野菜の王様と呼ばれるほどたくさんの栄養素を持ったケール!
そんなケールを健康のため、美容のために料理に摂り入れる人も増えてきました。
ケールが家庭でも身近な野菜で食べられるようになると・・・
「食べきれないケールの保存の仕方がわからない?」
「そもそもケールって冷凍できるの?」
といった感じで気になるのは保存方法ですね。
ケールをおいしく食べるには新鮮なうちに!ってそれはだれでもわかることです。
それでも、食べきれないで残っちゃうってことありますね。
「んじゃ、どうするんだい?」って困っちゃいますね。
その答えは簡単です!
使う用途や頻度に合わせて保存すればいいんです。
ということで、ここでは
「ケールの常温保存について」
「ケールの短期間の保存には冷蔵でも大丈夫!」
「ケールを生のまま冷凍で保存!」
「ケールを乾燥して保存」
「ケールの50度洗いがおすすめする」
そんな気になるケールの保存方法についてわかりやすく紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
ケールの常温保存はちょっと難しい
日本で常温と言われている温度はだいたい15~25度なんですね。
一方でケールの適温は10~15度なので、常温での保存は難しいんです。。
収穫した後はとても傷みが早く乾燥しちゃうんです。
ケールは乾燥すると食べられなくなっちゃいますので、早めに食べきるのがBEST!
それでも食べきれない時には冷蔵か冷凍で保存すれば、しばらくはおいしく食べられます。
ケールを短期間だけ保存するなら冷蔵でも大丈夫!
ケールを数日後に使う予定の時は、そのまま放置することはせず冷蔵で保存します。
冷蔵で保存しても栄養素は変わりません。
ケールは乾燥を防ぐため、葉を湿らせたキッチンペーパーに包みます。
そして、ポリ袋などに入れ野菜室に立たせて保存します。
冷蔵保存での保存期間は3~5日程度です。
やはり日にちが経つほど苦味が増してきますので、早めに使い切るのがBESTです。
ケールを生のまま冷凍保存する方法
ケールも新鮮なうちにおいしい状態で食べたいですね。
それはわかっていても、食べきれないほどもらってしまったり、すぐには使わないって時がありますね。
でも、たくさんあって食べきれない!と困った時は、冷凍保存がおすすめ!
そう、ケールも冷凍できるんです。
今すぐ食べなくても、ケールを冷凍保存すれば1ヶ月くらいは保存できるんです。
そして冷凍保存するときの霜対策として
- しっかりと水気を取ること・
- 食材同士の隙間をなるべく作らないことが大事!
そのうえで保存するときは、使う用途に合わせて小分けにして冷凍しておけば使う時にとても便利!
調理をする時は、ケールを解凍せずにそのまま使えるので時短にもなるんです。
生のままで冷凍保存する方法
ケールをあとで使いたい!という時は、生のまま冷凍保存!
ケールを洗ったら葉をしごいて取り、しっかりと水気を取ります。
固い茎はスープやチャーハンなどに使えるので分けておきます。
保存できる容器や袋にケールの葉をなるべく隙間を作らないように、重ねて入れます。
茎は重ならないように並べて、葉と茎に分けて冷凍庫で保存します。
保存するときは、必要な分だけ小分けにしておくと調理するとき楽チン!
茹でてから冷凍保存する方法
洗ったケールの茎から葉をしごき取ります。
かたい茎も使えるので、捨てないで洗っておきます。
しごき取った葉は1~2分くらいサッと湯通し、茎は2~3分位茹でます。
あまりやわらかくならない程度でOK!
茹ですぎると栄養分もお湯に流れてしまうので、短時間でOK !
その後はキッチンペーパーなどで水気をしっかり取ります。
1回使う分ずつ葉と茎に分け、保存袋に入れて冷凍庫で保存します。
調理する時は、解凍しないでそのまま使えます。
ミキサーで加工してから冷凍保存する方法
ケールをスムージーや青汁などに利用するとわかっている場合は、初めにミキサーにかけてから保存します。
1回分づつ飲みきれる分を保存容器に入れ冷凍庫で保存!
