せっかくスムージーを作るのであれば美味しくいただきたいものですよね。
健康のためにも、栄養は効率よくとりたいもの。
でも、グリーンスムージーには合う野菜と合わない野菜があります。
相性の悪いものを使ってしまうと
「あんまりおいしくない・・・」
ということになってしまいますし、健康習慣も続かなくなってしまいますよね。
というわけで!この記事ではスムージーに合わない野菜をまとめて紹介していきます。
後半では美味しく作れる定番のおすすめスムージーレシピも紹介しているので、スムージー作りに失敗したくない方はぜひ最後まで読んでくださいね!
Contents
グリーンスムージーに合わないのは・・・こんな野菜!
「スムージーはどんな野菜でもおいしく飲めるんじゃないの?」
というイメージがあると思います。
たしかに、なんでもミキサーにかけたらそれなりに美味しく飲めそうですよね。
でも違うんです!スムージーにすると微妙な野菜もあります。
それだけではなく、いろいろなデメリットも・・・!
スムージーに合わない野菜は大きく分けると3つあります。
- でんぷんを多く含む野菜
- 光毒性を含む野菜
- アルカロイド系毒性を含むスプラウト
くわしく見ていきましょう!
でんぷんを多く含む野菜(根菜類)
でんぷんは果物との食べ合わせが悪く腸内でガスを発生させやすいので、スムージーには適していないんです。
でんぷんを多く含む野菜ってなに?というと根菜類。
主に大根、人参、れんこんなどが挙げられます。
「でんぷんが多い=カロリーが高め」だから、太りそうなのも気になるわね。
他にはキャベツ白菜など色が薄い葉物系やトウモロコシ、カボチャ・オクラ・ブロッコリーもでんぷんが多い野菜です。
また厳密には野菜ではありませんが、イモ類や豆類もでんぷんが多く、グリーンスムージーには不向きといわれています。
光毒性を含む野菜(きゅうりやセロリ)
光毒性のある素材(きゅうり、セロリ、パセリなど)は「光毒性(ソラレン)」という性質を持ったものがあります。
光毒性とは紫外線に対して反応する物質のこと。
つまりこの光毒性を持った食材を摂取して太陽の光を浴びると、通常よりも多くの紫外線を吸収して、日焼けや老化の原因となります。
スプラウト(ブロッコリーやカイワレ)
ブロッコリースプラウトやカイワレは栄養が豊富。
普段の食生活に積極的に取り入れたいところではあります。
しかし、これらはアルカロイド系の毒性物質が含まれています。
ほんのわずかの毒性なので少し食べたくらいでは心配ありませんが、たとえば同じものを毎日多量に摂取すると下痢やお腹が痛くなることも。
もしスプラウト系の食材をスムージーに使うなら、少量に控えておくか数日おきにローテーションするのがおすすめです。
ちなみにアルカロイドが持つ毒性としてよく知られているのは、コーヒーや紅茶に含まれているカフェイン。
カフェインは頭がスッキリする覚醒作用があり、うまく使えば役立つ成分ですが、大量に摂取してしまうと不眠になったりお腹に負担をかけてしまいますよね。
合わない野菜は絶対にスムージにはできないの?
上記で紹介した野菜はそれぞれ理由があって、スムージーには向かない野菜です。
しかし、向かないからといって絶対入れてはいけないわけではありません。
たとえば根菜類ならホットスムージーにすると体を温める効果が期待できておすすめです。
冬場の寒い時期なら、冷たいグリーンスムージーよりも健康に良さそうですね。
光毒性を持つ野菜は豊富に栄養が含まれているため、スムージーにして摂取するときは朝や日中よりも夜がおすすめです。
アルカロイド毒性を持つスプラウトなら、生食するくらいの量に抑えておくことが重要。
スムージーは大量に野菜をとりやすいので、栄養をまとめて摂ろうとしてついたくさん入れてしまいがち。
アルカロイドもまとめて摂りすぎてしまわないように注意してください。
でんぷんを多く含む野菜は「茹でて少量入れる」という方も結構いらっしゃいました。
特にブロッコリーや人参など、栄養素が高い野菜を摂りたいこともありますよね。
お腹が張ったりしないようなら、そんな使い方もありです!
