健康や美容のためにたくさん食べたい野菜。
毎日の食事に野菜をたっぷり取り入れて、栄養満点菜食事を作り続けるのは難しいですよね。そんな時は、野菜を切ってミキサーに入れるだけの野菜ジュースや市販の野菜ジュースは、お手軽でとても便利です。
でも時に、野菜ジュースを飲むんだ時に口の中がピリピリする!と感じたことがありますよね。
ということで、この記事では以下の内容でお伝えしていきます。
- 使用している食材
- なぜピリピリするの?
- 市販と手作りの違い
- ピリピリしないおすすめレシピ
Contents
野菜ジュースがピリピリする原因
野菜ジュースが口の中でピリピリする原因は下記の3つが考えられます。
- 野菜独自の辛味成分
- ショウガのような刺激物成分
- 傷んでいる?
それでは1ずつ説明していきましょう。
野菜独自の辛味成分とは
小松菜、ほうれん草などの緑黄色野菜やカリフラワー、キャベツなどの淡色野菜、リンゴ、オレンジなどの果物など様々な野菜が使われています。
ピリピリする原因は野菜ジュースの材料の中に、小松菜や水菜などのアブラナ科には辛味成分があります。
その辛味成分はイソチオシアネートと呼ばれています。
イソチオシアネートという成分は、細胞が壊される際に生成されるます。
大根おろしにするのと同様に、小松菜や水菜などを材料として使いミキサー等で攪拌しますよね。
そうするとイソチオシアネートが生成されピリピリとした刺激が口の中に感じることがあるのです。
ただ、イソチオシアネートはピリピリするだけの悪いものではありません。
解毒酵素の働きを高める作用があり、ガンの予防効果も期待できるとされているんですよ。
また、食欲増進、殺菌作用、血液をサラサラにする効果があります。
ショウガなど刺激物が入っている
材料の中にはショウガを使っている野菜ジュースがあります。
ショウガの辛味がピリピリの原因になっている場合もなります。
体を温めてくれるショウガですが、ピリピリがお好きでない方は入っていないものを選びましょう。
手作りの時は入れないようにするか、少量にしましょう。
傷んでいる?
人の口の中にはたくさんの細菌がいます。
直接口をつけて飲むと飲み物の中に菌が入ってしまいます。
野菜ジュースを大量に作ったときは、コップに移してできるだけ早めの飲み切りましょう。
残った場合は必ず冷蔵庫に保管しましょう。
もし野菜ジュースやグリーンスムージーを作り置きする場合は、せいぜい半日程度で飲みきるようにしてください。
野菜ジュースをピリピリさせない為には
野菜ジュースがピリピリしないための対策をご紹介!
ぜひ試してみてください。
ピリピリの原因の材料は入れない!
グリーンジュースを作る場合、小松菜など茎の部分に辛味成分の原因となる成分が含まれるので、葉のみ使ってみてはいかがでしょう。
またイソチオシアネートは時間の経過とともに分解されていくので、時間がたってから飲めばピリピリとした刺激も半減され、飲みやすくなると思います。
また、キャベツやレタスを使うのもよいでしょう。
濃度にも気をつけよう!
市販の野菜ジュースは買うときにパッケージを見てわかりますが、手作りのフレッシュジュースは材料の分量を変えましょう。
当然、小松菜などのアブラナ科の分量が多いほうがピリピリします。
私はピリピリしても小松菜の味が濃いほうが好きなので、たくさん使用します。
店頭販売のフレッシュジュースでも増減してもらえるお店もあるので、一度注文時に聞いてみるのもいいでしょう。
新鮮なまま飲み切ろう!
使用されている材料にもよりますが、一番は開封後、すぐ飲む!飲みきる!です。
開封し一度口をつけたものはそこから菌が入ります。
分調整や商品管理問題、長くどこかの棚に常温で置かれてそれを売場の要冷蔵に戻すなど。
当然要冷蔵のものは10度以下保存なのに数時間常温で放置されていたものは劣化します。
一度開封し、口をつけているなら菌が混入していますので、要冷蔵で、数日の日保ちでしょう。
季節によっても違いますが、夏場はもっと強力な菌が繁殖します。
作ったら(開封したら)たとえ後で蓋をしても空気中の酸素が混ざっているので確実に傷んでいきます。
できるだけ早く飲みきりましょう!
まろやか野菜ジュースのおすすめレシピ
小松菜とりんご、にんじんの野菜ジュース
材料(1人分)
- 小松菜(葉部分) ‥ ½ 本
- リンゴ ‥ ¼ 個
- 人参 ‥ ½ 本
- レモン汁 ‥ 少量←色止め効果!
作り方
- 材料をジューサーに入れる
- できたジュースにレモン汁を入れる
野菜から水分だけでおいしい野菜ジュースのでき上がり。
簡単なので、ぜひ試してみてくださいね!
ジューサーはできればスロージューサーがおすすめです。
栄養価が失われないので、より健康的な生ジュースを作れますよ!
もっとまろやかなジュースが良い方は、バナナ入りがおすすめ!
バナナは凍らせたほうが保存もでき便利です!
凍らせバナナを使ってジュースを作るには、氷もOKなスムージー向けのミキサーを使いましょう。
夏は大葉と凍らせたバナナだけのジュースがおすすめ!
大葉は普段それほど大量に食べる食材ではないのですが、カロテン含有量は小松菜の3倍、春菊やカボチャの2倍になります。
α-リノレン酸は抗酸化作用もあり、防腐や細菌の繁殖防止作用もあります。
もっと手軽に野菜ジュースを飲みたいときは、市販のジュースも良いでしょう。
最近では濃縮還元以外にストレートの野菜ジュースもたくさんあります。
簡単に栄養も取れて、ピリピリしないですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?野菜ジュースのピリピリの理由がわかりましたでしょうか。
ご自身が美味しいと感じる野菜ジュースレシピを探したり、野菜の栄養素からご自身の体質改善のための野菜ジュースレシピを探してみたりすることも楽しいのではないでしょうか。
ぜひ、体が喜ぶ野菜ジュースを探してみてください。
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