ホルモンバランスや肌トラブルによってできるニキビ。
大人になってもお肌の悩みは尽きないですよね。
「ニキビに効く食べ物ないかな?」
「りんごは肌にいいというけどニキビにも効果あるの・・・?」
そうなんです。
りんごにはニキビなどの肌トラブル改善に効果的な成分がたくさん含まれています。
今回はニキビの原因やニキビに効くりんごの成分を詳しく紹介します。
私は敏感肌のためニキビができても洗顔や化粧品は簡単に変えられず、基本的には食べるものや生活習慣の改善で、なんとかニキビを治すよう心がけています。
肌が弱い人でも心配なく取り入れられる、肌にいいりんごの摂り方や控えた方がよい食べ物についても紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
Contents
大人ニキビの原因って何だろう?
ホルモンバランスが変化することでできる思春期ニキビとは違い、大人のニキビには生活習慣がとても大きく関わっています。
例えば
- ストレスによる暴飲暴食、偏食などによる腸内環境の悪化
- 運動不足や乾燥などによる、肌の生まれ変わり「ターンオーバー」の乱れ
- メイク落としが不十分で毛穴が塞がり炎症を起こす
これらがニキビの原因になってしまいます。
「これって自分にも当てはまるかも・・・」
ということはありませんか?
大人のニキビは体の中から改善し、良い状態をキープすることがとても大切なんです。
「毎日忙しいし、何かするのは大変だな・・・」
「でもニキビは作りたくない!」
りんごはそんなあなたの強い味方になってくれるんですよ!
ニキビに効くりんご成分って?
ニキビの原因がわかったところで、ここからはニキビに効くりんご成分について代表的なものを3つ紹介します。
- 抗酸化作用のある「りんごポリフェノール」
- 腸内環境を整える「食物繊維(ペクチン)」
- こまめにとりたい老化防止の「ビタミンC」
抗酸化作用のある「りんごポリフェノール」
りんごにはなんと100種類以上のポリフェノールが含まれており、総称してりんごポリフェノールと呼ばれています。
その成分の中でも注目すべきなのが、主成分である「プロシアニジン」。
あまり聞きなれない言葉ですが、殺菌作用があるためニキビの原因になる細菌の育成を阻止してくれるんです。
また、抗酸化作用がとても強くお肌の老化を遅らせる働きもあるんですよ。
ニキビの原因からも老化からも肌を守ってくれるなんて、とても嬉しいですよね!
腸内環境を整える「食物繊維(ペクチン)」
「腸活(ちょうかつ)」という言葉を耳にしたことはありますか?
肌と腸の状態は密接に関係しているため、美しくなるには腸から整えましょうという考えです。
腸が滞り便秘になると体はなんとか毒素を外に排出しようとニキビとして現れます。
そのため、ニキビを作らないためには腸内環境を良くすることがポイント。
りんごの皮に多く含まれている食物繊維「ペクチン」は便を柔らかくする効果があります。
腸内環境が整うと体全体への栄養の巡りがよくなって、結果的にお肌にも良い影響を与えてくれるんですよ!
こまめにとりたい老化防止の「ビタミンC」
ビタミンCは、私たちのお肌を正常に保ってくれるコラーゲンを合成する際に欠かせない成分。
肌を若々しく保ってくれる元になるんです。
ビタミンCは私たちの体内では作ることができないので、りんごなどの食べものからこまめに摂取してくことが大切なんですね!
肌にいいりんごの摂り方
りんごの成分がどうニキビやお肌にいいのかわかったところで、その成分を継続して摂るために簡単な方法を4通り紹介します。
- 生で皮ごと食べる
- 丸ごと焼きリンゴにする
- 皮付きでドライフルーツにする
- りんご酢を飲む
生で皮ごと食べる
腸内環境を整える食物繊維「ペクチン」を皮からしっかり取り入れるには、皮をつけたままりんごを輪切りにするスターカットという切り方でいただくのがおすすめ。
輪切りにした時に中心の種の部分が星のようにに見えることからそう呼ばれているよう。
私はいつも大体1.5センチくらいの幅に切っていただいています。
ちょっと食感を変えたいなぁという場合は皮ごとすりおろしりんごにしてもいいですね。
りんごを食べるときは皮のまま!とぜひ覚えておきましょう。
りんごの農薬が心配な方や、洗い方を詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてくださいね!
