お浸しや炒め物など、色々な料理に大活躍のほうれん草。
使いやすい上に、美味しくて、しかも栄養たっぷりの人気野菜です。
だけど、いざ料理に使おうと思ったら家にほうれん草がない・・・なんてことありますよね!
また、買いに行っても、売れ切れてて手に入らないことや、値段が高くなってて手が出ないこと、ありませんか?
実際私も、スーパーで値段を見て「やめよっかな」となることもあります(笑)。
ほうれん草って価格の変動が激しいので、野菜高騰の時は本当に手が出ないほど高値になるんですよね・・・
そんなときは、思い切って別の野菜で代用しちゃいましょう!
でも、
「どんな野菜を使えばいいの??」とか
「調理法に合わせた代用品が知りたい!」なんて人もいるはず。
そこで今回は
- ほうれん草の代わりになるのはこんな野菜
- ほうれん草の代用品・調理法別おすすめ
- どうしてもほうれん草がいい!そんな時の対処法
といった内容をわかりやすく紹介していきます!
ぜひ参考にしてみてください。
Contents
ほうれん草の代わりになるのはこんな野菜!
今回ほうれん草の代用品としておすすめするのは以下の野菜です。
- 小松菜
- 水菜
- 春菊
- チンゲン菜
- つるむらさき
- モロヘイヤ
- 豆苗
- 白菜
- クレソン
それぞれの野菜について、詳しくみていきましょう。
小松菜
ほうれん草と見た目も似ているので、代用品として思いつく人も多いかも。
野菜の中でも比較的価格が安定していて、大体はほうれん草より安価で売られています。
クセのない味で、幅広いメニューに代用可能です。
アクが少ないのでサラダなど生でも食べられます。
実は栄養価が高く、カルシウムや鉄分はほうれん草より多いんですよ。
水菜
京都原産と言われており、日本で古くから親しまれてきた水菜。
ほうれん草と同じく冬が旬の野菜です。
シャキシャキした歯ごたえが特徴。
食感を活かして、さっと茹でたりサラダにするのがおすすめです。
生食なら、やわらかく苦味をおさえた「サラダ水菜」を使うのがいいかも。
春菊
関西では菊菜とも呼ばれています。
独特の香り・味のクセがあり、好き嫌いが分かれる野菜かもしれませんね。
茹でてお浸しや和え物、お鍋や汁物の具材、サラダなどがおすすめです。
葉の切れ込みが深いものは、独特の香りや苦味が強いんだそう。
クセが少なく生食でも食べやすい「サラダ春菊」もあります。
ほうれん草と同じく、βカロテン、ビタミンC、カルシウムなどが豊富です。
チンゲン菜
中国原産で、中華料理の炒め物でおなじみの野菜ですね。
シャキシャキした歯ごたえがあり、炒めてもあまりかさが減らないのが特徴です。
定番の炒め物はもちろん、スープや和え物などにも使えます。
意外と和風・洋風の味付けにも合うんです。
サラダにする場合は水気が気になるので、塩もみして使うといいでしょう。
つるむらさき
あまりメジャーな野菜ではないですが、旬(夏)になるとスーパーに並んでいます。
葉はやわらかく肉厚で、過熱したり切ったりすると独特のヌメリが出るのが特徴です。
新鮮なものは生食も可能ですが、ちょっと土くささや苦味、えぐみがあるので過熱がおすすめ。
生で食べる場合はマヨネーズや塩気の強いハムなどと食べるとクセが和らぎます。
お浸し、汁物はもちろん、葉がしっかりしているので、炒め物や揚げ物にも使えます。
モロヘイヤ
つるむらさきと同様、過熱したり切ったりすることで粘りが出る葉物野菜です。
味も香りもクセが少なく、使いやすい野菜。
ただ、アクがあるので下茹でしてから使いましょう。
お浸しや、納豆など他のネバネバ食材と和えて食べるのがおすすめです。
モロヘイヤは「野菜の王様」と言われるほど、栄養価が高いんだそう。
β-カロテンはほうれん草の2倍以上、カルシウムはほうれん草の約5倍も含まれています。
そのほかにも葉酸、ビタミンK、食物繊維たっぷり。
健康のためにも、見かけたらぜひ買っちゃいましょう。
豆苗
豆苗の正体は、えんどう豆の若葉。
