフェノールが多く含まれています。
そのポリフェノールが酸化して変色してしまうだけなんですよ。
・・・とはいえ「大丈夫」といわれても、やっぱり黒や茶色に変色してしまうとあんまり美味しくなさそうですよね。
私はよくバナナを買うのですが、
”食べきれなくなる→ラップして冷凍”
ということがよくありました。で、毎度黒っぽく変色して嫌だなーと思ってたんですよね。
そこで今回は、
- バナナを冷凍したとき変色させない方法
- 変色しちゃった場合の解決策
を調べてみたのでシェアします!
Contents
どうやったら変色しないようにバナナを冷凍できるの?
変色はさせたくないけど、面倒なことはやりたくないですよね。
そこで、サクッとできて変色を防ぐことができる方法を7つご紹介します。
- 皮をむかずにそのまま冷凍
- 密封状態にして冷凍
- レモン汁をかけて冷凍
- 砂糖水をつけて冷凍
- 缶詰のシロップをつけて冷凍
- はちみつをつけて冷凍
- 塩水につけて冷凍
こうしてみると、意外とたくさん方法がありますね。
しかも基本的に、家にあるものでできそう!
以下で詳しいやり方を解説していますので、自分にあった方法を試してみてください。
皮をむかずにそのまま冷凍
使うときにちょっと大変ですが、この方法は一番冷凍が簡単です。
なぜならそのまま冷凍庫に放り込めば良いからです。
皮は黒くはなりますが、中身は白いままで美味しく食べることができます。
きれいに皮をむくときにコツがあります。
- 半解凍状態でむくこと
- 冷凍前にバナナを水に濡らすこと
完全解凍してから皮をむいてしまうと水分が抜けてぐちゃぐちゃになってしまうので注意してくださいね。
そのあとミキサーにかけたりするなら気にしなくてOKね。
密封状態にして冷凍
バナナに限らず、食べ物は空気に触れると酸化していきます。
酸化して変色するので、なるべく空気に触れさせないように冷凍したいですね。
やり方はジップロックなどのフリーザーバッグが便利です。
包むときにぎゅうぎゅうと空気を抜いて密閉してください。
つぶすのがイヤであれば、ストローを使って空気を抜くやり方もおすすめですよ。
また、この段階で輪切りや一口大に切っておくと食べるときに便利です。
レモン汁をかけて冷凍
レモン汁?と思うかもしれませんが、レモン汁に含まれるビタミンCには酸化を抑える働きがあります。
生のレモンがなければ市販のレモン汁でも大丈夫ですよ。
ビタミンCは色々な商品の保存料にも使われるもので、バナナにも効果抜群です。
ふりかける程度で大丈夫ですが、少し酸味がつくのでそのままお子さんなどに食べさせると変な顔をされるかもしれません。
砂糖水をつけて冷凍
砂糖は水に溶けるとトロッとしますよね。
あのとろみがバナナの表面をコーティングして酸化を防いでくれるんです。
味も甘くなるだけなので、子どもに食べさせる場合はこちらがおすすめかもしれません。
缶詰のシロップをつけて冷凍
砂糖水を作るのが面倒だなという方はこちらがオススメです。
フルーツ缶にはたっぷりの砂糖が入っているので、そのまま浸して冷凍すれば甘くてキレイなバナナのできあがりです。
はちみつをつけて冷凍
これも原理は砂糖水と同じです。バナナにはちみつの組み合わせは普通に美味しそうですね。
バナナをコーティングできればOKなので、はちみつを直接かけてしまって大丈夫です。
塩水につけて冷凍
これはいちばんよく聞く方法ではないでしょうか。
塩のナトリウムイオンという成分がバナナの表面をコーティングして酸化を防いでくれます。
塩水の濃度は0.3〜0.6%ほど。500mlの計量カップに小さじ1(5g)ほどになります。
少ししょっぱくなってしまうのが難点ですね。
すでに変色しちゃった!どうしたらいいかな?
先ほども上で話したように、変色しても全然問題ありません(何ヶ月も冷凍しちゃってる場合は別)。
変色は腐っているわけではなく、ポリフェノールが酸化して色が変わっているだけでしたよね。
「でもやっぱりそのまま食べるのはちょっとなぁ・・・」
という方に、ここでは変色したバナナの美味しい食べ方を4つご紹介します。
- ミキサーでグリーンスムージー
- こんがり焼いて焼きバナナ
- ホットケーキミックスで簡単!バナナケーキ
- 甘さがやみつき?!バナナカレー
どれも簡単で、バナナが変色していてもぜんぜん気になりません。
ぜひ試してみてください。
ミキサーでグリーンスムージー
好きな野菜や果物を入れてミキサーにかけるだけ!これなら変色も気になりませんね。
冷凍バナナ(輪切りや一口大に切っておくと◎)と、ヨーグルトや小松菜などがオススメ。
また、バナナには食物繊維が豊富に含まれているので、野菜不足や便秘などが気になる方はぜひ試してみてください。
こんがり焼いて焼きバナナ
画像引用:E・レシピ
こちらもカンタン。フライパンで冷凍のバナナを焼くだけ!
お好みでバターを入れたりチョコレートや粉砂糖をかけると、カフェで出てくるような立派なデザートに大変身。
バナナは焼くことでオリゴ糖やポリフェノールが増えるので、風邪を引いた時やお腹の調子がよくない時にもオススメです。
HMで簡単バナナホットケーキ
画像引用:永谷園
こちらは子どもに大人気のホットケーキ!
いつものホットケーキミックスで作るときに、冷凍バナナを潰しながら混ぜ込んでしまいましょう。
栄養価も満足感もアップで良いことづくしです。
ただ、バナナは1本80kcalとなかなかのカロリー。
ついつい食べ過ぎないように注意してくださいね。
甘さがやみつき?!バナナカレー
カレーにバナナ?!と思うかもしれませんが、意外と合うんです。
甘すぎるのは嫌だなぁという方は、初めは隠し味に。冷凍のまますりおろして少量入れてみてください。辛さが引き立ちます。
一度食べれば、なめらかな味わいに魅了されてしまうかもしれませんね。
まとめ
今回はバナナの冷凍する際の変色を防ぐ方法と、変色してしまったらどうしたら良いかをまとめました。
バナナは冷凍した方がポリフェノール成分が2倍になると言われています。
変色してしまっても問題がないので、安心してくださいね。
ただ味や衛生面の問題から、長くても1ヶ月ほどで食べきりましょう。
そのまま食べても栄養価抜群なのに、冷凍するとさらに健康に美肌に・・
これは冷凍しない手はないですね!
今回の変色しないバナナ冷凍方法を活用して、手軽に美味しい冷凍バナナを食べてみてはいかがでしょうか。
コメント