チアシードは、とても栄養価が高く「チアシードと水があれば生きていける」なんてことを言われるくらいのスーパーフードです。
でも、どんなに健康に良いものでも、妊婦さんにとっては気になることがいっぱい!
「チアシードって妊婦さんが食べても大丈夫なのかな?」
「チアシードってお腹の赤ちゃんに影響ってあるの?」
「チアシードの栄養ってなに?」
など、妊娠中はお腹の赤ちゃんへの影響が気になります。
チアシードを摂取して、妊娠中に起こる体調の変化やマイナーなトラブルに効果が期待できるならうれしいですよね。
ということで・・・
今回はスーパーフードといわれるチアシードについて、気になることをお伝えしていきます。
Contents
チアシードは妊婦さんが食べても大丈夫!
チアシードはアメリカの食品医薬極「FAD」が認めた栄養補助食品なんです。
要は、チアシードは普段の生活の中で不足している栄養を補うための食品ということです。
だから、妊婦さんにも積極的に摂り入れてほしい食品なんですね。
チアシードは、奇跡の栄養バランスが備わっているともいわれ、安全性や効果が認められています。
妊婦さんの中には、産婦人科の医師や看護師さんに、「チアシードを摂取するように」とアドバイスをされた人もいるんです。
お腹の赤ちゃんは母体から栄養をもらって成長します。
スーパーフードのチアシードは「強さの種」ともいわれ、母体と赤ちゃんの健康をサポートしてくれます。
栄養価が高く、チアシードは体にも優しい天然の素材なので赤ちゃんにも妊婦さんにも安心なんです。
チアシードのうれしい効果とは
チアシードには、美容や健康にも良いと言われ人気がある健康食品です。
便秘や貧血、そして急激な体重増加など妊娠中のマイナーなトラブルの強い味方になってくれます。
スーパーフードと呼ばれるチアシードは、中南米やオーストラリア原産の「チア」と呼ばれる植物から取れる種なんですね。
見た目はゴマみたいな粒状のもので、種の大きさは直径が1mm程度と小さく楕円形の形をしています。
チアシードを水につけておくと種の周りに半透明の幕ができます。
これが食物繊維(グルコマンナン)で、便秘の改善に役立ってくれるんです。
妊娠中はどうしても便秘になりやすい人が多いので、妊婦さんにオススメです。
また、チアシードは水分を吸収すると10倍の量に膨れるので、腹持ちもよく食べ過ぎを防いでくれます。
妊娠中はお腹も大きくなって体を動かすのもしんどくなりますね。
その結果、以前よりも運動量が少なくなるので、体重も増えやすくなっちゃいます。
体重が増え過ぎるとさまざまなリスクも伴いがち・・・
例えば
- 太りすぎると妊娠中毒症になるリスク
- 分娩が大変になる可能性がある
- 産後の体重を戻すのが大変
など、体重オーバーにならないように食生活の中でも注意が必要です。
食事をバランス良く食べられるのが一番、その中のひとつにチアシードを摂り入れていくと妊娠中の体重管理にも役立ってくれます。
チアシードには妊娠中に摂ってほしい栄養素がたくさん
チアシードは、奇跡の栄養バランスが備えられているスーパーフード!
1日にスプーン1杯で妊娠中に摂ってほしい栄養素が摂れちゃいます。
オメガ3脂肪酸
体内での生成が困難なため食品から摂取する必要がある栄養素!
それも限られた食物のみに含まれるため貴重なんです。
オメガ3脂肪酸は、特にお腹の赤ちゃんの脳の発達や視力の向上にも大きく関係しています。
また、免疫力を高め、妊婦さんにとっても非常に大切な栄養素です。
特に、妊娠初期の妊婦さんの栄養補給におすすめ!
食物繊維
チアシードの40%はグルコマンナンという食物繊維!
