鮮やかな赤が印象的なビーツ。
体に良い栄養素がたっぷり含まれているということで、最近になって注目を浴びています。
ですが、まだまだあまりなじみのある野菜とはいえませんよね。
買ってみたのはいいけれど、使いきれなくて
「残ったのはどうすればいいのかな?」
「保存期間はどのくらいなんだろう?」
などと迷ってしまうこともあるのではないでしょうか?
この記事ではビーツを冷蔵庫で保存する場合のコツ、冷凍する場合の方法、長期保存できる調理方法について、ご説明します。
せっかく買ったビーツを無駄にせず、上手に保存して最後までおいしく食べるために、この記事を参考にしてください。
Contents
ビーツの保存方法ってどうすればいい?
それではさっそくビーツの保存方法について解説します。
- ビーツを冷蔵庫で保存する場合
- ビーツを冷凍保存したい場合
- ひと手間かけたビーツの保存方法
ビーツを冷蔵庫で保存する場合
ビーツに茎や葉がついている場合は必ず付け根部分から切り落とします。
そうしないと大根やかぶと同じように、根から葉の方に栄養が流れてしまいますし、味も落ちてしまいます。
葉の方は2日くらいで食べきるようにしましょう。
ビーツの根の方は乾燥を嫌うので、湿らせた新聞紙などにくるんでからビニール袋などに入れ、冷蔵庫の野菜室に入れましょう。
保存期間はだいたい5日くらいです。
ビーツを冷凍保存したい場合
ビーツを5日以上保存したい場合は冷凍保存がおすすめです。
冷凍する場合、下処理が必要となります。
ビーツを茹でてから冷凍する場合
- 鍋に水と酢少々を入れ、沸騰させる。
- ビーツを丸のまま入れて弱火で30分ほどゆでる。
- 茹で汁に付けたまま冷ます。
- 皮をむき、使いたい大きさにカットする。
- 冷凍用の保存袋に入れてから冷凍庫に入れる。
ビーツはカットしてからゆでると、せっかくの栄養成分が流れ出してしまうので、時間はかかりますが必ず丸のままゆでるようにしましょう。
ビーツをローストしてから冷凍する場合
- ビーツをアルミホイルで包む。
- 180度のオーブンで40分ほどローストする。
- 茹でた場合と同様に、皮をむき、カットしてから保存袋に入れて冷凍します。
こちらもやはり丸のまま調理しましょう。
ビーツはローストした方が水っぽくならず、ビーツ本来の味や香りが残るのでおすすめですよ。
冷凍したビーツを使う場合、使う前日から冷蔵庫に移し、ゆっくり解凍します。
小分けにしておけばサラダやシチューなどに手軽に使えてとても便利ですよ。
急速に解凍すると身がぐずぐずになってしまいやすいので、その場合はつぶしてスープなどにするか、スムージーなどにすると良いですよ。
冷凍ビーツは1カ月くらいを目安に食べきるようにしましょう。
ひと手間かけたビーツの保存方法
冷蔵や冷凍だけでなく、さらに美味しく、便利に使えるようにひと手間かけてビーツの保存食を作ってみませんか?
長期保存できるビーツのマリネ
材料 (生ビーツ100gあたり)
- 生ビーツ100g
- 酢大さじ2
- 砂糖大さじ1
- 塩小さじ1弱
マリネにすれば冷蔵庫でも長期保存できますし、解凍の手間もいらず、いつでも食べることができますよ。
そのままつまんでも良いし、サラダにトッピングすると色もきれいなアクセントになります。
*乾燥(干し)ビーツ*長期保存可*
- 生ビーツ乾燥させたい分
- ビニール手袋ビーツをカットする際(着色防止)
- ☆クッキングペーパービーツの下にひくサイズ分
乾燥ビーツは水で戻してからサラダやスープに入れて食べます。
戻し汁もきれいなピンクに染まりますので、スープに使うと無駄なく栄養も取れるのでおすすめです。
まとめ
見た目にも美しい色彩を持つビーツ。
飲む血液と呼ばれるほど栄養豊富で、特に貧血には効果があるといわれています。
上手に保存して、日々の食卓に取り入れてみてくださいね。
ビーツを使った料理があると、ぱっとテーブルが華やかになりますよ。
コメント