スーパーで買ってきたパセリ、茎はどうされてますか?
ひょっとして捨てたりしてませんか?
レストランなどで出される付け合わせのパセリも葉だけのことが多いと思いませんか。
実はパセリは茎にも葉と同様の栄養素が含まれているんです。
捨ててしまうにはいかにももったいない!
今回は
- パセリの茎にも栄養があります
- パセリの主な栄養成分の働き
- パセリの茎はこんな風に活用できます
といった内容でパセリの茎の魅力に迫ります。
Contents
パセリの茎にも栄養があります
パセリは高い栄養成分を含んでいます。
なかでも
- ビタミンC
- βカロテン
- 葉酸
- ビタミンK
- 鉄分
は、100gパセリを食べれば、それぞれの1日に必要な量をほぼ摂ることができます。
他にも
- ビタミンE
- カリウム
- カルシウム
も豊富に含まれています。
もちろん茎にもですよ。
ビタミンCの働き
ビタミンCはアスコルビン酸ともいわれ、食事からしか摂ることができません。
ビタミンCはコラーゲンを生成するために欠かすことができないものです。
血管や歯、軟骨などを正常な状態に保ってくれたり、日焼けを防ぐ作用やメラニン色素の生成もおさえてくれます。
また、ストレスや風邪などに対する抵抗力を高めてくれ、がんや動脈硬化、アンチエイジングにも効果が期待されています。
βカロテンの働き
βカロテンは体内で必要な量だけビタミンAに変換されます。
目や皮フの粘膜を健康に保ち、抵抗力も高めてくれます。
薄暗いところで視力を保ってくれたり、発がん物質に対しても効果があるようです。
葉酸の働き
ビタミンの一種です。
葉酸は赤血球の生産を助けるビタミンです。
体の発育にも重要なビタミンで、特にお腹の赤ちゃんにはとても大切な栄養成分です。
最近では、心臓の血管の病気にも効果があるのではないかと言われています。
ビタミンKの働き
私たちは食品から摂ったビタミンKと体内で作られたビタミンKの両方を利用しています。
血液を固める働きをするプロトロンビンを生成するときに必要になるのがビタミンKです。
他に骨の形成を促したり、動脈の石灰化を防いだりします。
鉄分の働き
体に必要なミネラルです。
ヘモグロビンを作るときに必要になるのが鉄です。
体に吸収された鉄分は、血液中をめぐって酸素を運ぶことに関わります。
また、筋肉中に酸素を蓄える作用でも一翼を担っています。
ビタミンEの働き
ビタミンEは水に溶けにくく油に溶けやすいタイプのビタミンです。
血管の健康を保ったり、LDLコレステロール(悪玉)の酸化を防いだりします。
カリウムの働き
カリウムはナトリウムとともに細胞をよい状態に保ってくれています。
また、余分なナトリウムは体外に排出して、血圧を下げてくれます。
カルシウムの働き
生体内にもっとも多く存在するミネラルです。
骨や歯の主な構成成分になるほか、筋肉の収縮などにも関わっています。
栄養成分の働きについて参考したサイト:健康長寿ネット
パセリの茎はこんな風に活用できます
それでは、栄養価の高いパセリの茎の活用術をご紹介していきましょう。
スープなら
温まりそうですね。
常備しておけば
画像引用:cookpad「パセリの茎はこう使う!」
みじん切りするだけでいろいろな料理に使えそうです。
スパイスカレーなら
香りがここまで届いてきそうです。
まさにパセリの茎が主役です
仕上げのごま油がポイントなんですね。
パセリの茎の姿をそのままに!つやつやですね。
イタリアンパセリの茎はパスタに
あさりとの相性も良さそう!
グリーンスムージーにも
これなら加熱すると溶けだすビタミンCも、逃すことなく補給できますね。
ブーケガルニはこんな風に
これで料理のレベルがまた上がりますね。
捨てなければこんなベジブロスに
和・洋・中どれにでも使える野菜だしです。
引用:NHKらいふ「味噌汁や煮物、カレーなど何にでも使えるベジブロス(野菜だし)」
まとめ
パセリは茎にも高い栄養があります。
パセリに含まれる栄養成分についても、ちょっぴりお伝えしました。
パセリの茎は捨ててしまう前に上手に使ってみてください。
ご紹介しました活用術も参考にしていただけたらと思います。
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