じゃあ、どんな食材がスムージーには向ているのか??
スムージーに向かない野菜についてここまでお伝えしてきました。
全くダメというわけではなく、少量であったり、時間帯を選んだりすれば入れることができることがお分かりいただけたと思います。
では逆に、スムージーに向いている野菜とはどんなものがあるのでしょうか?
スムージーに向いている野菜はこれ!
スムージに向く野菜は葉物野菜であるほうれん草・小松菜・カブの葉・チンゲン菜などが挙げられます。
緑黄色野菜で栄養価が高く、カロリーも低めなのでダイエットに最適!
普段の食生活で不足しがちな野菜の栄養を効率よく摂取できます。
ちなみに生の小松菜やほうれん草などには硝酸態窒素やシュウ酸が含まれています。
これも身体に悪い影響があるとされていますが、やはりよほど大量に摂取しない限りは特に心配する必要はありません。
スムージーに向く果物(フルーツ)はこれ!
野菜だけで作ったスムージーは甘さがないので飲みにくいです。
なので果物を一緒に使うのが基本。
食物繊維やビタミンCなどを豊富に含んでいるフルーツを使うのが定番です。
主にリンゴ・バナナ・キウイ・オレンジなどがおすすめ!
ただし、キウイやオレンジなどは光毒性を持つ食材なので、こちらは時間帯を気にして使いたい食材になります。
タンパク質を加えるのもおすすめです
ギリシャヨーグルト・豆乳・絹ごし豆腐をスムージーに加えるのもおすすめです。
植物性タンパク質を摂ることができ、満腹感も長持ちして血糖値を安定させてくれる働きをしてくれます。
また、アボカドやナッツバターを入れてみることもおすすめです。
良質な脂質が含まれていて、エネルギー補給にもいいですよ。
簡単!定番のスムージーのレシピ
実際にスムージーはどのようにして作るのか、まだよくわからない方もいらっしゃるかもしれません。
というわけで定番の簡単なスムージーの作り方を紹介します!
ミキサーだけは必要なので、持っていないならご用意ください。
バナナとりんご、小松菜のグリーンスムージー
材料
- バナナ・・・1本(130g)
- りんご・・・1/4個(60g)
- 小松菜・・・1/3束(100g)
- レモン汁・・・少々
- 水(氷含む)・・・150ml位
作り方
- バナナ、林檎(皮のついたまま)、小松菜は大きめに切っておく
- ミキサーに材料を全て入れて、滑らかになるまで攪拌する
- 水分を調節して飲みやすくする
※野菜や果物の大きさ、熟し加減によって味やとろみが変わります。
※好みで蜂蜜入れても良いです。
※レモンは、皮をむきスライスして冷凍し、1/2枚そのままミキサーにかけています。
スムージーはおしゃれな飲み物で、なんだかハードルが高く感じる方もいるかもしれません。
でもけっこうシンプルなんですよ!たくさんの野菜と果物の種類を入れないといけないものというわけでもありません。
美味しく作るコツはひとつ。「合わない野菜」を使わないこと。
そうすれば、美味しいスムージーを簡単に作ることができます!
まとめ
でんぷんを含む野菜は腸内でガスを発生させやすいので、入れないことをおすすめします。
光毒性を持った食材は日焼けや老化の原因となるので、時間帯を気にする必要があります。
スプラウトは、一度に大量のアルカロイドを摂取しないように!
少量もしくはローテーションをして摂り入れましょう。
スムージーは自分で野菜を選んで入れることができるので、色々ためして自分だけの味を追求してみてください。
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