ラズベリーって日本ではあまり生産されていなくて、市販されているもののほとんどが輸入に頼っています。
そうすると
「日本では使われていない農薬が使われているんじゃないの?」
「防かび剤も使われているんじゃないかな?」
なんて疑ってしまいませんか?
それに表面につぶつぶがあったり、真ん中に空洞があったりするので、簡単に洗っただけだと本当にきれいになったのか、心配になりますよね。
果肉もやわらかいので、ごしごし洗うとつぶれてしまいそうだし。
ここでは
- ラズベリーの残留農薬
- ラズベリーの洗い方
について説明しますので、参考にしてくださいね。
ラズベリーの残留農薬は多くない
ラズベリーの残留農薬については「東京都福祉保健局」のサイトの「青果物の残留農薬検査結果」を確認したところ、残留農薬や防かび剤は検出されていないようです。
とはいっても農薬自体を使っていないわけではないですし、注意するに越したことはありませんね。
ラズベリーの洗い方
ラズベリーの洗い方を、3つに分けてお伝えします。
どれも口に入っても大丈夫なものだけを使っているので、安全に洗うことができますよ。
酢を使って洗う
ラズベリーはとてもカビが生えやすい果物なんです。
酢の殺菌・防腐作用でカビを防いで長持ちさせることができますよ。
- 酢と水を1対3の割合で混ぜたものにラズベリーを入れて洗う
- 真水ですすぐ
- ざるなどで水気を切り、キッチンペーパーなどで丁寧に拭く
水気が残っているとラズベリーが傷みやすくなりますので、きちんと乾かすことが重要です。
重曹を使って洗う
重曹は残留農薬の除去にとても強い効果があります。
ベーキングパウダーにも使われているため、口に入っても安心ですよ。
- ボウルなどに水を入れ、小さじ1杯程度の重曹を入れて混ぜたものにラズベリーを入れて洗う
- 真水ですすぐ
- ざるなどで水気を切り、キッチンペーパーなどで丁寧に拭く
重曹は食品用のものを使ってください。
また、よくすすがないと苦みが残ってしまう場合があるので注意してくださいね。
ぬるま湯で洗う
50度洗い、という言葉を聞いたことがありますか?
野菜などを50度のお湯で洗うと鮮度がよくなり、日持ちするようになる、というものです。
単に水で洗うよりも油性の農薬などもよく落ちます。
- 50度くらいのお湯を作る。お湯の温度が43度以下だと雑菌が繁殖しやすくなります。48度~52度ぐらいを保つように注意しましょう。
- ラズベリーを入れて2~3分洗う
- 洗い終わったら水気を切る
50度洗いはなんといっても温度管理が肝心です。
温度計などを使ってきちんと測らないと効果が出ないばかりか、逆効果になってしまうこともあるので注意しましょう。
まとめ
完熟したラズベリーはとても実が柔らかく傷みやすい果物です。
どの洗い方をするときもやさしく扱ってくださいね。
水分にも弱いので、手早く洗うようにしましょう。
また、洗った後も水滴が残っているとそこから傷んでくるので、水分が残らないようキッチンペーパーなどで丁寧に拭いてください。
保存するときも、キッチンペーパーなどを敷いた容器に重ならないように並べて保存しましょう。
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