100円前後と、比較的安価かつ価格が安定している上、なんと再収穫ができます。
お得な野菜ね(笑)。
炒め物や鍋、サラダにも使えますが、生だと豆の風味が強いことも。
クセが気になる人は過熱調理がおすすめです。
β-カロテン ビタミンC、食物繊維が特に多く含まれています。
白菜
冬場は特に安価で手に入りやすい白菜。
味が淡白なので味付けや調理法を問わず、幅広く使える野菜です。
煮込んだり鍋に入れるとかさが減ってたくさん食べられます。
歯ごたえを楽しむのもよし、トロトロに煮込んでも美味しいですよね。
95%が水分で栄養価はそれほど高くないですが、低カロリーでおなかいっぱい食べても太りにくいので、ダイエットに向いています。
クレソン
ステーキなど、肉料理の付け合わせのイメージが強いクレソン。
ピリッとした辛味・苦味と独特な香りが特徴です。
サラダ、もしくは軽く炒めて食べるのがおすすめ。
最近ではサラダ用のクレソンも売っているようです。
脂っこい料理と一緒に食べると、口の中がさっぱりしますよ。
ほうれん草の代用品を調理法別におすすめ
ほうれん草の食べ方として多いのは「生」「茹でる」「炒める」ではないでしょうか?
それぞれ調理法別に、おすすめの代用品を紹介します。
生で食べる場合のおすすめ代用品
サラダにすることも多いほうれん草。
生で食べる場合のおすすめ代用品は
小松菜・水菜・春菊(サラダ用)・クレソン(サラダ用)などです。
チンゲン菜・白菜などは水気が多いので、サラダの場合は塩もみするといいでしょう。
茹でる場合のおすすめ代用品
お浸し、和え物はほうれん草の定番ですよね。
茹でて食べる場合には、
小松菜・春菊・水菜・つるむらさき・モロヘイヤ・豆苗・白菜などがおすすめです。
つるむらさき・モロヘイヤは茎と葉を分けて茹でましょう。
炒める場合のおすすめ代用品
炒めものに使う場合は
小松菜・チンゲン菜・豆苗・白菜・クレソンなどがおすすめです。
ほうれん草と同じで、炒めすぎると食感が悪くなってしまうので、手早く炒めましょう。
どうしてもほうれん草がいい!そんな時の対処法
ほうれん草の代用品として色々な野菜を紹介しましたが、
「どうしてもほうれん草がいい・・・」
そんな時は冷凍のほうれん草を活用しちゃいましょう!
市販の冷凍ほうれん草を買う
最近は急速冷凍などの技術が進み、市販の冷凍ほうれん草も美味しいんです。
普通のほうれん草ではなく、冷凍用の葉が肉厚なほうれん草を使用した商品もあるとか。
袋から出してすぐ使えるのもいいですよね。
冷凍してストックしておく
安売りなど、手に入りやすいときに買っておいて、冷凍のストックを作っておくのもいいですね。
生でも茹ででも冷凍保存できますが、茹でると若干筋っぽくなるかも。
それぞれの冷凍保存方法は以下のとおり。
生で冷凍する場合
使いやすい大きさにカットしてから、水気を切って容器(密閉容器やフリーザーバック)に入れて保存します。
茹でて冷凍する場合
さっと下茹でした後に冷水で色止めし、水気を切って容器に入れ保存します。
※フリーザーバックの場合はできる限り空気を抜きましょう。空気と触れて酸化するのを防げます。
ちなみにほうれん草は冷凍すると栄養素がキープできるのでおすすめの保存方法です!
まとめ
いかがでしたか?
ほうれん草がないとき、おすすめの代用品として
小松菜・水菜・春菊・チンゲン菜・つるむらさき・モロヘイヤ・豆苗・白菜・クレソン
を紹介しました。
ほうれん草とは味や食感は違いますが、代用品を使うことで新たなおいしさを発見できるかもしれません。
また、メニューによっては冷凍のほうれん草も活用できますね。
急に必要になったときのために、普段からストックしておくと安心です。
これでもう、ほうれん草が手に入らなくても大丈夫。
調理法に合わせて色々な野菜を活用し、料理を楽しみましょう!
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