「ビーツ」は奇跡の野菜と言われているほど、栄養価の高い野菜ですが、日本ではあまりポピュラーではありませんね。
それゆえ、
「ビーツって皮ごと食べるものなの?」
「皮に栄養価がたくさんありそうだけど・・・」
なんて思っている方も多いのではないでしょうか?
でも、ビーツは皮を剥いて食べてくださいね。
栄養価を丸ごと摂りたいという方には下ごしらえのコツを紹介しますので、そちらを実践してみて下さい。
さらにおすすめのレシピもお伝えしていきますので、最後までお付き合いくださいね。
今回の記事は以下の内容でお伝えしていきます。
- ビーツの下ごしらえのコツは皮を剥かないこと!
- ビーツ色でかわいいスムージーやスープを作ろう!
- ビーツはどこで買う?
さあ、あなたもビーツ料理に挑戦してみましょう!
Contents
ビーツの下ごしらえのコツは皮を剥かないこと!
冒頭でもお伝えしましたが、ビーツの皮は硬いうえに、土臭さもあるので剥いて食べることをおすすめします。
「栄養面を考えて皮ごと食べた方がいいのかな?」
なんて方は、下ごしらえの方法を工夫するといいんですよ。
ではここからは、ビーツの栄養を丸ごと摂れる下ごしらえの仕方をお伝えしていきますね。
一番のコツは皮ごと下ごしらえをするということです。
というのも、皮を剥いてしまうと加熱する際に栄養や色、旨味が流れ出てしまうためです。
せっかくの豊富な栄養や旨味、ビーツ独特の赤紫色が少なくなっては良さが半減してしまいますね。
それらを逃さないためにも皮をつけたままの加熱をおすすめします。
それでは下ごしらえの仕方を2通り紹介していきましょう。
- ボイルする
- ローストする
まずは、ボイルする時の手順からです。
ビーツをボイルする
- 茎と根を少し残して切ってから、よく洗う。
- 鍋に水を入れ、酢かレモン汁を少々入れる。
- ビーツを入れ30分から1時間くらいボイルする。
- 少し硬いくらいで火を止めて、ビーツを鍋に入れたまま冷やす。
- 冷めたら取り出して皮を剥く。
ボイルする時間はビーツの大きさによって調整してください。
鍋の火を消すタイミングは、竹ぐしを刺した時に少し硬いくらい。
余熱で火が通るので、ちょっと手前くらいがおすすめです。
また酢やレモン汁といった酸性のものを入れることによって、より鮮やかになるんですよ。
酢にはビーツ独特の土臭さをなくす効果もあります。
詳しくはこちらの記事で紹介していますので参考にしてください。
次はローストするときの手順です。
ビーツをローストする
- 茎と根を少し残して切ってから、よく洗う。
- アルミホイルで包んで180度のオーブンで70分ほどローストする。
- 冷めたら皮を剥く。
時間をかけてローストすることで、ビーツの甘みがより引き出せますよ。
ビーツの皮を剥くときは工夫をしよう
ビーツは加熱をすると簡単に皮が剥くことができます。
包丁で薄めに剥いてくださいね。
でも、こんな困ったことも・・・
昨日茹でたビーツ。皮がふやけたので包丁で軽く引っ掻いたらつるりと剥けた!しかし手が赤くなった。当分落ちなさそう…これから輪切りにして冷凍保存するんだけどまな板、木だから染まっちゃうな…。 #料理 pic.twitter.com/RkgWRekKiD
— 侘助 (@wabi04) May 2, 2016
けっこう赤い色が手についてしまいますね。
こんな時は、キッチンペーパーやビニール袋などを使って皮を剥いてみてください。
また、まな板の色移りには、飲み終わった牛乳パックを開いてのせて使うことをおすすめします。
参考にしてくださいね。
生のまま食べる
ビーツは皮を剥いて、薄く切れば生のまま食べる事もできます。
サラダの彩にもいいですね。
ここで注意点です。
ビーツにはシュウ酸という灰汁が含まれているので、尿路結石が心配な方は加熱するなどし、食べ過ぎには注意しましょう。
ビーツの栄養
奇跡の野菜と呼ばれるだけあって、ビーツにはたくさんの栄養価があります。
その一つに、NO(エヌオー)と呼ばれる物質を増やし、守る効果があります。
このNOには、血管力を高めて、脳卒中などの生活習慣病を予防する効果があるんです。
また、ミネラルもたくさん含まれていて、私たちの体を円滑に動かす働きがあります。
これらの豊富な栄養を丸ごと摂るためにも、お伝えした方法で皮ごと下ごしらえをしてくださいね。
この他にもたくさんの栄養価がありますので、詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。
ビーツ色でかわいいスムージーやスープを作ろう!
ここからはビーツのおすすめレシピを紹介しましょう。
まずは、ビーツの赤紫色がきれいに活かせ、栄養価がとれるスムージーの紹介です。
簡単美味しいビーツスムージー
材料:一人分
- ビーツ 30g
- バナナ 1/2本
- りんごジュース 150ml
バナナとりんごジュースで飲みやすくしたそうです。
ビーツ色はとても綺麗ですね。
このように、他の材料と一緒に使うとお腹が緩くなりにくくおすすめですよ。
スムージーを作るときにはミキサーが活躍しますね。
お手入れ簡単なものから大きさなど、色々な種類が販売されているんです。
こちらを紹介した記事がありますので、気になる方はチェックしてみてください。
赤ビーツ☆食べる輸血スープ レシピ・作り方
材料:3~4人分
- 赤ビーツ 中2個
- 玉ねぎ 大1個
- コンソメ 小1
- 水 500g
- バター 20g
- 塩コショウ 少々
- あればディルまたはイタリアンパセリ 1本
ボルシチよりも簡単にできるそうです。
ビーツ料理の初心者の方はこの料理から始めてみては?
色が鮮やかで食卓がいつもと違う雰囲気になりそうですね。
赤ビーツ☆食べる輸血スープ レシピ・作り方を楽天レシピで見てみる
ビーツはどこで買う?
栄養豊富なビーツですが、スーパーなどではあまり見かけませんね。
収穫できるのが一年に2回(6月から7月にかけてと、11月頃)ありますので、その頃には直売所などでは見かけることもできます。
いつでも手に入れたいというあなたには通信販売がおすすめです。
ビーツ Fresh beat 2kg 国産農家直送 神奈川県産
新鮮なビーツを送ってもらうために、日数がかかる場合がありますが、とりたてを送ってもらえますのでおすすめですよ。
この他にも、通販で買えるおすすめのビーツや購入可能なお店を紹介した記事がありますので、参考にしてみて下さいね。
まとめ
ビーツの下ごしらえは、参考になりましたでしょうか?
「奇跡の野菜」なんて言われているビーツの健康効果を丸ごと摂るには皮ごと食べるのではなく、皮ごと下ごしらえをしましょう!
健康維持のために運動は欠かせませんが、食事も大切ですよね。
ビーツは収穫時期が限定されていますのでお店で買うのは難しそうですが、通販で手に入れてぜひビーツ料理に挑戦して下さい。
ビーツであなたも健康な体を手に入れましょう!
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