家庭菜園で白菜を作っていますか?
自宅のちょっとしたスペースに畑を作って、好きな野菜を植えて育てる。
あるいは貸し農園などの場所を借りて、野菜作りを楽しんでいる方もいらっしゃるかもしれません。
自分で愛情を込めて作った野菜は、普段よりも美味しく感じるものですよね。
また、スーパーで野菜を買う必要がなく、経済的で家計の助けになること間違いなし!
そして、手塩にかけて育ててきた野菜がたくさん収穫できた時は、この上ない喜びですよね。
ですが、
たくさん収穫できたのは嬉しいけれど、ちょっと作りすぎちゃった・・・
こんな時の白菜の保存方法は皆さんご存じでしょうか?
というわけで今回は、
- 白菜を畑で保存する方法
- 収穫後の白菜の保存方法
- 番外編:寒い雪国では雪に埋めて保存する
この3つに分けてお伝えしていきたいと思います。
白菜の収穫時期
白菜の畑での保存方法にふれる前に、白菜の収穫時期について解説していきましょう。
白菜の収穫時期は基本的に冬の時期になります。
8月から9月にかけて種まきをすると、11月上旬辺りが収穫時期になります。
また品種によって成長具合も変わりますが、白菜は一般的に60日から90日程度で収穫時期を迎えます。
白菜を畑で保存する方法
白菜を収穫する時、
たくさん採れたのは嬉しいけど、いつもより多くできてしまったなぁ…
という場合ありますよね。
こんな時は、無理に全部収穫しなくても大丈夫。
畑に植えたままの状態で、白菜の外側の葉っぱを包むように持ち上げ、上の部分を紐などで縛るだけで長持ちします。
紐で縛るだけでも良いのですが、紐で縛った上の部分から何かの拍子で霜が入り、白菜の一部が傷む可能性があります。
そこでもう一工夫。
白菜の頭の部分に新聞紙を被せてあげましょう。
新聞紙が霜や水の侵入を和らげてくれます。
これによって、寒い冬を越え、1月から2月くらいまで畑で保存が可能になります。
収穫後の白菜の保存方法
収穫後の食べきれない白菜を冷蔵庫で保管する場合は、白菜を新聞紙で包んで保管してあげましょう。
また、保管しきれない白菜は、冷暗所、日の当たらない涼しい場所で保管すると、さらに数か月程度日持ちします。
番外編:寒い雪国では雪に埋めて保存する
出典:やまがた雪ノ下野菜
寒い雪国では、氷点下の寒さから白菜を守るために、収穫した野菜を雪に埋めて保存するのだそう。
白菜のほかに、この方法で保存される代表的な野菜として、ホワイトアスパラや冬玉ねぎなどがあります。
どんなに厳しい寒さがきても、野菜は0度付近の温度で保たれ、凍ってしまうことはありません。
湿度も90%程度に保たれるので乾燥することもなく、白菜は雪の中で心地よいまどろみで眠ります。
雪の中で野菜を熟成させることによって、糖やアミノ酸を作り出すことができるので、いつもより甘く美味しくなるそうですよ。
まとめ
いかがでしょうか?
もし、家庭菜園で作りすぎた白菜の保存にお困りでしたら、ぜひ畑での保存を試してみることをおすすめします。
収穫の労力が減り、収穫した白菜の保管場所にも困ることが無くなるのではないでしょうか?
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