丸ごと焼きりんごにする
りんごは加熱するととっても甘く美味しくなりますよね。
実はりんごの加熱調理は甘みが増すだけではなく、ペクチンの量が6〜9倍になることがわかっています。
美味しくなるだけでなく、肌にいい成分も増すなんてとても嬉しいですよね!
りんごを贅沢に味わえる加熱レシピを紹介します。
簡単 丸ごと焼きリンゴ
画像引用:Rakutenレシピ
材料
- リンゴ 1個
- バター 小さじ1
- シナモン 適量
- グラニュー糖 適量
丸ごと一個を使った焼きリンゴ。グラニュー糖の分量を自分で調節できるところもうれしいですね。りんご1個ぺろっと食べてしまえそうです。
皮付きでドライフルーツにする
りんごのドライフルーツがあるのをご存知ですか?
干しりんごやドライアップルとも呼ばれています。
りんごは乾燥させるとビタミンCが50倍にも増えるということがわかっているんですよ!
市販で販売されているのもありますが、お肌のことや継続していくことを考えると、おうちで手作りして無添加のものを取り入れたいですね。
今回はすぐにできるオーブンを使って作る方法を紹介します。
簡単に手作り ドライりんご
画像引用:cookpad
材料
りんご 1個
「サクサクりんご」か「しっとりりんご」か。切り方と焼き方で好きなように仕上げられるのが嬉しいですね。大人だけでなく家族みんなでおやつにして食べるのにもぴったりです!
りんご酢を飲む
さらに手軽な方法としてりんご酢があります。
りんご酢にもペクチンが含まれていますので、適切に取り入れることで腸内環境の改善に効果があります。
また酢にはクエン酸という成分があり、新陳代謝を高める役割をしてくれます。
新陳代謝がアップするとお肌のターンオーバーにも良い影響を与えてくれるので、りんご酢も肌にいい効果が期待できそうです。
ひとつ注意点は飲むタイミングです。
酢は空腹時に飲むと胃が荒れてしまうので、食後に飲むのがポイント。
飲み方は水で希釈するだけでなく、はちみつを入れてみたり、牛乳で割って飲むのもおすすめです。
酢に牛乳を混ぜると飲むヨーグルト風になり、りんご酢は風味もあって飲みやすいので、食後のちょっとしたデザートとしてもピッタリですよ!
りんご酢の飲み方やレシピを詳しく知りたい方はこちらもどうぞ!
控えた方がいい食べもの
りんごがニキビにどんな効果があるのか紹介してきましたが、お肌のために控えた方が良い食べものも一緒に確認しておきましょう。
動物性油脂や糖分が多く含まれている食べものは油脂の過剰分泌の原因となりニキビの元となります。
例えば
- 油分の多いファストフード
- スナック類
- ジュース
- 糖分を含むアルコール
などがそれにあたります。
また、牛乳には皮脂の分泌を促す働きがあるため、オイリー肌の方は摂取しすぎには気をつけた方が良さそうです。
毎日の小さな選択ですが、心がけていきたいですね。
まとめ
ニキビの原因から、りんごの成分がどうニキビに効果があるのか、そしてその成分を取り入れる食べ方を紹介してきましたがいかがでしたか?
ニキビを治したり、美肌になるための腸内環境の改善にはある程度時間が必要です。
根気強く続ければ、ある日「あれ?肌がきれいになってるかも」という日がきっとくると思います。
私もその経験があるので、続けてみることの大切は身をもって感じました。
同じようなお悩みがある方、りんごで肌改善を始めてみようかなぁと思った方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね!
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