解凍後は鮮度が落ちるので、早めに飲み切りましょう。
冷凍保存の場合、アルミトレーや瞬間冷凍がおすすめ!
ケールは調理してから冷凍する方が、丸ごとの栄養やおいしさが保たれます。
使う時は、解凍せずにそのまま使えるので楽チンです。
乾燥して冷蔵保存
ケールは、洗って葉と茎に分けます。
オーブンで乾燥させて容器に入れて保存、乾燥材を入れておくといいですね。
乾燥の目安は190度のオーブンで20分くらい!
水分を残さないように一気に乾燥させると、ケールが傷みにくいんです。
ケールの乾燥には、オーブン乾燥がおすすめ!
なぜなら、自然乾燥の場合だと
- 時間がかかり過ぎてしまう
- 水分が多少なり残ってしまい傷みやすい
- 水分を一気に乾燥させた方が栄養素が残りやすい
ってことで、乾燥させるときはオーブンで一気に乾燥させちゃいましょう。
乾燥させて冷蔵保存での保存期間は2~3日くらいです。
ケールの50度洗いがおすすめ
ここで、よりケールの新鮮さを保つために、「50度洗い」をおすすめします。
ケールを「50度洗い」って、あまり耳慣れない言葉で頭が「ハテナ?」って感じですね。
簡単に言えばケールを50度のお湯で洗うってことなんです。
でも「何でわざわざそんな熱いお湯で洗うの?」って気になりますね。
それは、50度くらいお湯でケールを洗うと「ヒートショック」という現象が起こるんです。
そうすると、こんなメリットが!
- 収穫時は閉じている表面の気孔が開き水分を吸収してシャキシャキになる
- 酸化物を取り除いてくれるので劣化を防ぐ
- 野菜本来の味が引き出される
- 水よりも汚れがきれいに落ちる
ケールを50度のお湯で洗うと「アク」や農薬などを取り除けるのでうま味もアップ!
これはやらない手はないですね。
ケールを調理や保存をする前に、50度のお湯洗いをするだけで日持ちも良くなりますよ。
50度洗いってどうするの?
「50度洗い」のやり方について説明しますね
まず、お湯の温度は48度から52度くらいになるように準備します。
ここで注意点があります。
お湯の温度が60度を超えてしまうと熱すぎで食材が煮えた状態に・・・
逆に43度以下だと菌が繁殖!
「それじゃ、どうするの?」って思いますよね。
やっぱり調理用温度計で測るのが一番正確ですよ。
お湯とお水を同じ量で合わせると、だいたい50度から55度になります。
水を足しながら調理用温度計で調整して、48度から52度の適温にすればOK!
《50度洗いのやり方》
ケールは葉をしごいて取り茎と分けておきます。
ボウルなどの容器にお湯を入れ、ケールの葉と茎を浸します。
- やわらかい葉の部分 20秒程度
- 茎の固い部分 2~3分程度
ケールの固さや茎の太さによっても浸す時間が違ってきます。
そして、50度洗いのあとはしっかり水気を切ることが大事!
その後で冷蔵保存すればOKです。
まとめ
そのまま常温のままでは、ケールは乾燥して食べられなくなってしまいます。
乾燥させないようにすることは、おいしく食べるためには重要なんです。
ここでケールを保存する時のひと手間ポイント!
ケールを冷蔵や冷凍保存するときに、ちょっと気を付けるだけで栄養素もそのままで保存できちゃいます。
保存するときは、必ずケールに水気を残さないようにしっかりと取ること!
それから50度洗いもおすすめです。
少し手間ですが、シャキっとなってケールの日持ちも良くなります。
健康維持のためにも、栄養豊富なケールを日々の食生活の中に取り入れていきたいですね。
継続するためには、やはりおいしく食べられるっていうのが一番です。
保存する時のちょっとした手間でケールの新鮮さと栄養をそのまま残せるので、いつでもおいしく食べられます。
ぜひお試しください。
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