「ブルーベリーを食べ過ぎるとアレルギーがおこる?健康的な摂取量は?」

「ブルーベリーを食べ過ぎるとアレルギーがおこる?健康的な摂取量は?」フルーツの知識

ブルーベリーは目にも良く、1年を通して手軽に食べることができます。
生のものだけでなく、ブルーベリージャムもあるので、パンに塗って食べる人も多いと思います。

じつはブルーベリーには、目だけでなく美肌効果や老化防止にも期待できる果物。
健康や美容、ダイエットにもいいので、

「体にいいなら、毎日食べよう!」
「ブルーベリーは小さいし、たくさん食べれる!」

という方もいるかもしれません。
しかし、ブルーベリーを食べ過ぎるとアレルギーおこすことがあるとご存じですか?

「ならブルーベリーって、毎日食べるならどれぐらいの量が良いの?」
というあなたの悩みをこの記事で解決していきます!

もりな
もりな

食べ過ぎのことだけでなく、おすすめのブルーベリーの食べ方も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね!

ブルーベリーの食べ過ぎで起こるデメリット

ブルーベリーには『アントシアニン』といわれる成分が含まれており、この成分が目や体に良いとされています。
しかし、毎日ブルーベリーを食べすぎると、先ほどのアントシアニンや糖分などが逆に、体にデメリットを与えてしまう可能性があります。

もちろん、少しの食べ過ぎ程度では、そこまでのデメリットはないと思われますが、どういった症状が起きるのかを紹介したいと思います。

具体的には、

  • アレルギーをおこす(発疹、腹痛など)
  • 糖分を摂りすぎてしまう
  • 黒い便がでるようになる

などです。
貧血や腹痛などに覚えのある方もいると思うので、それぞれの対処法を見ていきたいと思います。

アレルギー(発疹、腹痛など)

ブルーベリーに含まれるアントシアニンは、消化しにくい栄養素のため、摂取し続けると発疹ができたり、腹痛をおこしたりとアレルギーをおこす可能性があります。

もちろん、よほどの食べ過ぎでなければ、簡単におこるものではないので、もし、体に発疹ができたり、ひどい腹痛が続くようであれば、ブルーベリーを食べることを1度やめ、病院へ検診に行くことをおすすめします。

糖分を摂りすぎてしまう

あまり知られていませんが、ブルーベリーに含まれる糖分は100g(50粒ほど)で約10gと意外に多いです。
これは角砂糖3~4個ほどと同じ糖分量になるので、食べ過ぎを続けると、肥満や糖尿病になるリスクがでてきますので注意が必要です。

対処法としては、健康的な摂取量を目安をきちんと守れば特に問題はないと思われます。

黒い便がでるようになる

ブルーベリーに含まれるアントシアニンは体内に吸収されなかった分は便とともに排出されます。
そのため、便の色が黒や紫色が混じるようになります。

吸収しきれない分を排出しているだけなので2~3回ほど出せば戻りますが、食べ過ぎのサインの1つといえるのでこの場合、1度ブルーベリーを食べることをやめるべきです

ブルーベリーの健康的な摂取量

結論からいうと、ブルーベリーの健康的な摂取量は、1日40gといわれています
これを個数にすると「生」のもので大体20粒、「乾燥」されたものだと30粒ほどになります。

これはアントシアニンの量から考えたものです。
アントシアニンの1日の摂取量の目安は50mg~60mgとされているからです。

ちなみに、ブルーベリーは加熱や冷凍に強く、ジャムなどにしてもアントシアニンが失われることはないといわれています。
生や乾燥のブルーベリーだけでなく、ブルーベリージャムも食べる方は、目安の摂取量を超えやすいので注意したほうがいいですね。

ブルーベリーを適切な摂取量で食べ続けた場合のメリット

食べ過ぎを控え、ブルーベリーを健康的な摂取量で食べた場合、次のようなメリットがあるといわれています。
具体的には、

  • 目に良い
  • 抗酸化作用がある
  • 便秘の改善につながる

などです。
これについてはブルーベリーの効果・効能について詳しく書いた記事があります。以下を参考にしてください。

ブルーベリーの栄養と効果はすごかった!目を含む詳しい効能を解説!
ブルーベリーの栄養素と効果・効能についてまとめています。目にいいとよく言われるブルーベリー、その理由とは?この記事ではブルーベリーの色々な食べ方もあわせて紹介しているので、参考にしてくださいね!

ブルーベリーのおすすめの食べ方

ブルーベリーは1年を通して味を楽しむことができます。
そのまま食べても甘酸っぱくおいしいですが、おすすめの食べ方も簡単に紹介します。

デザートにトッピング

甘酸っぱいブルーベリーはヨーグルトやケーキなどと相性が良いです。
普段の食べ物にブルーベリーを乗せ、少し違った味わいを考えるのもちょっとした楽しみにできます。

トッピングする際は、少し多めにブルーベリーを入れるのがおすすめのようです。

ジャムにしてパンなどに塗る

ブルーベリーはジャムにすることで長期保存をできるようになります。
普段、朝食にパンを食べる人はブルーベリージャムを塗るようにするのもありです。

健康を考えるだけでなく、食事のレパートリーを増やすこともできるのもうれしいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
ブルーベリーは健康にいいとはいえ、食べ過ぎはやっぱりよくないですね。

ブルーベリーを毎日食べるのであれば、1日に40g

  • 生のブルーベリーで 20粒ほど
  • 乾燥されたブルーベリーで 30粒ほど

が健康的な摂取量となります。
また、豆知識になりますが、ブルーベリーによく見られる白い粉のようなものは、「ブルーム」と呼ばれる果粉の一種で健康に影響はないといわれています。

毎日食べ続けることが自身の健康につながります。

もりな
もりな

ブルーベリーが好きでたくさん食べたくもなりますが、健康にも良いということをうまく取り入れて、笑顔で送れる生活を目指しましょう!

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