水分を吸収すると10倍に膨れ、体内の老廃物も一緒に排出してくれます。
妊娠中はどうしても大腸のぜんどう運動が抑制され、腸が圧迫されます。
そのため、妊娠中には便秘の症状が出やすくなるんです。
それでもお腹に赤ちゃんがいるため、上手くいきめなかったりして苦しいですよね。
その点、チアシードは食事による自然なお通じを促してくれるので、妊娠中の便秘が改善されます。
鉄
妊娠中は、お腹の赤ちゃんに栄養を送り続けるため血液をたくさん使います。
そのため30~40%の妊婦さんが貧血になりやすいんです。
鉄は、妊娠中の貧血を防ぐ上でも非常に優秀な栄養素!
そのほか、マグネシウムも亜鉛も血液の成分に必要な栄養素です。
カルシウム
チアシードのカルシウム含有量は牛乳の6倍!
カルシウムはお腹の赤ちゃんの骨や歯をつくるためにたくさん必要なんです。
チアシードに、これだけのカルシウムの量が含まれているのはうれしいですね。
また、チアシードを摂取すると母体にもさまざまな効果が期待できるんです。
- ダイエット(体重管理)や便秘の改善に効果が期待
- 免疫の向上
- 骨粗しょう症の予防
妊娠中の体重管理にもひと役買ってくれたり、チアシードはとても魅力的!
母体やおなかの赤ちゃんの成長のためにも、ぜひ摂取してほしい食品のひとつです。
チアシードの正しい食べ方
チアシードの摂り方としては
- 料理に混ぜて一緒に食べる
- 水で戻して飲み物に入れて飲む
といった感じです。
チアシードは無味無臭なので、どんな料理にも手間いらずで簡単に摂ることができます。
チアシードを食べるときは「1日の摂取量・大さじ1」を守ることが大事です。
食べるときは、チアシード大さじ1杯に対して水大さじ10杯で戻します。
12時間以上ひたすと、しっかりと戻されてプルプルになりますよ。
水に浸すのはチアシードの種にも、玄米などの種物にはつきもの発芽抑制因子(アブシジン酸)という発芽毒があるため。
この発芽毒はしっかりと水につけておくことで無毒化されるといわれています。
実際にはチアシードは戻さずにそのまま食べても発芽毒の悪影響はほとんど心配ありませんが、気になる方はしっかり戻しましょう。
妊娠中にチアシードを食べる時どんなことに気をつければいいの?
妊娠中はお腹の赤ちゃんのためにも、食べるものには気を付けたいもの。
いくらチアシードの栄養が豊富でも、食べ過ぎは体に良くありません。
チアシードも食べすぎると、食物繊維を過剰摂取することになるので、逆に便秘を悪化させちゃいます。
なんでもほどほどが良いということですね・・・
あくまでも、1日の摂取量を守るってことが大事!
チアシードの推奨量は乾燥状態で大さじ1程度。
食物繊維が豊富なゆえに、あまり多く摂りすぎると下痢になるか、逆に便秘にもなりやすくなります。
下痢も便秘も、妊婦さんの身体に負担がかるので気をつけたいですね。
また、安心安全なチアシードを選ぶポイントは
- 無農薬でオーガニック認定
- 有機JAS認定のあるもの
- そのほか海外からの認定機関の認定を受けているもの
といったところを基準にしましょう。
妊娠中は特に、買う前に調べると安心にもつながりますね、
まとめ
チアシードはアメリカでも認められている栄養補助食品。
だから妊娠中でも安心して食べて大丈夫!
普段の食生活の中では不足してしまう栄養素を、チアシードで補うことができます。
妊娠すると女性は体質が変わるので、便秘や体重増加など今までと違った変化を感じることがあります。
そんな時こそ、チアシード!妊娠初期の母体、お腹の赤ちゃんの成長、どちらにとってもおすすめの食品です。
チアシードは無味無臭なので、ヨーグルトやスープに入れたり、サラダに混ぜたり、どんな料理にも合いやすいです。
毎日の食生活の中にチアシードをスプーン1杯、試してみてはいかがでしょうか?
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