「ドライプルーンって食べ過ぎると体に良くないのかな?」
「食べ過ぎってどのくらいの量?」
「毎日食べても大丈夫・・・?」
あなたは、ドライプルーンの食べ過ぎに注意が必要なことを知っていますか?
ドライプルーンは鉄分や食物繊維が豊富。
貧血予防や腸内環境の改善に効果的です。
アンチエイジングや美容にも良いとされています。
そんな良いこと尽くしのドライプルーンですが、食べ過ぎると胃腸のトラブルや太りやすくなるなど、さまざまな副作用が出る可能性があるのです!
というわけで今回は、ドライプルーンの食べ過ぎについて3つに分けてお伝えしていきます!
- ドライプルーンを食べ過ぎると起こる4つの副作用
- ドライプルーンは毎日食べても大丈夫?1日の摂取量は何粒?
- ドライプルーンは食べ合わせにも要注意!相性の良い食材は何?
Contents
ドライプルーンを食べ過ぎたときに起こる副作用とは?
ドライプルーンはドライフルーツの中でも柔らかくて、酸味も少なく食べやすいですよね。
ついつい何個も食べたくなってしまいますが、たくさん食べると体にはどんな影響があるのでしょうか?
ドライプルーンを食べ過ぎると・・・
- お腹がゆるくなる
- おならが溜まる
- ダイエットの妨げ
- 果糖を摂りすぎる
などの影響が考えられます。
お腹がゆるくなる
ドライプルーンにはソルビトールと呼ばれる成分が含まれています。
ソルビトールは下剤にも使われている成分で、プルーンが便秘解消に良いとされるのはそのためなのです。
過剰に摂取すると、お腹がゆるくなってしまう可能性があります。
お腹がゆるくなりやすい体質の人は、注意が必要ですね。
おならが溜まる
食物繊維が豊富なプルーンですが、食べ過ぎると食物繊維が腸に長くとどまることで発酵し、ガスがたくさん発生してしまいます。
食物繊維は適量であれば腸内環境の改善に役立ちますが、摂りすぎると便秘が悪化する可能性もあるのです。
ダイエットの妨げ
ドライプルーンはドライフルーツの中ではカロリーが高めです。
ドライプルーン100gで、どら焼き1個食べるのと同じくらいのカロリー摂取になります!
ドライプルーン1粒がだいたい8g程なので12粒で約100g。
一度にそれほど多く食べることはないかと思いますが、ダイエット中は摂取量に注意しましょう。
栄養価が高いドライプルーンは、ダイエット中のおやつに最適ですが、食べ過ぎて逆効果になることは避けたいですね。
果糖を摂りすぎる
ドライプルーンに含まれる果糖は、血糖値が上がりにくく太りにくいとされる一方で、摂りすぎると肝臓へ脂肪が蓄積して、負担がかかることがわかっています。
果糖は、一度に15g以下の摂取に抑えることが推奨されています。
ドライプルーンには100gあたり12.45gの果糖が含まれているので、一度に10粒以上食べることがなければ、摂りすぎにはならなそうです。
ドライプルーンは一日どのくらい食べて大丈夫?毎日食べても良い?
プルーンは乾燥させることで、栄養素がギュッと凝縮されます。
生で食べるよりも、ドライプルーンにすることで栄養価がアップ!
