「毎日野菜ジュースを飲みたいけど、毎日作るのが少し大変・・・」
「できれば野菜ジュースを作り置きできないかな・・・」
「野菜ジュースを保存できる期間はどのくらい?」
健康のことを思うと、毎日野菜ジュースを飲みたいですよね。
でも、今日はちょっと時間がなかったり、作ることが面倒に感じてしまう日はありませんか?
特に朝って忙しいので、少しでも朝にやることを減らしたいと、私もよく思っています。
そんなときにおすすめなのが、野菜ジュースの作り置きです。
ここでは、
- 野菜ジュースを作り置きする方法と期間
- 野菜ジュースの栄養が失われやすい理由
- 野菜ジュースの栄養を長持ちさせるコツ
についてお話していきます。
この記事を読んだら、ためしに野菜ジュースをまとめて作っちゃいましょう。
忙しい朝の時間をちょっと効率化できますよ。
それでは一緒に見ていきましょう!
Contents
野菜ジュースは作り置きできる!保存方法を紹介
野菜ジュースは、冷蔵保存、または冷凍保存で作り置きができます。
野菜はジュースにすると、時間が経つにつれて栄養がだんだんと減ってしまいますが、工夫すれば栄養を長持ちさせることができます。
- 冷蔵、冷凍保存できる期間
- 野菜ジュースの栄養が減ってしまう理由栄養を長持ちさせるコツ
- 野菜ジュースの栄養を長持ちさせるコツ
の順番で説明していきますね。
それでは、作り置きできる期間から、みていきましょう。
冷蔵3~6時間、冷凍3~4日で作り置き保存できます!
野菜ジュースを作り置きしたら、どのくらいもつの?というと、以下のとおりです。
- 冷蔵保存・・・3~6時間
- 冷凍保存・・・3~4日
野菜ジュースは冷凍保存をすると最長で4日保存でき、野菜ジュースの保存日数がぐっとのびますね。
「夜のうちに作って、次の日の朝に飲みたいな・・・」
という方が多いかと思いますが、寝る前に作って冷蔵庫に入れておけば、朝起きたときに飲む分には問題ないですね。
「毎朝いそがしいから、まとめて数日分つくった!」
そんなときは、すぐに冷凍保存することがおすすめです。
せっかくたくさん作った野菜ジュースですので、より長く保存して栄養を残したいところですよね。
「でも、どうして野菜ジュースって栄養価が失われやすいの?」
野菜ジュースの栄養価が減りやすい理由は、野菜がもっている酸化酵素「アスコルビナーゼ」にありました。
野菜ジュースの栄養はアスコルビナーゼによって酸化します
野菜ジュースの栄養が減ってしまう理由は、アスコルビナーゼによる酸化が理由でした。
野菜をジュースにするとき、ジューサーを使いますよね。
このとき、野菜の栄養は空気にたくさんぶつかることになります。
そうすると、野菜に含まれている酸化酵素「アスコルビナーゼ」がはたらきます。
アスコルビナーゼがはたらくと、野菜がもつビタミンCを壊してしまいます。
その結果、野菜ジュースの栄養素がだんだんと失われてしまう、ということになります。
ビタミンCには野菜ジュースの酸化を防ぐ力があります。
アスコルビナーゼがはたらきにくい温度で野菜ジュースを保存することが、とても大切なんですね。
そこで、次は野菜ジュースの栄養をより長持ちさせる工夫についてお伝えします!
野菜ジュースの栄養を長持ちさせるコツ
手作り野菜ジュースは、より栄養価の高いものを飲みたいところですよね。ここで、野菜ジュースの栄養を長持ちさせるひと工夫を紹介します。こちらです。
- 空気に触れさせない
- ふた付きの製氷皿を使って冷凍保存する
- コールドプレスジューサー(低速低温圧搾法)を使う
- 柑橘類をいっしょに使う
- りんごを使うなら食塩水につける
空気に触れさせない
空気に触れさせないことはとても大事です。
野菜ジュースが空気に触れると、野菜ジュースの栄養素の酸化をすすめてしまいます。
できることなら、酸化していないフレッシュな栄養をとりたいですよね。
保存するときは、殺菌のために保存容器もしっかり洗って乾かしておきましょう。
注ぎ口の小さい容器をえらびましょう。
保存容器のなかの空気が少なくなります。
また、注ぎ口ぎりぎりまで野菜ジュースをいれて保存することがおすすめです。
ふた付きの製氷皿を使って冷凍保存する
野菜ジュースの栄養価をより長持ちさせるなら、ふた付きの製氷皿を使って冷凍保存することがおすすめです。
冷凍保存をすると、野菜ジュースに含まれている酵素のはたらきを弱めることができます。
酵素がはたらきにくくなれば、保存できる日数も伸びるんですね。
また、ふたつき製氷皿をつかうと、製氷皿の中に空気が入りにくくなります。
飲みたい分だけをとりだすこともできるので、とても便利です。
コールドプレスジューサー(低速低温圧搾法)を使う
コールドプレスジューサーは、高速式や遠心分離式のジューサーよりも、回転スピードがゆるやかで、加えて強い圧力によってジュースをつくる機械です。
コールドプレスジューサーを使うとこんなメリットがあります。
- 熱の発生が最小限のため、ビタミンや酵素が壊れないまま摂れる
- 空気に触れないので、酸化スピードをゆるめることができる
とはいっても、コールドプレスジューサーはお値段も高いので、買うのは少しハードルが高いですよね。
そう考えているあなたには、柑橘類をいっしょに使ってジュースにすることもおすすめです。
柑橘類をいっしょに使う
柑橘類は野菜ジュースの酸化を防いでくれます。
じつは、アスコルビナーゼって酸に弱いんです。
柑橘類と一緒に野菜ジュースを作ることで、アスコルビナーゼのはたらきを抑えることができるんです。
アスコルビナーゼは、熱と酸に弱いので、茹でたり、炒めたり、酢を少し加えることで、ビタミンCの破壊作用はなくなります。もみじおろしやミックスジュースを作るときは、柑橘系の果汁やお酢をかけてからあわせるとよいでしょう。
あなたが野菜ジュースを作るときにりんごをいっしょに使っていませんか?
