私の初めての料理は、野菜の皮むきの練習から始まりました。
小学校の調理実習でカレーを作ったときも、野菜の皮をむいた記憶があります。
みなさんにも似たような経験ありませんか?
野菜の皮をむくのは当然、というイメージがありますよね。
汚れていたりして、「皮なんて食べたくないよ」という方も多いと思います。
でも実は・・・にんじんの皮は食べられます!
捨ててしまうのはもったいないですよ。
この記事ではにんじんの皮の栄養やメリットについて詳しく解説していきますね。
記事の後半ではにんじんを皮ごと使った料理のレシピを。
そして「やっぱり皮はむきたいよ」という方におすすめな皮を薄くむく方法なども紹介します。
ぜひこの記事を参考にして、栄養豊富なにんじんを皮ごと美味しく食べましょう!
Contents
にんじんの皮は食べられる!捨てるのはもったいない
にんじんの皮は、「内鞘細胞」(ないしょうさいぼう)という薄い膜でできています。
にんじんは、他の野菜と違って泥を落としてもそれほど鮮度が落ちる心配がありません。
なので、出荷されるときしっかりと洗浄されます。
にんじんの薄い膜は、この出荷前の洗浄によってほとんど剥がれてしまうそう。
つまり売られているにんじんは、ほぼ皮なしの身だけの状態なんです。
にんじんの皮をわざわざむかない方がいいのは、栄養が豊富だからということもあります。
にんじんに豊富に含まれている栄養素といえばカロテン。
このカロテンは、皮付近に多く含まれているんだとか。
カロテンは体内でビタミンAに変わり、抗酸化作用や免疫力アップの効果が期待できるので、捨ててしまうなんてもったいない!というわけなんです。
「でも皮をむかないと、なんだか固いし食べにくそう・・・」
と思いますよね。
そこで、にんじんの皮をむかなくても気にせず美味しく食べられる料理を、いくつかご紹介します!
※ちなみに、にんじんの葉っぱも食べられます。葉つきにんじんを買うことがあったら参考にしてください↓
にんじんの皮をむかなくても美味しく食べられるレシピを紹介!
にんじんを皮ごと使った料理をご紹介します。
にんじんナムル
切ってレンジでチンして混ぜるだけ!
10分ほどで簡単に作れるにんじんのナムルです。
作り置きもできて、お弁当のおかずとしてもぴったりです。
>>>レタスクラブで詳しいレシピを見てみる
きんぴら
にんじんもごぼうも皮ごと調理するレシピです。
こちらも10分ほどと手軽に作れます。
にんじんジュース
スロージューサーを使って作れる、栄養満点のにんじんジュースのレシピです。
スロージューサーは、高速回転して食材を砕くミキサーと違い、低速で食材を圧縮しながらすり潰します。
低速なので、摩擦熱で食材が酸化する心配はないため、食材の酵素を壊さずにジュースが作れます。
1杯のジュースを作るのに5分程度ちょっと時間がかかってしまいますが、葉野菜もすり潰せるのでサラサラしたジュースが飲みたい方におすすめ!
スロージューサーが気になる方は、ぜひこちらの記事を参考にしてください。
肉じゃが
にんじんだけでなく、じゃがいもも皮ごと使っています。
肉じゃがが余ったときのための、リメイクレシピも掲載されています。
にんじんの皮をできるだけ薄くむく方法
でもやっぱり食感が気になる、皮をむきたいという方にできるだけ皮を薄くむく方法をご紹介します。
- 性能のいいピーラーを使う
普通のピーラーだとどうしても厚く、身ごとむけてしまうので切れ味の良いピーラーを使うとつるっとむくことができます。
また、様々な形状のピーラーがあるので自分の手にフィットする、使い勝手の良いピーラーを選ぶのが良いですね。
- スプーンでこする
にんじんの薄い皮は、スプーンを使うと簡単にむけます。
にんじんの表面に大さじのスプーンを当て、少し力を入れて削るようになぞるとつるつるにむけます。
- アルミホイルでこする
アルミホイルを適当に切り、くしゃくしゃに丸めます。
そして、にんじんの表面に当ててこすれば、簡単にむけます。
ベジブロスを作ってみよう!
皮の食感が気になるけど皮の栄養も逃したくない、という方はむいた皮を使ってベジブロスを作るのはいかがですか?
ベジブロスだったら皮の食感も気にせず、大切な栄養価を逃すことなく食べられますよ。
また、スープだけでなく様々な料理に活用できます。
栄養たっぷりのベジブロスを使って、いつもとは一味違う料理を楽しみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
子供も積極的に食べた方がいいと言われているほど大切な栄養源であるにんじん。
そんな大切な栄養を丸ごと摂れるなんて嬉しいですよね。
よくにんじんを使う私としては、皮をむく手間が省けるのでそこも魅力的です。
また、ピーラーだけでなくスプーンを使って皮をむく方法も、簡単なので試してみたくなりますね。
この記事があなたの参考になったら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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