美容と健康に効果的で話題のアサイー、ブルーベリー、ビルベリー。
この3種類の違いってご存知ですか?
見た目がそっくりなのに、どんな違いがあるの?
おいしく食べられる方法が知りたい
せっかく食べるなら、おいしく効果的に栄養を取りたいですよね。
そこで今回は、
- それぞれの違いは?
- 栄養価の違いは?
- それぞれおいしく食べる方法とは?
をご紹介します。
この記事を読んで、あなたに合った栄養満点のベリーを見つけてみてください。
Contents
アサイー、ブルーベリー、ビルベリーの違いは?
アサイー、ブルーベリー、ビルベリーを比較しました。
アサイー | ブルーベリー | ビルベリー | |
科 | ヤシ | ツツジ | ツツジ |
原産 | ブラジル | アメリカ | ヨーロッパ |
味 | オリーブオイルのようなコクと 若葉の香り | 甘酸っぱい | ブルーベリーより甘い |
旬 | 8月から12月 | 5月から8月 | 8月 |
実の特徴 | 直径1~1.2cmほどの球状 | 品種によって異なる | ブルーベリーより濃い色で小粒 |
実の付き方 | 高木性果樹で、 果実はぶどうの房の様な果実 | 低木性果樹で細く枝分かれした先に、実がなる果実 |
3種類の写真をみてみると、見た目はそっくりですね。
内容をみてみると、いくつか共通点や違いがありました。
ブルーベリーとビルベリーには、味や実の付き方に共通点がありますが、アサイーにはこの2つとは違いがあります。
これは、ブルーベリーとビルベリーはツツジ科でアサイーだけヤシ科に属されるからです。
味の違いもみてみると、アサイーはブルーベリー、ビルベリーと比べると味がほとんどしません。
ブルーベリー、ビルベリーはベリー特有の甘酸っぱさがあり、熟せば熟すほど甘くなります。
栄養価の違いとは?
同じベリー類なのに、栄養価は違います。
具体的などんな栄養価があるかを知らないと選びにくいですよね?
そこで、それぞれの期待できる栄養価の特徴について詳しく調べて見ました。
アサイー | ブルーベリー | ビルベリー | |
主な栄養価 |
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アサイーの栄養特徴
アサイーには、ポリフェノールや鉄分、カルシウムなど多くの栄養が含まれています。
特に目を酷使したり、生活習慣の乱れから守ってくれます。
また、健康だけではなく、美容にもとても効果的ですよ。
抗酸化力があるので、体を若々しく保つ大きな効果を発揮します。
アンチエイジングや抗酸化力にはアサイーがおすすめです。
ブルーベリーの栄養特徴
ブルーベリーは、目に良いということは有名ですよね。
ブルーベリーに含まれるアントシアニンが視効果を高めることが期待されています。
実は、食物繊維もたっぷり含まれているんですよ。
果物の中でも、食物繊維が多く含まれているバナナと比較しても約2倍に相当します。
目の疲れや便秘解消にはブルーベリーがおすすめです。
ビルベリーの栄養特徴
私はビルベリーはあまり馴染みがない果物でした。
しかし、調べてみるとブルーベリーと似た栄養がありました。
ビルベリーには、アントシアニンの効果が高く、ブルーベリーと同様に目の健康に最適な果物です。
ブルーベリーに比べて、アントシアニンの含有量が多く、質も高いとされています。
また、ポリフェノール成分が多く含まれているので、脂肪の消費量アップが期待できます。
ブルーベリーと栄養の違いがあるのは、原産国の環境の違いが影響しています。
原産国のヨーロッパでは、1日中太陽が沈まない白夜があります。
この24時間紫外線を受けている環境が、ビルベリーの栄養成分を作り出しています。
目の疲れや健康維持にはビルベリーがおすすめです。
アサイー、ブルーベリー、ビルベリーをおいしく食べる方法とは?
前項では、栄養価についてご紹介しました。
続いては、栄養の特徴を生かした調理法を取り入れて、効果的に取り入れましょう。
あなたの目的に合わせた調理法をご紹介します。
アサイー調理法
アサイーは、収穫から24時間以内に加工しないと酸化してしまうため、日本国内では生の果実は出荷されていません。
日本国内で手軽に食べるなら、以下のタイプで販売されています。
- パウダータイプ
- 冷凍タイプ
- ドリンクタイプ
アサイーといえば定番のアサイーボウルですよね!
冷凍のアサイーで作れるレシピを紹介します。
材料
- 冷凍アサイー 100g
- バナナ 1/2本
- ヨーグルト 75g
- 牛乳か豆乳 100cc
盛り付け用
- バナナ 1/2本
- フルーツグラノーラ 50g
- ベリー類 お好み
- はちみつ お好み
バナナは輪切りにして半分にしておきます。
アサイー、バナナ、ヨーグルト、牛乳または豆乳をミキサーに入れて攪拌します。
ボウルによそって、盛り付け用のフルーツとはちみつをかけて完成です。
これなら、忙しい朝でも時短で作れますね!
ブルーベリー調理法
生のブルーベリーの旬はとても短いです。
保存も簡単にできる冷凍のブルーベリーがおすすめです。
ブルーベリーの栄養は皮と実の間にたくさんつまっています。
おすすめの食べ方はシンプルに皮ごと食べます。
また、ジャムやソースにすると皮を丸ごと使うことができ、長く保存をすることもできるのでおすすめです。
材料
- ブルーベリー(冷凍でも可) 200g
- 砂糖 60〜100g
- レモン汁 大さじ1
水気をよく切ったブルーベリーと砂糖を小鍋に入れます。
弱火で10分ほど煮込んだら、レモン汁を加えて完成です。
ヨーグルトにのせたり、トーストにのせたり、いろいろなアレンジができますね。
ビルベリー調理法
ビルベリーもブルーベリーと同様、生の果実と冷凍があります。
生の旬が短いので、ビルベリーも冷凍のものがおすすめです。
ビルベリーにはアントシアニンが多く含まれています。
アントシアニンは加工や冷凍に強く、効果を失うことはありません。
しかし、一気に食べ過ぎるとアントシアニンの効果でお腹を壊してしまう可能性があるので、食べ過ぎには気をつけましょう。
ビルベリーのスムージーは、アントシアニンを効果的に取り入れることができます。
材料
- 冷凍ビルベリー 60g
- ココアパウダー 大さじ2
- 牛乳 120ml
- メープルシロップ 小さじ2
- ピーカンナッツ お好みの量
ピーカンナッツ以外をミキサーに入れて、全ての材料を攪拌します。
細かくなったら、コップに移しお好みでピーカンナッツを盛り付けて完成です。
ココアパウダーの甘さでちょっぴり甘いデザートスムージーとして、おすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
今回はアサイー、ブルーベリー、ビルベリーの比較を紹介しました。
3種類とも美容と健康にとても優秀なベリー類です。
また、ブルーベリー、ビルベリーは見た目も栄養も似てることがわかりました。
アンチエイジングや抗酸化力を目的とするなら、アサイーを食べるのがおすすめです。
目の疲れが気になる方は、ブルーベリーやビルベリーを皮ごと食べるのがおすすめです。
バランスよく取り入れることで、健康な毎日を過ごしましょう!
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