ビーツの葉・茎は食べられる！栄養抜群ビーツをまるごと美味しく食べよう！

最近聞く機会の増えつつある「ビーツ」
食べる輸血や奇跡の野菜とも言われ栄養価抜群です。
世界三大スープで知られるボルシチや、おしゃれなカフェではサラダに入っていたり。

私たちのイメージの「ビーツ」は、実は根の部分。
ビーツの葉・茎まで栄養満点！
ビーツは根から葉まで丸ごと食材として使えるスーパーフード。
なので葉っぱを捨てるなんてもったいない！

ビーツの葉っぱの素晴らしさを再度知ってもらいたい！
ということで今回は、

ビーツの葉っぱに含まれる栄養素
ビーツの葉・茎を美味しく食べるレシピ集

についてわかりやすくお伝えしていきます。

Contents

1 ビーツの葉・茎の栄養！
2 ビーツの葉・茎の食べ方レシピ集
3 まとめ

ビーツの葉・茎の栄養！

ビーツの葉や茎には、根よりもはるかに高い割合の栄養素が含まれています。

（引用ここから）
ニューヨークのダイエットセンター｢Medical Weight Loss｣に所属する公認管理栄養士、マーサ・パスクッチいわく、「根菜の葉を切り捨てるとカルシウム、ビタミンA・C、そしてホウレン草以上の鉄分も一緒に捨てることになる」。ビートの葉を刻み、少量のニンニクとオリーブオイルで炒めれば、あっという間においしい副菜の出来上がり。
（引用ここまで）
引用元：捨てるのはSTOP！栄養士おすすめ、栄養豊富な食材の皮＆茎の「おいしい活用術」

根と葉の部分を比較してみましょう！
ビートグリーンの栄養プロファイル（100gあたり）

カロリー／栄養素	ビートグリーン（葉）	ビーツ　根（生）
カロリー	22kcal	41kcal
炭水化物	4.33g	9.3g
食物繊維	3.70g	2.7g
飽和脂肪酸	0.02g	0.02g
一価不飽和脂肪酸	0.03g	0.02g
多価不飽和脂肪酸	0.05g	0.04g
オメガ-3脂肪酸	0.01g
オメガ-6脂肪酸	0.04g
タンパク質	2.20g	1.6g
ビタミンK	400.0mcg	0
ビタミンA	316mcgRAE	0
ビタミンC	30.0mg	5mg
ビタミンB2	0.22mg	0.05mg
ビタミンE	1.50mg	0.1mg
ビタミンB1	0.10mg	0.05mg
ビタミンB6	0.11mg	0.07mg
葉酸	15.0mcg	110mcg
ナイアシン	0.40mg	0.3mg
コリン	0.40mg
銅	0.19mg	0.09mg
マンガン	0.39mg	0.15mg
マグネシウム	70.0mg	18mg
カリウム	762.0mg	460mg
鉄	2.57mg	0.4mg
ナトリウム	226.0mg	30mg
カルシウム	117.0mg	12mg
亜鉛	0.38mg	0.3mg
リン	41.0mg	23mg
セレン	0.90mcg	–

参考：ビートグリーン栄養の事実、利点、懸念
 文部科学省　第2章　日本食品標準成分表
ビーツの葉・茎に含まれる素晴らしい栄養価おわかりいただけたでしょうか？
ビタミンCに関しては、1日の推奨摂取量の約3分の1を満たします。

ビーツの根だけではなく、葉・茎への興味が湧いてきたと思います。
それでは実際に作ってみましょう。
下処理の方法から順番に紹介していきます。

もりな

今日からビーツの茎・葉も食卓に仲間入り！

ビーツの葉・茎の食べ方レシピ集

ビーツの茎・葉には生でそのまま食べるには少しクセがあります。
食べやすくするために、まず簡単な下処理の方法をご紹介します！

ビーツの葉・茎の下処理

ビーツの茎・葉の下処理方法は、ごく一般的なやり方だと茹でて氷水にさらす方法があります。
しかし、これだとビーツ特有の色素や栄養が溶け出してしまうため、”蒸す”という方法がおすすめです。
こちらのレシピで詳しいやり方が解説されているので、参考にしてくださいね。
ビーツの茎と葉っぱの下処理 by RASBERY