「ほうれん草って冷凍保存して大丈夫なの?」
「冷凍したら栄養価が変わっちゃわないのかなあ・・・」
「冷凍するおすすめの方法があったら知りたい」
こんな疑問に答えます。
こんにちは、美味しいスムージー編集部のモリナです。
ほうれん草って体に良い野菜ですけど、保存のやり方によって栄養価が変わるんですよ。
せっかく食べるんだったら、栄養価が高いまま食べたいもの。
というわけで今回はほうれん草の栄養を上手に残す冷凍方法について詳しく紹介します。
それではまいりましょう!
Contents
ほうれん草を冷凍したら栄養価は変化するの?
結論からいうと、冷凍のほうれん草は生よりも栄養価が下がっています。
ただ、これは冷凍そのものによる損失ではありません。
冷凍する前に茹でたりする、つまり加熱処理によって栄養が流れてしまう、というイメージです。
「ほうれん草を数カ月間冷凍庫で保存してもほとんど変化はなかった」という実験結果もあるので、基本的には冷凍そのものによって栄養価がなくなるということはなさそうです。
少なくとも冷蔵保存するよりはだいぶマシみたいですよ。
冷蔵庫にいれたままにしておくと、栄養価がどんどん下がっていくんだとか。
ほうれん草を長く冷蔵保存すると栄養価が失われる
ほうれん草を冷蔵庫に長いあいだ保存したら栄養価が失われてしまいます。
10日間冷蔵庫に保存した場合は、なんと約7割の栄養価が失われてしまうといったデータがあります。
もしほうれん草をすぐに使わない場合は、冷蔵よりも冷凍の方がおすすめということになります。
ほうれん草のような葉物野菜は、冷蔵庫に入れておいてもあまり日持ちしませんよね。
冷蔵庫であまり長い間おいておくと、栄養価どうこう以前に傷んでしまって食べられなくなります。
買って数日で使い切らないようなら、早めに冷凍してしまうのがおすすめかもしれませんね。
ほうれん草の冷凍方法は2種類ある
ほうれん草の冷凍保存には以下2つの方法があります。
- 茹でて冷凍する
- 生で冷凍する
それぞれを詳しく紹介していきます。
茹でて冷凍する
茹でて冷凍する場合は、
- ほうれん草をしっかりと洗って泥や汚れを落とす
- 鍋にお湯を沸かして沸騰させる
- 約10~20秒ほど、根の部分のみを湯につける
- その後に葉の部分も湯につける
- 冷水で冷やす
- 軽くしぼって水切りをする
※水っぽいと食感が悪くなるので、しっかりと水切りをしてください。 - フリーザーバッグに入れて、冷凍する
長く茹でてしまうと栄養価が下がる可能性があります。
栄養を保つためにも茹で時間は1分程度にとどめておきましょう。
また、ほうれん草を切らずにそのまま茹でるということも大切です。
先に切ってから茹でるとどうしても断面から栄養が流れてしまいます。
まとめると「そのままの状態で軽く茹でる」ということね。
ほぐして冷凍するのがポイント
茹でたほうれん草を冷凍するとき、なるべくほぐしてから冷凍庫に入れるのがおすすめです。
バラバラの状態にしておいたほうが使いたい量だけ取れますし、解凍もしやすいからです。
あらかじめ食べやすい大きさに切って小分けしておくとなおベストです。
茹でずに生で冷凍する
茹でずに生で冷凍する場合は、
- ほうれん草をしっかりと洗って、汚れを落とす
- 水気を切ってフリーザーバッグに入れて冷凍保存する
フリーザーバッグに入れるときはできるだけ空気を抜きましょう。
空気が入ってしまうと酸化や変色の原因になります。
空気抜きのやり方
- ストローを用意する
- ストローをフリーザーバッグの隅っこに置く
- ストロー部分以外をチャックで閉める
- ストローから空気を抜いていく
旬な時期のほうれん草を冷凍しよう!
ほうれん草の旬な時期は12月ごろです。
「冬のほうれん草は甘い」っていいますよね。
寒い季節にほうれん草が甘いのは糖をたくわえるからです。
自身が凍ってしまわないための、ほうれん草の生きる知恵なんだそうですよ。
甘いだけでなく、この時期のほうれん草は栄養価も高くてビタミン豊富です。
旬の時期のほうれん草を冷凍保存しておくのもいいですね。
冷凍ほうれん草はグリーンスムージーにするのがおすすめ!
「冷凍したら使うとき解凍しなきゃいけないし、めんどくさい・・・」
なんて思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
そんなあなたにおすすめしたいのがグリーンスムージーです。
グリーンスムージーなら、ほうれん草を冷凍したままミキサーして簡単につくることができます。
野菜は一度冷凍をしたら細胞壁が壊れてしまうので、そこからの調理だと栄養素が逃げてしまう可能性が高いんです。
でもそのままグリーンスムージーにすれば、栄養を丸ごといただけるのでおすすめです。
生で冷凍し、生のまま食べる!
簡単なので一度やってみてくださいね。
そのような場合は常温になってから飲むようにしてみてくださいね。
まとめ
- ほうれん草は冷凍で栄養を維持できる
- 旬な時期(12月頃)のほうれん草がおすすめ
- 冷蔵庫は栄養価を失う可能性がある
- ほうれん草は生で冷凍しても、茹でてから冷凍してもいい
- 冷凍ほうれん草はグリーンスムージーにするのもおすすめ
いかがでしたか?
今回はほうれん草の栄養や冷凍方法について紹介しました。
食べるなら栄養価が高いものを食べたいですよね。
今回の記事が参考になれば幸いです!
コメント