甘酸っぱくて美味しいパイナップルですが、余った皮を捨てていませんか?
うちの家族はみんなパイナップルが好きでよく食べるのですが、その度に毎回皮を捨てていました。
でも、皮の内側にも果肉が残っているんですよね。
「なんかもったいないな〜」
なんて思いながら、いつもどうして良いか分からずに捨てていました。
でも、実はパイナップルの皮には意外な活用法があったんです!
そこで今回は、パイナップルの皮の利用法について書いていきたいと思います。
Contents
捨てないで!パイナップルの皮の意外な7つの利用方法
今回は以下の7つを紹介していきます。
- ジュースにする
- フルーツポンチなどの器にする
- 花瓶にする
- キャンドル入れにする
- パイナップルティーにする
- かたい肉を柔らかくするのに使う
- 【番外編】皮ごと食べられる品種がある
ジュースにする
パイナップルの皮を水洗いして使えば、ジュースにすることができます。
作り方としては大きく3種類あり、
- 皮を水に一週間ほど漬け込む方法
- 酢や氷砂糖と一緒に漬け込んで飲む時にソーダや牛乳で割る方法
- 皮をそのままミキサーにかける方法
があります。
どの方法で作る場合でも、オーガニックのものや無農薬のものを選ぶようにしてくださいね。海外からの輸入フルーツは防腐剤がそれなりに使われています。
皮を水に一週間ほど漬け込む方法
パイナップルの皮を一週間ほど水に漬け込んでジュースにする方法があります。
材料も作り方もシンプルなのがおすすめのポイントです。
【材料】
- パイナップルの皮 1個分
- 黒糖(砂糖でも) 適量
- 水 パイナップルの皮がひたる程度
- はちみつ 適量
【作り方】
- パイナップルの皮、黒糖、水を清潔なビンやタッパーに入れて、冷蔵庫で一週間ほど寝かせる
- 皮を取り出して味見し、甘みが足りなければはちみつを足す
黒糖の濃度はお好みです。
後からパイナップルの甘みが足されるので、ほんのり甘いくらいが◎。
酢と氷砂糖と一緒に漬け込んで飲む時にソーダや牛乳で割る方法
パイナップルの皮を酢と氷砂糖に漬け込んでエキスを抽出する方法です。
3日ほど漬け込むと出来上がります。
【パイナップル酢の作り方】
こちらのレシピを参考にシロップを作ったら、サイダーや牛乳でお好みの味まで薄めればパイナップルジュースのでき上がりです。
基本的には材料を入れて放置するだけなので、とっても手軽にできておすすめです。
皮をそのままミキサーにかける方法
皮をミキサーにかけてこし器でこす方法です。
こし器を使う必要がありますが、すぐにできるので、いますぐ試してみたい方におすすめです。
また、パイナップルには栄養がたくさん含まれています。
疲労回復や美肌効果のあるビタミンCやB1はもちろんのこと、デトックス効果のある食物繊維やむくみを防止してくれるカリウムも豊富です。
この栄養素は、実だけでなく皮にも含まれています。
皮をそのままミキサーにかけるこの方法は、パイナップルの栄養を一番取り入れることができる方法です。
【材料】
- パイナップルの皮 1個分
- 黒糖(砂糖でも) 大さじ5
- 水 1.5L
- はちみつ・レモン汁 適量
【作り方】
- パイナップルの皮は一口大に切っておく
- はちみつ以外を全部ミキサーに入れてスイッチオン
- よく混ざったら、こし器でこす
- 味を見て、甘みが足りなければはちみつを、酸味が足りなければレモン汁を足す
ミキサーでよく混ぜると、こし器でこしやすくなります。
美容と健康に適しているので、ぜひ試してみてくださいね。
フルーツポンチなどの器にする
フルーツポンチの器に利用する方法があります。
見た目に迫力がありますし、おしゃれで写真映えしますよね。
また、パイナップルチャーハンのような料理の器にする方法もあります。
パイナップルチャーハンだけでなく、酢豚の器にも使えます。
パーティなどの器として利用すると、注目されること間違いなしです。
花瓶にする
上からそこまでをくり抜いて中にビンを入れれば、パイナップル花瓶のできあがりです。
