甘酸っぱくて見た目もかわいい姿のラズベリー。
でも、日本ではいちごやブルーベリーほどメジャーな果物ではありませんよね。
ラズベリーは一般的にはあまり売られていないので、いざ手に取って食べようとしたときに、
「ラズベリーはどうやって食べたらいいの?」
「種は食べられる?どう処理すればいいんだろう・・・」
など、分からない方が多いのではないでしょうか?
そこで、今回の記事ではラズベリーのおいしい食べ方やラズベリーの入手方法をご紹介します。
また、後半では、ラズベリーの種の処理や食べごろについても解説していきますね。
美容や健康にも良いラズベリーを、楽しみながらおいしく味わってみてください。
Contents
ラズベリーのおいしい食べ方を紹介
ラズベリーは酸味の強い甘酸っぱい味と強い香りが特徴です。
この「酸味」と「香り」を活かす食べ方を、
- 生でそのまま食べる
- 加工して食べる
の2パターンに分けてご紹介していきますね。
生のラズベリーのおいしい食べ方
生のラズベリーの味や香りを活かすなら、次のような食べ方がおすすめです。
酸味が程よくおさえられ、グッと食べやすくなりますよ。
・ヨーグルトやアイスクリームに添える、混ぜる
ラズベリーがヨーグルトの酸味やアイスクリームの甘さを引き立てます。
・ケーキにトッピングする
ラズベリーは生クリームとの相性が抜群です。
手作りケーキのトッピングはもちろん、つぶして生クリームに混ぜるとピンク色のクリームが出来上がります。
・スムージーを作る
バナナやはちみつを加えてミキサーにかけると、マイルドな酸味のラズベリースムージーが味わえます。
それでも、”生のラズベリーの酸味が苦手”という方に向けて、加工したラズベリーの食べ方をご紹介します。
加工したラズベリーのおいしい食べ方
ラズベリーはジャムやはちみつ漬けなどに加工すると、さらに酸味がおさえられさっぱりとした味わいになります。
それぞれ、簡単に作れるレシピをご紹介しますね。
・ラズベリージャム
画像引用:COOKPAD
材料(鍋で作りやすい分量)
- ラズベリー200グラム
- グラニュー糖100グラム
- あればクエン酸小さじ半分弱、無ければレモン汁小さじ1位
あまずっぱい、甘さ控えめのジャムです。甘さは好みによって調節してくださいね。
ラズベリーは生でも、手に入りやすい冷凍のラズベリーでもOKです。
冷蔵保存で2週間程度を目安に食べきりましょう。
・ラズベリーのはちみつ漬け
画像引用:COOKPAD
材料(お好みの量)
- ラズベリー(生)適量
- はちみつ適量
ラズベリーをはちみつに漬けるだけ。ジャムより簡単です。
はちみつにラズベリーが溶け込んで赤色に染まってきます。
アイスティーに入れたり、炭酸水に加えたり、いろいろアレンジできるので便利です。
冷蔵保存で1週間程度です。
<ラズベリーの種は食べられる?>
ラズベリーの実の中に一つ一つに入っている種。
「本当にこの種は全部食べてもよいの?」と思うかもしれませんね。
ラズベリーの種はそのまま食べられるんです。
ベリー系の中では小さく目立ちませんが、このツブツブの食感が苦手な方もいるようです。
<ラズベリーの種の処理の仕方は?>
そこで、簡単に種を取り除けるラズベリージャムのレシピをご紹介します。
この方法だと時間をかけず作れるので超おすすめですよ。
・簡単早い☆ラズベリージャムの種の濾し方
画像引用:COOKPAD
(引用ここから)
- ラズベリーやブラックベリー作る分だけ
- 砂糖果実の分量の20〜30%
(引用ここまで)
ポイントは金ザルと泡立て器を使うことですね。
種を濾す作業がラクにできます。
なお、こちらの記事でもラズベリーの嫌いな方むけの食べ方をご紹介していますので、知りたい方はご覧ください。
>>ラズベリーがまずくて嫌い!嫌いな理由は?ラズベリーのおいしい食べ方を紹介!