りんごを使っていたら、食塩水にりんごをつけてからジュースにする方法がおすすめです。
りんごを使うなら食塩水につける
野菜ジュースを作るときに、りんごを使う場合は食塩水に1分程度つけましょう。
すると、りんごに含まれているビタミンCを野菜ジュースの中に残すことができるんです!
ビタミンCには、酸化を防いでくれる効果があります。
そんなビタミンCをジュースに残せたら、栄養が長持ちするだけでなく、野菜ジュースの栄養も、より高くなりそうですね。
野菜ジュースを手作りするのですから、たくさんの栄養素をとりたいところですよね。
市販の野菜ジュースも常備よう!毎日継続して飲むのが大切
毎日野菜ジュースをつくっていると、
「今日は野菜ジュース作りをおやすみしたい、でも野菜ジュースは飲みたい・・・」
そんな日もあると思います。
私も、今日も野菜ジュースを飲みたいんだけど、もっと手軽に飲みたい、なんてよく思っています。
大切なのは、毎日野菜ジュースを飲むことです。
長く続かなければ、野菜ジュースを毎日飲んでいる意味がなくなってしまいます。
野菜ジュースつくりをおやすみしたい、そんなときは、無理して作らなくていいんです!
市販の野菜ジュースを飲んで、野菜ジュース生活を無理なく続けましょう!
市販の野菜ジュースを買うときは、以下のポイントもふまえて選ぶことをおすすめします。
きっとあなたにぴったりの市販の野菜ジュースが見つかることでしょう。
- 野菜ジュースの容器は何か
- 摂取したい栄養素は入っているか
- 添加物が入っているか
野菜ジュースの容器は何か
野菜ジュースの容器は、缶のほうが賞味期限が長いです。
そのため、より長く保存できます。
紙パックだと、賞味期限は短いです。
しかし、その分フレッシュな状態で野菜ジュースを飲むことができる、という点もあります。
摂取したい栄養素は入っているか
市販の野菜ジュースは、商品ごとにふくまれている栄養素が違ってきます。
あなたが摂りたいと思っている栄養素がはいっている商品を選びましょう。
あなたがほしい栄養が入っている野菜ジュースのほうが、野菜ジュース作りをおやすみしたいときに、気兼ねなく市販の野菜ジュースを飲めそうですよね。
添加物は入っているか
普段の食事から添加物を気にされているあなたには、無添加のものを選びましょう。
まとめ
野菜ジュースは、作り置きすることができます。
保存条件と期間は、
- 冷蔵保存・・・3~6時間
- 冷凍保存・・・3~4日
です。
より栄養価を長持ちさせるには、酸化酵素「アスコルビナーゼ」のはたらきを弱めることが大切です。
- 空気に触れさせない
- ふた付きの製氷皿を使って冷凍保存する
- コールドプレスジューサー(低速低温圧搾法)をつかう
- 柑橘類をいっしょに使う
- りんごを使うなら食塩水につける
といった工夫で、野菜ジュースの栄養を長持ちさせましょう。
「野菜ジュースつくりをおやすみしたい・・・」
そんなときは市販の野菜ジュースを買っておくこともおすすめです。
市販の野菜ジュースを買うときは、以下のポイントをふまえて買うことをおすすめします。
- 野菜ジュースの容器は何か
- 摂取した栄養素は入っているか
- 添加物が入っているか
より長く野菜ジュースを飲み続けたいですよね。
そのためにも、野菜ジュースを作り置きすることがおすすめです。
たまにはジューサーを使うことをおやすみし、市販の野菜ジュースを飲みながら、気軽に野菜ジュースを飲み続けていきたいところです。
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