ドライフルーツってなんだかオシャレですよね。
モデルさんや美容家なんかが好んで食べているイメージがあるのではないでしょうか。
その一方で、
「ドライフルーツって身体にいいの?」
「栄養価って生のフルーツより高いのかな?」
という疑問もあると思います。
実は・・・!ドライフルーツの方が生の果物よりも多くの栄養素が含まれているといえます。
今回はその栄養素を、ドライと生で比較してみました。
というわけでこの記事では、
- ドライフルーツは生の果物より栄養価が高い?
- ドライフルーツの効果や効能
- ドライフルーツのメリット・デメリット
について紹介します。
私自身、ドライフルーツがなんとなく身体に良さそうというイメージはあっても、「実際どうなの?」という疑問はありました。
でもドライフルーツの栄養価や成分を事実として確認してみて、安心することができましたよ。
今回はそれをあなたにシェアしたいと思います!
Contents
ドライフルーツは生の果物より栄養価が高い?
ドライフルーツにすると基本的に栄養価は高くなります。
乾燥させ水分を抜くことで、栄養素が凝縮されるからです。
特にミネラル・ポリフェノール・食物繊維はドライフルーツにすることで増えやすい栄養素です。
具体例
可食部100gあたりの栄養素が、ドライフルーツにすることでどう変化するか?
定番のドライフルーツとしてあんず、イチジク、プルーンを例に紹介します。
(例1)あんず
- カロリー 生:36→ドライ:288
- タンパク質 生:1.0→ドライ:9.2
- カルシウム 生:9→ドライ:70
- マグネシウム 生:8→ドライ:45
- ビタミンB1 生:0.02→ドライ:0
- ビタミンC 生:3→ドライ:0
(例2)イチジク
- カロリー 生:54→ドライ:291
- タンパク質 生:0.6→ドライ:3.0
- カルシウム 生:26→ドライ:190
- マグネシウム 生:14→ドライ:67
- ビタミンB1 生:0.03→ドライ:0.1
- ビタミンC 生:2→ドライ:0
(例3)プルーン
- カロリー 生:49→ドライ:235
- タンパク質 生:0.7→ドライ:2.5
- カルシウム 生:6→ドライ:39
- マグネシウム 生:7→ドライ:40
- ビタミンB1 生:0.03→ドライ:0.07
- ビタミンC 生:4→ドライ:0
見てわかるとおり、ドライフルーツにした方が多くの栄養価が高くなっていますね。
減る栄養素もある
ただ、ビタミンCはドライフルーツにすることで減ってしまいます。
ドライフルーツを作るときの熱を加える工程で、熱に弱いビタミンCは壊れてしまうんです。
果物によってはビタミンC以外のビタミン類も減少してしまうものもあります。
ドライフルーツの効果や効能【美容におすすめ】
ドライフルーツは、乾燥させることで栄養素が凝縮されています。
凝縮した栄養素を摂ることで、さまざまな効果が期待できます。
- アンチエイジング効果
- 貧血予防効果
- 便秘改善効果
- 美肌効果
アンチエイジング効果
ビタミンEには抗酸化作用があります。
アンチエイジングに良いといわれていて、老化防止や美肌を保つことに役立ってくれます。
ビタミンEはナツメに多く含まれています。
貧血予防効果
貧血の原因はほとんどが鉄分不足によるもの。
鉄分は、特にレーズンやプルーンに多く含まれています。
貧血にお悩みの方は、この2つを試してみてくださいね。
レーズンやプルーンは妊婦さんには特におすすめしたいドライフルーツです。
便秘改善効果
ドライフルーツにも多く含まれている食物繊維は、便秘改善に効果が期待できます。
なかでもより食物繊維が多く含まれているのは、キウイ・デーツ・イチジク・バナナなどです。
さらに便秘改善効果を高めるために、ヨーグルトに混ぜて食べると良いでしょう。
美肌効果
ビタミンAには細菌などの感染を防ぎ、吹き出物や大人ニキビなどを予防するはたらきがあります。
ビタミンAが特に多いドライフルーツは、マンゴー・プルーン・アプリコット。
また、ビタミンAはコラーゲンを作り出す手助けもしてくれます。
若々しい肌を保ちたい方にとっては積極的にとりたい栄養素といえますね。
ドライフルーツのメリット・デメリット
ドライフルーツのメリット、デメリットを紹介します。
ドライフルーツのメリット
- 栄養価が高い
- 満足感が高い
- 保存がきく
- 手軽に摂取できる
ドライフルーツのデメリット
- ビタミンCが減る
- 食べる分量に注意が必要
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください!
まとめ
ドライフルーツにすることで、多くの栄養価は高くなります。
ポリフェノールやミネラル、食物繊維が特に凝縮されるので、アンチエイジング効果や貧血予防、便秘改善、美肌効果が期待できます。
ただしビタミンCについてはドライフルーツでは摂取が難しいので、必要な栄養素を考えながら摂取しましょう。
こういったことを知っておけば、ただ普通にドライフルーツを選ぶよりもワクワクしませんか?
ドライフルーツはそのままでも、食事と組み合わせても美味しく食べられます。
手軽に普段の食事に取り入れていきたいですね。
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