春菊がまずい、苦い、嫌い?苦くない食べかたのコツと苦味の原因をご紹介!

春菊がまずい、苦い、嫌い?苦くない食べかたのコツと苦味の原因をご紹介! 野菜の知識

春菊は栄養がたっぷりあって、鍋やすき焼きに欠かせない食材ですよね!
冬の味覚としても知られている春菊ですが、とはいえ、

「春菊はまずいから苦手」
「春菊はキライ!」

という方、多いですよね。

実際苦いですものね。お子さんとかなら、なおさら嫌いではないでしょうか。

でも、そんな春菊も、ちょっとしたコツで苦味をおさえる方法はあるんです。
ということで、この記事では、春菊の苦味を出さないコツや、苦味の原因、オススメの食べ方までご紹介したいと思います。

春菊の苦味を出さないコツってあるの?

春菊の苦味を出さないコツ。じつはあるんです。
それは加熱する時間にヒミツがあります。

カンタンに言ってしまうと、加熱はさっと終わらせるのがコツなんです。

春菊の苦味を出さないコツ:

  • 葉と茎とをあらかじめ分けておく。
  • 茎はかたいので、20秒〜30秒ゆでる
  • 葉は、10秒以内でさっとゆでる

これだけです。カンタンですよね。
「葉は10秒以内。」このヒミツはのちほど。

また、春菊は生で食べるのもオススメです。

「あの苦い春菊を生で食べるなんて・・・」
と思われるかもしれませんが、意外にも生で食べると苦味を感じにくいんですよ。

苦い、キライ!の潜在意識があると生食はちょっと勇気がいるかもしれませんが、例えば好きなものと合わせてサラダにしてみるといいかもしれませんね。
サラダレシピも後ほどご紹介しますね。

春菊の苦味の原因はポリフェノール

次に苦味が出てしまう原因についてお話します。
それはポリフェノールなんです。

ポリフェノールは植物成分の総称で数千種類あると言われていますが、ワイン・コーヒー・お茶に代表されるように苦味・渋みが強いものです。

そして春菊もポリフェノールを蓄えていて、10秒以上ゆでると細胞膜がこわれ始めてポリフェノールが流れだします。そうすると苦味を感じるんですね。

苦味を出すとまずい春菊。でも栄養はとっても豊富

春菊は長く加熱しすぎてしまうとポリフェノールが出て、苦味が出でしまうということでしたね。
そんなマズイと感じてしまうことの多い春菊ですが、実は栄養はとっても豊富なんです。

そこで、春菊に含まれる栄養の代表的なものをカンタンにお話します。

春菊に含まれる栄養その①:βカロテン

βカロテンは細胞の老化を防ぐような抗酸化作用があって、体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の免疫を活性化する効果があります。

春菊にはほうれん草や小松菜よりも多めに含まれていますよ。

春菊に含まれる栄養その②:ポリフェノール

春菊には100gあたり211mgのポリフェノールが含まれています。

春菊に含まれるポリフェノール の一種には「ルテオリン」というものがあり、アレルギーに関わる酵素の作用を抑え、アレルギーや、炎症を和らげる作用があるそうです。

参考:ふたば薬局
参考:免疫を整える食品

また、他にも代表的なポリフェノールの「クロロゲン酸」も含まれ、こちらも強い抗酸化作用があります。
ポリフェノールは水溶性なので、煮ると煮汁に溶け出します。
また、先ほどもお話した、春菊の苦味の原因となるものです。

春菊に含まれる栄養その③:香り成分

春菊って独特の香りがしますよね。

その特徴的な香りは、αピネンと、ペリルアルデヒドという香り成分によるもの。
α-ピネンには、自律神経を安定させ、リラックスさせる効果が期待されています。
ペリルアルデヒドは、同じく独特な匂いのシソの葉にも含まれていて、強い抗菌作用をもっています。

参考:大久保歯科医院

いかがでしょうか。老化やアレルギーに効果的で、さらにリラックスもさせてくれるなんてスゴイですよね。

春菊のオススメな食べかた

それでは、今までお話したことをふまえて、オススメの食べ方をご紹介します。
最初に、「生や半生で苦味を出さない食べかた」をご紹介します。

生や半生で苦味を出さない春菊の食べかた

●生春菊のベーコンサラダ


画像引用:レタスクラブニュース

カリッカリのベーコンを炒めた油ごと生の春菊にかけます。レモンの風味も足して。
ベーコンの香りとレモンの風味で生春菊への抵抗感がきっと和らぎますよ。

>>生春菊のベーコンサラダの作り方をレタスクラブニュースで見てみる

●春菊と白玉団子の中華スープ


画像引用:JA京都

生春菊の上に熱々のスープをかけるスタイル。
半生で苦味も少なく美味しくいただけます。

>>春菊と白玉団子の中華スープのレシピをJA京都で見てみる

苦味を中和?する春菊の食べかた

そして次に、というか最後に。
今まで苦味を出さない食べ方をご紹介してきましたが、実は、加熱や炒めで苦味を出してしまった方が、βカロテンやポリフェノールを効率的に摂取できるんです。

つまり細胞膜を壊してしまった方が、栄養を取りやすいということになります。
細胞に閉じこもったままだと栄養の吸収率は減るんだそうです。

そこでちょっと発想を変えて、苦味を中和?するような食べかたもご紹介します。

●春菊とベーコンのソテー


画像引用:レタスクラブニュース

ベーコンの旨味で春菊の苦味を中和しつつ、βカロテンは脂溶性なので、油で炒めて溶け出したβカロテンを効率よく摂取できますよ。

>>レタスクラブニュースで春菊とベーコンのソテーのレシピを見てみる

●春菊と卵の中華スープ


画像引用:ソラレピ

中華風の味付けでおいしく。
スープに溶け出したポリフェノールも余すところなくいただきましょう。

>>ソラレピで春菊と卵の中華スープのレシピを見てみる

●春菊の中華風にんにく炒め

こんなレシピも。

ウェイパーとにんにくの味付けで春菊の苦味を消す作戦ですね。
お子様でも美味しく食べれそうですよ。

まとめ

いかがでしたか?
春菊の苦味を出さないコツと苦味の原因、オススメのレシピをご紹介しました。
10秒加熱のポイントを抑えれば、苦味をコントロールできますよね。

  • 苦味はあえて出して、ポリフェノールなどの栄養を効率よく摂る
  • 苦味なしで美味しく食べる

など、お好みの苦さで、冬場の免疫力を高める春菊を味わってはいかがでしょうか。

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