なので、少しの量で充分な栄養を摂ることができるのです。
その栄養価の高さから、スーパーフードとしても知られていますよね。
毎日食べるだけで、貧血予防やアンチエイジング、生活習慣病の予防効果が期待できます。
とはいえ、たくさん食べれば体に良いというわけではなさそうです。
一日の摂取量を目安にして、食べすぎに注意したいですね。
一日の摂取量はどのくらい?毎日食べて骨の健康維持にも
ドライプルーンは一日あたり4~5粒程度、40gくらいが目安量です。
食べ過ぎに注意すれば毎日食べることで、子供からお年寄りまで、幅広い年齢層の健康維持に役立ちます。
食物繊維をはじめ、微量栄養素が不足しやすい現代人も、毎日、ハーフカップ(約40g/4~5粒)のプルーンをとることで、必要な栄養素や不足しやすい食物繊維を簡単に摂取することができます。
例えば、骨の健康維持にも有効と言われています。
ドライプルーンには骨を形成したり、強くする働きを持つビタミン・ミネラルが豊富に含まれているのです。
思春期には成長のサポート、妊娠中には不足しがちなカルシウムを手軽に補うことができそうです。
高齢になると女性の多くが骨粗しょう症に関わると言われていますが、ドライプルーンを毎日摂ることでその予防が可能になることが研究で明らかになっています。
毎日積極的に摂取したいドライフルーツですね!
ドライプルーンのおすすめ食べ合わせ!一緒に食べると良い食材とは?
ドライプルーンの豊富な栄養素を効率良く吸収するためにも、食べ合わせに気を付けたいですね。
注意したいのは、緑茶・コーヒー・紅茶に含まれるタンニンです。
プルーンの鉄分の吸収の妨げになることが分かっています。
せっかく貧血予防のために食べても、一緒にお茶を摂ることで鉄分が吸収されにくくなってしまうのです。
というわけでここでは、ドライプルーンと相性の良い食べ合わせをまとめて紹介していきます。
栄養価アップも期待できるので、ぜひ試してみてくださいね。
スムージーと一緒に食べて美しく
いつものスムージーにドライプルーンをプラスすることで、栄養価がアップ!
野菜や果物のビタミンにプラスしてドライプルーンの食物繊維で、美容効果や整腸効果が期待できそうです。
牛乳と一緒に食べて骨を健康に
ドライプルーンはビタミンKやマグネシウムが豊富で、骨のカルシウムの吸収を助けてくれます。
牛乳はカルシウムが豊富なので、ドライプルーンと組み合わせることで効率よくカルシウムを取り込むことが可能になるのです。
成長期の骨の成長をサポートしたり、骨粗しょう症の予防に役立つとされています。
ヨーグルトと一緒に食べて腸をキレイに
ヨーグルトの乳酸菌とドライプルーンの食物繊維で、腸内環境の改善が期待できます。
ドライプルーンには、便を柔らかくする作用を持つマグネシウムが含まれているので、便秘でお悩みのときにはぜひ試してみてくださいね。
ドライプルーンはヨーグルトに漬けるとぷるぷるとした食感に!
おすすめは、夜にドライプルーンをヨーグルトに漬けておく方法です。
朝にはヨーグルトの水分を吸ったドライプルーンが、生のような食感に変化しています。
忙しい朝でも、ドライプルーンで栄養たっぷりの朝食を摂ることができますよ。
赤ワインと一緒に食べて血液サラサラ効果
ドライプルーンや赤ワインに含まれるポリフェノールには抗酸化作用のほか、血液をサラサラにする効果があるとされています。
また、ドライプルーンには利尿作用があるカリウムが含まれているので、むくみ解消にも有役立ちます。
まとめ
私は妊娠中、ひどい便秘に悩まされていました。
そんなとき、便秘解消にドライプルーンを試してみたところ、効果は抜群!
・・・でもおいしくて食べ過ぎてしまった時は、やはりお腹がゆるくなってしまいました。
食べ過ぎるとお腹がゆるくなるほかに、
- おならが溜まる
- ダイエットの妨げ
- 果糖を摂りすぎる
などの副作用が考えられます。
ドライプルーンは食べる量に気を付ければ、毎日食べても大丈夫でしょう。
むしろ、毎日4~5粒食べることで健康維持をサポートしてくれます。

ドライプルーンの食べ過ぎや摂取量がわかりましたか?
これで安心してドライプルーンを楽しめますね!
相性の良い食材と組み合わせ、効率よく栄養を摂り入れて体の内側からキレイになりましょう!
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