レモンを長持ちさせる保存方法!常温・冷蔵・冷凍に分けて解説します

レモンを長持ちさせる保存方法はどれ?常温・冷蔵・冷凍で比較してみたフルーツの知識

レモンの栄養と言えばビタミンC、そしてあの酸っぱさの成分であるクエン酸が豊富なんです。

これらの栄養は、一度にまとめて摂るのではなく分けて摂るのが体にも効果的!
そのためには、毎日の食生活の中に摂り入れるのがBEST!
だからこそ、いつでもおいしく食べたいですよね。

たくさんあり過ぎて食べきれないときや、冷蔵庫にしまいっぱなしでうっかり腐らせてしまった・・・なんてことになったらもったいないです。
レモンを多く手に入れたときや食べきれないときは、保存しちゃいましょう。

今回は、長持ちさせる上手なレモンの保存方法について、常温や冷蔵、冷凍に分けてそれぞれ解説していきます。

もりな
もりな

そのほかにも普段から手軽に使えるレモンの保存食について紹介していきます!
ぜひ参考にしてくださいね。

レモンを長持ちさせる保存のコツは?

レモンを長持ちさせる保存のコツは?

レモンはスライスやくし形にカットしたり、丸ごと保存するなどいろいろな形で保存することができます。

レモンを保存するときは、キッチンペーパーや新聞紙などに包んで保存します。
レモンはキズが付くと、そこから痛んで劣化しちゃいます。
キッチンペーパーで包むのは、レモンにキズがつかないように守るためなんです。

また、レモンは乾燥を嫌うので、カットした切り口はラップで包むなどして、空気を遮断して保存します。

もりな
もりな

レモンはキズが付かないように保護したり、切り口を空気に触れさせないことで長持ちさせることができるんです。

レモンの保存期間をチェックしてみよう!

それでは、レモンを常温・冷蔵・冷凍でそれぞれ保存した時の保存期間の違いを見てみましょう。

保存方法保存期間
常温早めに使い切りましょう。
冷蔵・野菜室 丸ごと2週間くらい
冷蔵・野菜室 カット4~5日くらい
冷凍全般1ヶ月くらい

それぞれ保存の仕方で、保存期間も違ってきますね。
使う用途に合わせて、保存することで無駄なく使うことができます。

レモンの常温保存はあまりおすすめしません。

レモンの保存は6~8度が適温なんです。
室内の温度や条件などによっても保存期間が変わりますが、果物には肉や魚のようにハッキリとした賞味期限ってないんです。

ただ10度以上の温度になると、レモンの痛みが早くカビが生えたり劣化が進みやすい・・・そのため、レモンの常温保存は難しいということです。

もりな
もりな

レモンの皮が柔らかくなってきたら水分が減って鮮度が落ちてきている証拠!早めに使い切りましょう。

レモンを冷蔵庫の野菜室で保存は2週間くらい

レモンを冷蔵の野菜室で保存する場合、それぞれの保存方法についてみていきましょう。

レモンを1個ずつ保存】・・・2週間くらい
レモンを1個ずつ保存するときは、キッチンペーパーなどで個別に包んで保護!
包んだレモンは保存袋に入れ野菜室で保存します。

【レモンをお好みの形にカットして保存】…4~5日くらい
レモンをカットして保存する場合は、丸ごとよりも保存期間が短くなります。
保存するなら、レモンのカットした面が空気に触れないようにします。
切り口をラップでピッタリと包み、保存袋に入れて野菜室へ!

また、半分にカットしたレモンなら、切り口同士をぴったりと合わせて保存するのもアリ!
お互いの切り口が空気を遮断してくれるので、長持ちします。
使う時は切り口の方からカット!。
残ったレモンは、同じように切り口を合わせてラップで包み、保存袋に入れて引き続き野菜室で保存します。

レモンを冷凍する…1ヶ月くらい

レモンは冷凍すると、シトラールという香りの成分で香りが豊かになり酸っぱさもまろやかに・・・
また冷凍したレモンの皮は細胞が壊れ、渋みが出にくくなります。
細胞が壊れると、固い皮のままでもレモンの果汁が搾りやすいんですね。

皮ごと食べられるので、レモンの香りや風味を思う存分使うことができます。
そして、レモンに含まれているビタミンCは低温に強いので、冷凍によって栄養が失われるってことはないんですね

もりな
もりな

またレモンを皮ごと使うことで、果汁だけで摂取するときよりもビタミンCが5倍多く摂ることができるんです。

【レモンを1個ずつ冷凍】
レモンをきれいに洗い、キッチンペーパーなどで水気をふき取ります。
レモンは1個ずつラップに包んでから保存袋に入れて冷凍庫へ!
冷凍したレモンは、皮が柔らかくなるので、皮のまますりおろせるので搾りやすくなります。

【レモンをスライスして冷凍】
レモンをきれいに洗って好みの厚さにスライスしたら、種を取り除きます。
スライスしたレモンをラップの上に重ならないように並べて、その上からラップで挟むようにして包みます。
レモンが重ならないように保存袋に入れて冷凍庫で保存!