ハイビスカスなど南国の鮮やかな花を生ければ、トロピカルで可愛い雰囲気になります。
少しくり抜くのは難しいですが、お部屋がはなやかになる上に、ほんのりとパイナップルの香りが漂います。
試してみる価値のある利用方法ですよ。
キャンドル入れにする
皮の側面をくり抜いて中にキャンドルを入れれば、パイナップルのキャンドル立てができあがります。
ほんのりとパイナップルの良い香りが漂うので、アロマセラピーにもおすすめです。
ちなみにパイナップルの香りにはリラックス効果があるようですよ。
カフェの店員さんは私が日本人だと知ると震災後復興してる?と心配してくれてすごくいい人だなぁと思った。しかも私のためにデザートまでプレゼントしてくれた!伝統的な料理だとか。くり貫いたパイナップルの中にキャンドルが置いてあり素敵だった♪ pic.twitter.com/YS7AOPk12R
— YUKIKO (@on27rkr) August 24, 2013
パイナップルティーにする
パイナップルの皮をお鍋に入れて沸騰させて少し待つだけであっという間にパイナップルティーになります。
とっても美味しそうですし、すぐにできるのが嬉しいですよね。
かたい肉を柔らかくするのに使う
生のパイナップルを食べた時、舌がピリピリした経験はありませんか?
それは、生のパイナップルに含まれている「ブロメリン」という酵素がタンパク質を分解する役割があるからです。
タンパク質が分解されることにより、かたいお肉も柔らかくなります。
具体的な方法としては、
ジップロックにお肉を入れ、パイナップルの皮の果肉側がお肉に接するように30分程度漬けておくだけ。
漬けすぎると溶けてしまうので、漬け込む時間には注意してくださいね。
【番外編】皮ごと食べられる品種がある
画像引用:Amazon
国内では沖縄で生産されているボゴールという品種で、手でちぎって食べられるタイプのパイナップルです。
スナック感覚で食べられることから「スナックパイン」という別名があり、こちらの方が親しまれているかもしれません。
このスナックパイン、お尻の部分と葉の部分をカットしたら、あとは全部食べられます。
スナックパインは、果実の大きさがやや小ぶりで、果肉がとても柔らかく小果を手でちぎって食べられます。
また、酸味が少なく、甘みが強く香りが高いのが特徴です。
さらに、一般のパイナップルでは固くてなかなか食べない芯の部分も、柔らかく甘みもあるので食べることができます。
※注意点としては、葉の部分はのこぎりのようなギザギザがついている点です。
葉の部分は持たないように気をつけてくださいね。
失敗しない!美味しいパイナップルの見分け方
パイナップルは熟し切っていないと酸味が強すぎて食べにくいですよね。
実はわたし、3歳の時に熟していないパイナップルを食べてしまい、その後大人になるまでパイナップルがトラウマで食べられなかった、という経験があります。
今は美味しく食べられるのですが、幼い頃のあの衝撃が忘れられず・・・。
今でもパイナップルを買う時には用心深くなります。
そんな方にも安心な、美味しいパイナップルの見分け方をご紹介しています。下記の記事を参考にしてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、番外編を含む7つのパイナップルの皮の利用方法をご紹介しました。
気になる利用法はありましたでしょうか。
- ジュースにする
- フルーツポンチなどの器にする
- 花瓶にする
- キャンドル入れにする
- パイナップルティーにする
- かたい肉を柔らかくするのに使う
- 【番外編】皮ごと食べられる品種がある
今すぐ試せるようなものから、チャレンジしてみたいものまで、幅広い利用法がありました。
あわせてご紹介した美味しいパイナップルの見分け方で、食べ頃のパイナップルを買って、ぜひ皮を有効利用してみてくださいね。
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