美容と健康に効果的と話題のスーパーフードのアサイーに、鉄分も豊富に含まれているとインターネットで見かけました。
普段から貧血で悩んでいて、ドライプルーンを日常的に食べているわたしは
「え?あんなオシャレなもので鉄分がとれるの!?」
とびっくり!そして調べてみたんです。
日頃からなにげなく食べていたプルーンと、最近話題のスーパーフードのアサイー。
- どんな違いがあるのか?
- それぞれの栄養素の違いは?
- 美味しい食べ方は?
これらについて今回はお話していこうと思います。
Contents
アサイーとプルーンの違いを比較!
アサイーとプルーン。
なんとなく見ると同じようなものに感じますが、じつはたくさんの違いがあります。
それぞれの特徴を表にまとめてみました。
アサイー | プルーン | |
主な産地 | ブラジル・アマゾン | アメリカ カリフォルニア州 |
分類 | ヤシ科 | バラ科スモモ属 |
味 | ほとんどない | 甘酸っぱい |
見た目・特徴 | ブルーベリーに似ているが、種が大きく、果肉は全体の5%ほどしかない | 中心に大きな種があり、楕円形で果皮が赤紫~青紫色をしている |
全然違いますね(笑)
アサイーは見た目からブルーベリーに似た味を想像してしまいそうですが、実際には味はほとんどなく、クセもありません。
ちょっと意外ですよね。
アサイーとプルーンの栄養素の違いは?
アサイーとプルーンの主な栄養素について、それぞれみていきたいと思います。
生のプルーンは入手できる時期が限られており、また食べるのにも一般的ではないので、ここではドライフルーツのプルーンと比較しようと思います。
アサイー(100gあたりの栄養素※1) | ドライプルーン(100gあたりの栄養素※2) | ||
エネルギー | 72kcal | エネルギー | 240kcal |
たんぱく質 | 1.1g | たんぱく質 | 2.18g |
脂質 | 6.2g | 脂質 | 0.38g |
炭水化物 | 8.3g | 炭水化物 | 63.88g |
ナトリウム | 7.2mg | βカロテン | 394.00µg |
糖質 | 6.2g | カリウム | 732.00mg |
食物繊維 | 2.1g | 食物繊維 | 7.10g |
鉄 | 0.50mg | 鉄 | 0.93mg |
カルシウム | 35.3mg | カルシウム | 43.00mg |
ビタミンE | 3.3mg | ビタミンE | 0.43µg |
ポリフェノール | 0.29g | 葉酸 | 4.00µg |
※1 アサイーの栄養素と効果効能の解説より参照
※2 カリフォルニアプルーン プルーンの栄養価より参照
アサイーといえば鉄分が豊富とインターネット上で見かけましたが、じつはドライプルーンの約半分しか含まれていません。
ですので、鉄分を取り入れたい場合はドライプルーンを食べた方が効果的と言えるでしょう。
さらに、ドライプルーンには胎児の成長の助けとなる葉酸も含まれているので、妊婦さんにもおすすめです。
また、アサイーには豊富なポリフェノールとビタミンEが含まれており、高い抗酸化作用や美肌効果が期待できます。
さらにポリフェノールの一種であるアントシアニンも含まれているので、眼精疲労や視力回復にも効果が期待できます。
アサイーにもプルーンにも美容と健康に良い成分がたっぷり入っています。
それぞれ特徴が違うので、目的に合ったものを取り入れるのが良いですね。
アサイーとプルーン、どっちがいい?
前項で、アサイーとプルーンの栄養素についてお話いたしました。
では、どんな人にどんな食べ方がおすすめなのでしょうか。
目的に合った食べ方をご紹介します。
美容のためならアサイーがおすすめ!
アサイーには豊富なポリフェノールとビタミンEが含まれています。
これらには高い抗酸化作用があると言われており、アンチエイジングや美肌効果が期待できます。
また、その他にもアサイーには不飽和脂肪酸がたくさん含まれており、こちらは悪玉コレステロールの低下や動脈硬化の防止にも役立つと言われています。
ですので、アンチエイジングや美肌効果、コレステロールが気になる方にアサイーはおすすめの食材です。
食べ方としては、アサイーボウルに入れたり、スムージーとして取り入れることが一般的。
ダイエットにアサイーを取り入れている方はとても多いです。
ただ、アサイーボウルはお店やカフェで出されているものだと砂糖がかなり多かったりします。
食べすぎてしまうと逆に太ってしまう可能性があるので注意しましょう。
加糖されていない冷凍のピューレが売られていますので、糖分が気になる方は自分で作ってみるのがおすすめですよ。
また、アサイーだとちょっと高いな・・・という場合はブルーベリーなど他のもので代用して気分だけ味わうのも一つの手です!
貧血予防にはプルーンがおすすめ!(妊婦さんにも)
プルーンには豊富なカリウムやビタミンAやβカロテン、葉酸が含まれています。
カリウムには取りすぎた塩分を体外に排出してくれる効果があり、高血圧やむくみに効果があると言われています。
また、ビタミンAやβカロテンには免疫力を高める効果やアンチエイジング、ガン予防の効果も期待できます。
さらに、ドライのプルーンには鉄分も多く含まれているため、貧血予防にも効果が期待できます。
その上、胎児の成長を助ける効果があるとされる葉酸も含まれているため、妊婦さんには最適の食べ物と言えます。
食べ方としては、ドライフルーツをそのまま食べたり、ヨーグルトに混ぜる、スムージーにいれるなど、いろいろな食べ方があるのも飽きずに続けられやすい嬉しいポイントです。
まとめ
今回は、アサイーとプルーンの違いとそれぞれの特徴についてお話させていただきました。
どちらも美容と健康に良い成分がたくさん入っていますが、ほとんど違う特徴の食べ物ということがわかりました。
アンチエイジングや美肌効果を目的とするなら、アサイーをアサイーボウルやスムージーなどでおしゃれに食べるのがおすすめです。
また、貧血予防や妊婦さんには、鉄分が多くカリウムや葉酸が含まれているドライプルーンがおすすめです。
どちらも続けることで効果が実感しやすくなります。
アサイーやプルーンを継続的に取り入れて、若々しく病気になりにくい身体を手に入れましょう!
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