コンビニでスムージーよく買ってるけど、毎日飲んだら体に悪いのかな?
添加物とかカロリーとかちょっと気になる・・・健康に害はないのか、誰か教えてください。
こんな疑問に答えます。
置き換えダイエットや糖質制限ダイエットでよく知られているスムージー。
野菜の栄養を手軽にとれることから、基本的には「健康に良くてダイエットにも役立つ」というイメージではないかと思います。
コンビニにもたくさんの種類のスムージーが置いてありますよね。
お手ごろな分量で、ジュースの代わりに飲まれている人も多いのではないでしょうか。
でも、
「毎日飲んでいると、逆に健康を害したりしないのかな?」
なんてことが心配だったりしませんか?
結論的には、お店で売られているドリンクなので基本的に危険性や問題はありません。
しかし、「長期間飲み続けることの影響が心配」という方も中にはいらっしゃるはず。
そこで今回は
- コンビニのスムージって体に悪い?
- コンビニのスムージーが体に悪いと噂されるわけ
- 人工甘味料って?
以上3つに分けてお伝えしていきます。
Contents
コンビニのスムージーって体に悪い?
画像出典:ダイアモンドオンライン
そもそもスムージーとは凍った生野菜やフルーツをミキサーにかけて作った飲み物。
野菜やフルーツ本来の甘味があるため、
- 一般的なジュースよりは糖質が少ない
- 高温で加熱しないのでビタミンや食物繊維がそのまま残る
といったメリットがあります。
そのため、スムージーは一度で多くの栄養をとることができる万能ドリンクでもあります。
「糖質制限ダイエットに適している」と注目されているのも分かりますね。
では、コンビニで売られているスムージーと手作りスムージーとでは何が違うのか?
ポイントは大きく分けて2つあります。
- 糖質が多く肥満や生活習慣病の原因に?
- 食品添加物や化学調味料が多く使われている
これら2つを順にお伝えしていきます。
コンビニのスムージーを飲みすぎると糖質の摂りすぎに
コンビニのスムージーには人工甘味料や添加物が使われているものが多いです。
人工甘味料以外にも
- 砂糖
- ぶどう糖果糖液糖
といった糖質が豊富に含まれています。
美味しく飲みやすくしないと、売れないものね。
糖質を多く含んでいるスムージーを飲みすぎれば、ダイエットどころか逆に太ってしまう可能性も。肥満や糖尿病といった生活習慣病の原因にもなりかねません。
また、食事をコンビニのスムージーだけですませると、栄養がかたよってしまいます。
固形物を食べないことで胃腸が弱まったり、体調不良の原因にもなってしまうので注意が必要ですね。
これが、コンビニのスムージーを飲みすぎると体に悪いと言われる原因ではないでしょうか。
乱暴な飲み方をしなければ大丈夫
とはいえ、コンビニのスムージーを飲みすぎてしまうことはほとんどありません。
人工甘味料や添加物には1日の摂取量の明確な基準がありますが、かなり乱暴な飲み方をしなければ到達できない量です。
普段の生活で飲む程度なら、心配する必要はないでしょう。
しかも人工甘味料は体に吸収されないので、遅くとも次の日にはほとんど体の外に出ていきます。
このことから、コンビニのスムージーは基本的に毎日飲んでも健康に問題はありませんよ。
食品添加物や化学調味料が多く使われている
コンビニのスムージーには、「ゼロカロリー」というキャッチコピーを使った人工甘味料や、日持ちさせるための保存料・食品添加物も使われています。
さらに、手作りのスムージーと違ってコンビニスムージーの食材は高温で加熱されています。
殺菌・消毒するためにやむを得ないのですが、そうなると野菜のビタミンやミネラルの多くは溶け出してしまっていると考えられます。
ですので、コンビニに売られているスムージーは本来の意味でのスムージーとは別のドリンクといってもいいかもしれませんね。
人工甘味料って?
食品添加物とは食品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用される物のひとつです。
ちなみに食品添加物の中で、人工甘味料は
- 保存料
- 甘味料(←ここに位置するもの)
- 着色料
- 香料
ということになります。
これらの食品添加物は厚生労働省の食品安全委員会による評価を受けています。
つまり、コンビニのスムージーに使用されいる人工甘味料についても同じことがいえます。
厚生労働省の食品安全委員会に「健康に害なし」という評価を受けているわけですね。
ですので、使用されている人口甘味料は基本的に安全です。
では、何故体に悪いといわれたりしているのか?
代表的な人工甘味料である、
- スクラロース
- アスパルテーム
この2つを例にお伝えしていきます。
スクラロースについて
スクラロースはガムなどにも使われている人工甘味料で、砂糖と変わらない甘味で苦味などもありません。
世界的に広く使われており、その安全性が確認されている甘味料の一つです。
甘味を考えると高カロリーに見えますが、実はゼロカロリー。
人間の体はスクラロールを炭水化物(糖+食物繊維)としてとらえず、1日経つとほぼ100%排出してしまうので実質的にカロリーがゼロという原理です。
ですから、糖尿病や糖のコントロールをしなくてはいけない患者さんも摂取できる甘味料ということです。
引用:人工甘味料の専門ページ
アスパルテームについて
アスパルテームはアミノ酸由来の甘味料。
1965年(昭和40年)にアメリカで化学的に合成されたもので、人工甘味料ではもっとも有名です。
砂糖の200倍の甘さで、ほんの少しの量を加えるだけで食品を甘くすることができます。
「低カロリー」「ノンシュガー」と書かれた食品にはだいたい使われていますね。
しかし、製造過程で遺伝子組みかえのバクテリアが使用されているため、それを理由に心配される方も多いです。
ですが、現在のところ健康に悪いという報告はないようです。
小児を対象とした大規模な試験が行われており、現在、摂取されている量は、小児(1歳以上)にとっても安全であることがわかっています。
アスパルテームが小児の行動に及ぼす影響に関しても、大規模な試験が行なわれており、
仮に頻繁に摂取しても行動に影響がないとされています。
引用:日本コカ・コーラ株式会社
まとめ
少し長くなりましたが、コンビニのスムージーを毎日飲み続けたところで体に悪いというわけではありません。
ただ、コンビニのスムージーの中には意外と栄養があまり残っていない場合があることも覚えておきましょう。
加えて、糖分が多く使われていることも多いため、飲みすぎると太ってしまう心配があります。
もしダイエットが目的でスムージーを飲んでいるなら、できるだけ自宅で自作するのがおすすめでしょう。
味が美味しいならまずは続けてみては?スムージーがきっかけで健康を意識するようになれば、それだけでも役に立っていると言えそうですよね!
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