代表的な緑黄色野菜で、鉄分も含み貧血予防にもうれしいほうれん草。
よく食べるという方も多いと思います。
でも、こんなことって気になってませんでした?
「ほうれん草を食べた後、歯の裏側がザラザラする気が…」
このほうれん草のザラザラ感で、「味はイヤじゃないけどいまいち好きになれない野菜だな」って思っている方もいらっしゃるはず!
というわけでこの記事では、ほうれん草を食べて感じるザラザラ感の正体と、ザラザラした時の対処法をお伝えしていきます。
ほうれん草が今よりもっと好きになるはずですよ!
Contents
ほうれん草を食べた後の歯のザラザラ感の正体
どうしてほうれん草を食べると歯がザラザラするのか?
それはほうれん草に含まれるシュウ酸が原因です!
あくと呼ばれるものですね。
このシュウ酸が歯のカルシウムと結合し「シュウ酸カルシウム」となります。
これがザラザラの原因だったんですね。
歯のザラザラ感を感じないための予防方法
どうすればザラザラ感を感じずに食べることが出来るのか?
その方法は2つあります。
- ほうれん草を茹でて水で洗う
- カルシウムを含む食材と一緒に食べる
たったこれだけで解決するんです!
ほうれん草を茹でて水で洗う
茹でて水で洗うだけで、ほうれん草に含まれるシュウ酸は半分以上なくなります。
ほうれん草のシュウ酸は生で食べた時が一番多いです。
極端にたくさん食べなければ、ほうれん草を生で食べても特に健康に害はありません。
ただ歯のザラザラ感は強くなるので、気になる方は加熱して食べることをおすすめします。
茹でるのが面倒なときは、電子レンジで加熱するのでもOKです。
電子レンジを使うときは、水でぬらしたほうれん草にラップをして30~60秒、緑が鮮やかになるくらいに温め、水で洗って使います。
カルシウムを含む食材と一緒に食べる
ほうれん草のザラザラ感はシュウ酸と歯のカルシウムが結合するのが原因でしたね。
それなら、歯のカルシウムと結合する前に別のカルシウムとくっつけてしまえばいい!
という考え方があります。
カルシウムが含まれる食材は、チーズや牛乳等の乳製品、カツオ節やごま等があります。
ちなみに、油と一緒に調理するのも効果的です。
つまりおひたしよりはソテーの方がザラザラしにくい、ということなんですね。
ほうれん草で歯にザラザラを感じたときの対処法
「どうしたらザラザラ感がなくなるの?」
食べ終わった後すぐ歯磨きをする。
これだけですぐザラザラ感はなくなります!
シンプルな方法ですが、これがやっぱり一番。
歯はやっぱりツルツルが気持ちいいですよね。
ほうれん草を生で食べたい・・・でもザラザラするのはイヤ!
ほうれん草でザラザラしないためには茹でればOK、というお話をしました。
とはいえ、
「ほうれん草を生のままで食べたい!」
「手作り野菜ジュースやスムージーに生のほうれん草を入れたい!」
なんて思う方も。
野菜のビタミンは調理によって失われたりするので、できればそのまま生で食べたいと思うのも当然ですよね。
というわけで、この先では生で食べれて、しかもザラザラしない!そんな方法をお伝えしていきます。
サラダ用ほうれん草
ほうれん草を生のままで食べたいときは、サラダ用ほうれん草がおすすめ。
何が違うのか?というと、サラダ用ほうれん草にはシュウ酸があまり含まれていません。
生で食べれるように品種改良されたものなので、あくやえぐみも少なく食べやすいのが特徴です。
ぜひためしてみて下さい!
ベビーほうれん草
画像引用:https://www.kajitsudo.com/products/item-leaf
「ベビーほうれん草」は成長する前に間引きされた葉物野菜です。
名前の通り、生えたばかりの葉ということでアクが少なく、シュウ酸もあまり含まれていません。
小さくても栄養はちゃんとほうれん草。生で食べても安心です。
プランターで家庭菜園もしやすいんですよ。
まとめ
ほうれん草を食べて歯の裏がザラザラする原因と対処法についてお伝えしました。
今まで気になっていた方は、ぜひこの記事の方法を試してみてください。
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