パイナップルって生後何か月から食べさせていいんだろう?
離乳食としてパイナップルを食べさせたいけど、レシピはどんな感じのものがあるのかな?
そんなあなたの疑問にお答えします。
赤ちゃんはとてもデリケートなので、パイナップルなどの刺激が強い食べ物は与えていいのか、心配になりますよね。
また、生のままの方がいいのか、調理してからの方がいいか、はたまた缶詰のものがいいのか、特に食べ物のことに関しては、赤ちゃんに対して気を遣うことは多いですよね。
パイナップルは離乳完了期の1歳〜1歳6ヶ月頃から与えてよく、初めは加熱調理をしてから食べさせるようにしましょう!
アレルギーなどの問題もあるので、少しずつ慣らしていくのが良いそうです。
今回は、パイナップルは赤ちゃんにいつから食べさせていいのか、あげる際のポイント、離乳食のレシピなどについてお伝えしていきたいと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
Contents
パイナップルはいつから食べさせていいの?
パイナップルは、奥歯が生え、繊維質をしっかりと噛むことができるようになった、離乳完了期の1歳〜1歳6ヶ月頃から与えてよいとされます。
それ以前の、噛まずに飲んでしまう時期に与えると、パイナップルの食物繊維によって喉を詰まらせたり、まだ消化機能が発達途中の赤ちゃんは内臓に負担がかかってしまい、下痢をしてしまうこともあるかもしれません。
パイナップルにはタンパク質分解酵素であるブロメラインというものが含まれていて、まだ体や皮膚が弱い赤ちゃんは、口の周りがかぶれたり、胃腸の調子を崩したりする可能性もあるので、気を付けましょう。
パイナップルに限らずですが、果物はとくにアレルギー反応が出る場合もあるので、初めての食べ物を与える際には、平日の午前中など、近くの医療機関を受診できる時間に食べさせるようにしましょうね。
パイナップルを与えるときのポイント3つ
赤ちゃんの皮膚や体は、私たちが思っているほど未熟です。
とくに刺激の強いパイナップルなどを食べる時には、いくつか気を付けることがあります。
そのポイントを3つ紹介していきますね!
- 加熱調理したものを与える
- すりおろすか、細かくカットする
- 食べ終わった後、口の周りをきれいに拭く
加熱調理したものを与える
パイナップルに含まれるブロメラインは、摂り過ぎると舌のピリピリ感や口周りのかぶれ、胃腸を痛くする可能性を持っている酵素です。
ですがブロメラインは、60度以上で加熱すると効力が失われてしまうという性質があるので、パイナップルを赤ちゃんに食べさせるときは、加熱してから与えるようにしましょうね。
また、すでに加熱処理がしてある缶詰を食べさせるのも良いと思います。
注意点として、糖分や塩分が多く味の濃いものは、消化吸収の負担になったり、味覚に影響を与えることもあるので、缶詰を食べさせるときはしっかりシロップを洗い流してから食べさせましょう。
加熱調理してから与えるほうが良いといっても、アレルギー反応は個々の体質によって起こる場合もあるので、パイナップルを与える時はまず小さいスプーンくらいの量から始め、慣れてきたら段々と増やしていくようにしてくださいね。
すりおろすか、細かくカットする
パイナップルは食物繊維が豊富です。
まだ歯があまり生えてきていない赤ちゃんは、すりつぶすことなく繊維ごと飲み込んでしまう可能性があるので、すりおろしてから食べさせるのが一番安全なんですよ。
また、ブロメラインや酸味成分が口の周りについてしまうと、ブツブツができたりかぶれることがあるので、すりおろさないときでも細かくカットするようにしましょう。
カットするのが大変だと感じたときは、カットフルーツを買うと便利ですよ!
食べ終わった後、口の周りをきれいに拭く
食べた後はかぶれ、かゆみを防ぐために濡れたガーゼなどで口周りを拭いてあげましょう。
また、口の中にブロメラインが残ってしまうと、舌がピリピリしたりして赤ちゃんに不快感を覚えさせてしまう可能性があるので、白湯やミルクなどを飲ませて、かゆみの元となる原因や食べかすを除去してあげると良いですね。
パイナップル離乳食のレシピ4選
パイナップルを食べるのに慣れてきたら、離乳食の幅を広げてお子さんを満足させちゃいましょう!
ここでは、パイナップル離乳食のレシピを4つご紹介していきます。
- 離乳食後期 なんちゃって酢豚
- 離乳食!パイナップルハンバーグ☆
- 冷製☆じゃがいもの簡単フルーツ煮
- パイナップルとバナナの離乳食
離乳食後期 なんちゃって酢豚
パイナップルの酵素でお肉が柔らかくなります。
甘めに作ることでお子さんもおいしく食べられますね!
離乳食!パイナップルハンバーグ☆
パイナップルの缶詰でできるお手軽ハンバーグ!
大人も一緒に食べられるみたいです。
冷製☆じゃがいもの簡単フルーツ煮
おいもとフルーツですぐできちゃう、簡単おやつ。
食物繊維が豊富なので、お通じ対策に女性にもおすすめできます!
パイナップルとバナナの離乳食
パイナップルとバナナを混ぜただけ!
これだけでも食べやすくなっちゃうんですよ。
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余ったパイナップルの保存方法
離乳食に使うパイナップルは少量なので、1度では食べきれないと思います。
そんな時の保存方法をお伝えしますね!
冷蔵
保存期間は約2~3日。
カットして余ったパイナップルは、断面にぴったりラップがつくように包むようにしましょう。
包丁を入れていないパイナップルの場合は、新聞紙などでくるんでから入れると良いそうです。
冷凍
保存期間は約1~2か月。
皮を切り落とした後、カットパインのように細かくカットしましょう。
パイナップル同士がくっつかない程度にラップを敷いたトレーに並べ、凍った後にジップロックに入れ、冷凍保存します。
冷蔵庫で30分ほど解凍させた半解凍の状態でヨーグルトに混ぜて食べさせたり、解凍させた後は加熱調理もできるので、冷凍するのがおすすめです!
まとめ
今回は、パイナップルは赤ちゃんにいつから食べさせていいのかや、離乳食のレシピについてお伝えしましたが、参考になったでしょうか?
パイナップルは離乳完了期の1歳〜1歳6ヶ月頃から与えてよく、初めは加熱調理をしてから食べさせると良いんですね!
ただ、アレルギーには注意しなければならないので、お子様の様子を見ながら少しずつ食べさせるようにしましょうね。
パイナップルは、苦手な子でも調理次第で美味しく食べられます!
この機会にぜひパイナップルの離乳食レシピを覚えていってくださいね!
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