【レモンを半分やくし形にカットして保存】
レモンはきれいに洗って、好みにカットしたら種を取り除きます。
レモンのカット面を空気が触れないようにラップでピタッ!と包んで保存袋に入れて冷凍庫へ!

レモンの果汁を冷凍…1ヶ月くらい

レモンはきれいに洗って水気をふき取り果汁を絞ります。
搾った果汁を、製氷皿に入れて冷凍すればOK!
固まったら、1個ずつ取り出してラップに包み保存袋に入れて冷凍庫で保存。
こうすれば、その都度使う分だけ取り出せるので、無駄もなくて楽チンです!

レモンを塩やはちみつに漬け込む

レモンを塩やはちみつに漬け込む

レモンを保存食に加工する時のpoint!

  • 雑菌の繁殖を防ぐために、保存容器を煮沸消毒することが必須!
  • フタは金属製のものでない方がBEST!
  • 種を取って保存したほうが食べるときジャマにならない!
  • 苦味が気になるときは、皮をむいちゃいましょう!

レモンは、皮ごと使うので国産の無農薬がおすすめ!
外国産のレモンは、輸送時間の関係もあり防カビ剤が使われているんです。

輸入品のオレンジやレモンの皮についている防カビ剤や農薬って大丈夫なの?  
海外から輸入されたレモンやオレンジって、皮ごと食べても大丈夫なの?防腐剤(防カビ剤)や農薬が気になる・・・こんな疑問に答えます。レモンやオレンジにはイマザリル、フルジオキソニルなどの防カビ剤が使われていて、こちらは発がん性もあるとされています。皮ごと食べるなら国産のものを選びましょう。

レモンを塩漬けにする・・・半年から数年

レモンの塩漬けは、レモンの重さの1~3割程度の塩を使います。
塩が強いほど殺菌力があるので長持ちしますが、塩加減はお好みで!
塩レモンの保存状況によっては、5年位保存して使うことができちゃいます。
塩レモンを作っておけば、サラダのドレッシングや調味料として幅広く使えます。

【作り方】

  1. 保存したい密閉容器を煮沸消毒して、自然乾燥させます。
  2. くし形に切ったレモンを塩と交互に瓶に入れ、フタをして冷暗所で保存できます。
  3. 塩が少なめの場合は冷蔵庫に入れて保存します。
  4. 作って1ヶ月くらいは、レモンと塩がなじむように時々瓶を振って様子をみます。
  5. 塩レモンは、だいたい2週間ごろから食べられますよ。

また、塩レモンを使う時はきれいな橋やスプーンを使うようにして、余計な水分や雑菌が入らないようにすれば、長期保存ができます。

レモンをはちみつに漬け込む(砂糖でもOK!)…半年くらい

はちみつも殺菌作用が強いので、比較的長期の保存が可能んです。
のどがいがらっぽいときなど、水やお湯に溶かして飲むのがおすすめ!

【作り方】

  1. レモンをいれる密封の保存容器は煮沸消毒して、自然乾燥させます。
  2. レモンを好みの厚さにスライスして、瓶に入れます。
  3. 瓶に入れたレモンが浸るくらいにはちみつを流し入れます。
  4. 2~3日過ぎたらレモンとはちみつを混ぜ合わせるようにかき混ぜると、だいたい2週間くらいで味がまろやかになります。

レモンは、バラ売りがあったりまとめて安く手に入ることもあります。
おいしいレモンを見分けるときは、手に取ってみるとわかりやすいですね!

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まとめ

まとめ

ここでは、レモンを長持ちさせるための保存方法や加工して保存食にする方法も紹介しました。
冷蔵なら4~5日くらいで使い切るようにして、しばらく使わないときは冷凍しちゃいましょう。
レモンを冷凍すれば、1個ずつでも好みでカットしても1ヶ月くらいは持ちます。

レモンには、爽やかな香りで美容や健康にいい栄養も豊富なんです。
ビタミンCは、アンチエイジングに導いてくれたり、あの酸っぱさの成分・クエン酸は疲れた体を癒す効果も!

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だからといって、レモンを一度のたくさん摂り入れるのではなく、普段から食生活の中にうまく摂り入れるのがBEST!

また、レモンを選ぶときには、皮ごと使うなら国産の無農薬のレモンがおすすめ!
お店で見かけるレモンは、ほとんどが輸入レモン。
そのため、輸送時間などの関係から防カビ剤が使われています。
皮ごと食べるときは、しっかり洗い流すことが大事なんです。

もりな
もりな

レモンを保存するなら塩やはちみつなどにつけておくのもひとつ!
保存食にすれば半年・・・条件によっては数年は持ちます。

作り方も簡単なので、レモンを手に入れたらぜひ作ってみてくださいね。

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