ラズベリーを手に入れるには?
ラズベリーの酸味と香りを活かすには、生でそのまま食べるのが一番よいといわれています。
でも、生ラズベリーはどこで売ってるのか分からない方も多いのではないでしょうか。
国産の場合、旬の6月~7月頃に一般のスーパーに出回ることがあります。
しかし、基本的に生のラズベリーは傷みやすいため、デパートや専門店でしか手に入らないことが多いんです。
そこでおすすめしたいのが通販で手に入れる方法です。
通販であれば事前に予約もできますし、買いに行く手間も省けてすごく便利です。
生のラズベリーを通販で
通販でも、生のラズベリーを扱うショップはそう多くはないようです。
その中でもユーザ評価がよいお店をご紹介しますね。
・ラズベリー(木苺・フランボワーズ)
アメリカ産のラズベリー(170g入り)です。
画像引用:Yahoo!ショッピング
冷凍ラズベリーを通販で
季節に関係なく手軽に購入したい場合には冷凍ラズベリーがおすすめです。
生のラズベリーに比べて手頃な値段で購入できます。
ジャムやソースなどの加工用に便利です。
・冷凍ラズベリー 1kg 【フランボアーズ・木いちご】【トルコ産】
オーガニック認証を取得しているトルコの契約農家で栽培されたラズベリーを使用しています。
収穫してすぐ冷凍保存されるため栄養が保たれています。
画像引用:楽天市場
ラズベリーを家庭栽培する
ここまで通販をご紹介しましたが、”超フレッシュなラズベリーが食べたい”という方がいると思います。
そんな方には家庭栽培をおすすめします。
ラズベリーは病害虫や寒さに強く鉢植えでも簡単に育てられるんです。
しかも、葉っぱはハーブティーとして飲めるのでお得感がありますよね。
ラズベリーの育て方のポイントをまとめたので、興味のある方は参考にしてくださいね。
用土 | 水はけのよい土 |
水やり | 4月~7月:1日1回、8月~9月:1日2回、10月~3月:表面の土が乾いたタイミング。 |
日当たり | 半日、日陰程度の場所が良い。夏の日差しに注意。 |
なお、生食に向いている品種の一例をご紹介します。
詳細が知りたい方は、各商品のリンクをクリックしてご覧ください。
・インディアンサマー(ラズベリーの代表品種で濃厚で甘酸っぱい)
・ブラックラズベリー(黒い色のラズベリーで酸味・甘み・コクのバランスが良い)
・ファールゴールド(大粒の黄色のラズベリーで酸味が少ない)
このように、ラズベリーは栽培がしやすいため、簡単に採れたてが食べられるんです。
ラズベリーの苗はちょっと価格が高めですが、毎年収穫できるので十分元はとれますよ。
フレッシュなラズベリーを食べたい方はチャレンジしてみてくださいね。
ラズベリーの食べごろは6月~9月
国産ラズベリーであれば6月~9月頃までが旬の時期になります。
なお、ラズベリーの代表品種「インディアンサマー」などの二季なり性のものは、夏だけではなく秋(10月~11月)にも収穫が楽しめます。
・食べごろのラズベリーの見分け方は?
次のような特徴があれば食べごろのサインです。
- 全体的に濃く色づいている
- 実が柔らかい
- ラズベリー特有の熟したよい香りがする
- ラズベリーの実を軽く引っぱって取れる(家庭栽培の場合)
なお、食べごろのラズベリーはとても傷みやすいものです。
もし、パック詰めの商品をお店で購入する場合、下側の実がつぶれて傷んでいないかチェックしてくださいね。
まとめ<\h2>
今回はラズベリーの食べ方や種の扱い方、食べごろについてご紹介しました。
おいしい食べ方としては、生のままやジャムなど、ラズベリーの風味が活かせるシンプルなものがおすすめです。
また、家庭栽培には生食に合う品種を選ぶのがポイントです。採れたてでフレッシュな実を味わいましょう。
ラズベリーの種が苦手な方は、種の濾し方を参考にジャムづくりを楽しんでみてくださいね。
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