突然ですが質問です!
↑この葉っぱ、小松菜かチンゲン菜、どちらか分かりますか?
・
・・
・・・
答えは、小松菜です。
スーパーに行くと「これは小松菜?それともチンゲン菜?」と迷った経験のある方もいるのではないでしょうか。
と、戸惑ったっこともあるかと思います。
葉では見分けにくい小松菜とチンゲン菜、いったいどこで見分けるのでしょうか?
というわけで今回は、
- 小松菜とチンゲン菜の見た目や栄養の違い
- 両者の似ているところと見分けるポイント
について紹介していきます。
このページを読み終わる頃には、小松菜とちんげん菜の違いがバッチリわかるようになるので、安心してくださいね。
見比べると一目瞭然!見分けるポイントは茎の太さにありました
小松菜 | チンゲン菜 | |
科目 | アブラナ科アブラナ属 | アブラナ科アブラナ属 |
原産国 | 日本 | 中国 |
葉 | 丸みがあり、緑色の楕円形 | 丸みがあり、緑色の楕円形 |
茎(色) | 緑色 | 淡緑色 |
茎(太さ) | 細い | 太い(幅がひろくて肉厚) |
結論、見分け方は茎の太さにありました!
- 茎が細い→小松菜
- 茎が太い→チンゲン菜
スーパーに行くとこんな感じの株数で入っていますね。
- 小松菜→3~4株で一袋
- チンゲン菜→2株で一袋
これでもう、スーパーで迷うこともなくなりますし、他の人に説明することもできますね。
小松菜とチンゲン菜、実は両方とも同じアブラナ科です。
茎の太さ以外はとてもよく似ているんですよ。
だから惑わされてしまうんですね。
続いては、栄養価をみていきましょう。
こちらは、可食部100gあたりで比較しています。
小松菜 | チンゲン菜 | |
ビタミンC | 39㎎ | 24㎎ |
カルシウム | 170㎎ | 100㎎ |
カリウム | 500㎎ | 260㎎ |
鉄分 | 2.8㎎ | 1.1㎎ |
カロテン | 3100μg | 2000μg |
結果、全体的に小松菜のほうが栄養価が高いことがわかりました!
栄養素としてはやはり似ていて、小松菜もチンゲン菜もビタミン、ミネラル、カルシウムを豊富に含んでいます。
その中でも
- ビタミンC
- カルシウム
- カリウム
- 鉄分
- カロテン
が豊富な印象ですね。
栄養価が高いほうを食べたい人は小松菜を選ぶべき!
よりおいしい小松菜とチンゲン菜を選ぶポイント
せっかく買うのなら、よりおいしい小松菜とチンゲン菜を買いたいですよね!
そこで、よりおいしい小松菜とチンゲン菜を選ぶポイントについて紹介します。
まずは、おいしい小松菜を選ぶポイントから。
- 茎が他の小松菜と比べて太め
- 張りがあってみずみずしい
- 葉が青々としていて濃い緑色
ちなみに育ちすぎた小松菜だと筋っぽい可能性があります。
程よい大きさがいいですね。
続いて、おいしいチンゲン菜を選ぶポイントです。
- 茎が短く幅広い
- 株の根元がふっくらしている
- 葉の色は淡緑色
- 葉の真ん中がくびれていない
です。
株の根元がふっくらしているものは、甘みと歯ごたえが美味です。
茎の太さで見分けて、おいしく食べよう!(まとめ)
小松菜とチンゲン菜。どちらも葉は丸くて緑色をしていて、よく似ています。
そんなそっくりな両者ですが、一番の違いは茎の太さでした!
- 小松菜→茎が細い。一株が全体的にほっそりしているしているもの
- チンゲン菜→茎が太い。葉も茎も幅広で一株が大きい
栄養面でも、小松菜、チンゲン菜ともに
- ビタミンC
- カルシウム
- カリウム
- 鉄分
- カロテン
を豊富に含んでいます。
比べると、小松菜のほうがチンゲン菜よりも栄養価が高めということでした。
どちらもシャキシャキとした食感でおいしい野菜です。
茎の太さで見分け、よりおいしい素材のものを選んで、食卓を彩ってみてはいかがでしょうか。
コメント