りんごって便秘や下痢にいいって聞くけど、実際どうなの?
一日に食べる目安ってどれくらい?
りんごは、1年を通して食べられる果物。
また、りんごヨーグルトなど定番化している商品もあるほど、人気のあるフルーツです。
そして、赤ちゃんの離乳食期から食べられるほど、お腹に優しい食べ物であることは、皆さんご存知だと思います。
お腹にいいと言われるりんごですが、食べ過ぎるとかえって腸内環境が悪くなることも・・・
そこで今回は、りんごの便秘や下痢への効果、一日どれくらいた食べてもいいの?という疑問にお答えしていきたいと思います。
Contents
りんごを食べ過ぎると便秘や下痢になるの?
「りんごは果物だから、食べるとお通じにいい!」とご存知の方も多いはず。
ですが、その具体的な効果って聞かれるとはっきりわからなかったりしますよね。
実際私も調べるまでなんとなくしかわかりませんでした・・・
便秘・下痢への効果
りんごには食物繊維の「ペクチン」という成分がたくさん含まれています。
ペクチンを取り入れることで、腸内の善玉菌が増え、腸内環境が改善されるんですよ。
腸内環境が整うと、便通がよくなるというだけでなく、美容や健康にも効果があります。
食べ過ぎでおこる悪影響
「たくさん食べると善玉菌が増えていいんじゃないの?」
と思った方もいらっしゃると思います。
りんごを食べすぎてしまうと、ペクチンが裏目に出てしまい、下痢の悪化や、胃酸分泌を促す働きがあるため、腹痛を引き起こしてしまうこともあります。
りんごに限らず、健康のためには適量を心がけるといいと思います。
※少量のりんごで腹痛がしたり、じんましんが出る場合は食物アレルギーの可能性があります。医療機関を受診しましょう。
次に一日の適量を見てみましょう。
りんごの一日の適量は?
一日の活動量にも寄りますが、一日の適量は、半分!多くても一個くらいがベスト!
りんご一個の平均的な重さは、300g程度と言われていますので、りんご半分でおよそ150gです。
実は果物の一日の摂取目安量というものがあります。
果実は、ビタミン、ミネラル等の重要な供給源であり、健康な食生活を送る上で重要な位置づけとなっており、厚生労働省が推進する健康作り運動 「健康日本21」では、健康増進の観点から1日200g以上の果実を食べる ことを目標にしています。
りんごを毎日半分〜一個食べると、一日の摂取目安量をクリアできますよ!
適量のりんごでカラダに嬉しい効果
りんごの食べ過ぎは、かえってお腹の調子を悪くしてしまう場合がありますが、適量ならお腹の調子を整える以外にもカラダに嬉しい効果がたくさんある果物です。
りんごにはペクチンだけでなく、ビタミンCやリンゴ酸、クエン酸、ポリフェノールなども含まれており、以下のような効果があります。
- 腸内環境を整える
- 肌がきれいになる
- アンチエイジング
- むくみの解消
- 疲労回復
などなど!
便秘や下痢にも効果的で、さらに美容にもいいとなると、りんごってとても素敵な食べ物ですよね。
りんごのおすすめの食べ方
りんごは一手間加えると、お子さんも食べやすく、栄養もたくさんとれる果物です。
少しだけお伝えしますね!
丸ごと食べる
よく皮と実の間に栄養があると聞いたことがありませんか?
りんごも例外ではありません。
りんごは皮には多くのペクチンやポリフェノールが含まれています。
皮は捨ててしまいがちですが、むかずに丸ごと食べるのが1番いいでしょう。
とはいえ、食感など苦手な方もいると思います。
そんなときは、薄くスライスして食べたり、すりおろすして食べると抵抗なく食べられるのではないでしょうか。
ちなみに私も子供が小さいので、小さく角切りにしてヨーグルトに混ぜたりして食べさせています。
そのおかげか、便秘や下痢をすることなくうんちが出ています。
加熱して食べる
ペクチンをより効果的に摂取したい方は、加熱したりんごを食べましょう!
りんごを焼く(加熱する)ことで、ダイエットサポートや朝のスッキリにつながるといわれているペクチンの抗酸化力が9倍になる(121℃で30分加熱した場合)という研究結果が報告されています。
寒い時期には焼きリンゴにしてみてもいいかもしれません。
薄くスライスしたりんごの上にグラニュー糖とバターを乗せて、レンジでお好みの固さまで加熱すると出来上がりです。
小さいお子さんは一度にたくさん食べられないので、小出しにして食べさせてあげるといいと思います。
まとめ
いかがでしたか?
今回はりんごの便秘、下痢への効果、一日の適量ついてお伝えさせて頂きました。
りんごには整腸作用以外にも、健康への様々な効果が期待できる果物です。
りんごを食べると医者要らずと言われているように、毎日の食事に取り入れてみるのはいかがでしょうか?
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