お店ではいろんな種類の南国の果物が並んでいますが、中でも身近な果物の一つがパイナップル。
シロップ漬けにされた缶詰も手軽で美味しいですが、生のパイナップルのフレッシュな香りに惹かれて、「たまには丸ごと買ってみようかな!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
近くのスーパーで安売りしてた100円のパイナップル、甘くない。
— YOSSY (@Motiski) December 26, 2009
買ったパイナップル硬いし酸っぱかった…
— スズカ (@Rinzyakku) November 29, 2018
そんな経験ありませんか?
私も丸ごと生のパイナップルを買うことがあるのですが、当たりはずれがありますよね。
硬くて酸っぱいものだと「せっかく買ったのに・・・」と結構ショックだったりします。
そこで今回は
- まずくて甘くないパイナップルを美味しくするレシピ
- 美味しいパイナップルの見分け方
- 生のパイナップルを甘くするひと工夫
について紹介していきます。
甘くないパイナップルの食べ方に困っている方、「美味しい生のパイナップルを選んで食べたい!」という方はぜひこの記事を参考にしてみてくださいね!
Contents
甘くないパイナップルを美味しくするレシピ5選!
せっかくのパイナップルが甘くなかったり硬かった時、どうやって食べるか困ってしまいますよね。
でも大丈夫です!
ひと手間加えることで、フレッシュなパイナップルを無駄にせず、美味しくいただくことができるんですよ!
- ここではおすすめレシピを5つご紹介します。
- すっぱいパイナップルを甘いパイナップルに
- ヨーグルトとにんじんとパイナップルの美腸ジュース
- パイナップルのジャム
- ココナッツオイルで☆パイナップルトースト
- 広東風 パイナップル入り酢豚
酸っぱいパイナップルを甘いパイナップルに
パイナップル 1個
砂糖大さじ 4杯
レモン汁 小さじ半分
水 250cc引用:cookpad
とてもシンプルですが、デザートとしてパイナップルを楽しみたい方にはぴったりです。
砂糖の代わりにはちみつを使っても良さそうですね!
ヨーグルトとにんじんとパイナップルの美腸ジュース
にんじん 1/2本
パイナップル 正味100g
プレーンヨーグルト 1カップ
はちみつ 大さじ1引用:レタスクラブニュース
生のパイナップルをスムージーにいれるのはとても贅沢な気分!
硬さも酸っぱさも解決できて体にも優しいのは嬉しいですね。
>>ヨーグルトとにんじんとパイナップルの美腸ジュースの作り方をレタスクラブニュースで見てみる
パイナップルのジャム
パイナップル 正味600g
砂糖 240g
レモン汁 大さじ2引用:cookpad
果物のアレンジではおなじみのジャム。もちろんパイナップルでもOK!
甘酸っぱいジャムはヨーグルトとの相性も抜群です。
☆パイナップルのジャム☆ by ☆栄養士のれしぴ☆
ココナッツオイルで☆パイナップルトースト
食パン 1枚
パイナップル(生or缶詰どちらでも)1/2スライス6枚
ココナッツオイル 大さじ1
塩 少々
シナモン 少々引用:cookpad
パン屋さんのフルーツデニッシュの感覚でジューシーな美味しさが楽しめる朝食レシピ。
最後のシナモンが風味を一段と引き立ててくれますね!
ココナッツオイルで☆パイナップルトースト by スタイリッシュママ
広東風 パイナップル入り酢豚
豚肩ロース肉(塊) 180g
ピーマン 1個
パプリカ(赤) 1/2個
玉ねぎ 1/4個
長ねぎ 1/4本
生パイナップル 1/8個
水溶き片栗粉 大さじ2
サラダ油 大さじ1
揚げ油 適宜引用:シェフごはん
パイナップルに含まれるタンパク質を分解する酵素「ブロメライン」はお肉を柔らかくしてくれます。
酢豚にパイナップルを使うのはそんな効果があるからなんですね!
>>広東風 パイナップル入り酢豚の作り方をシェフごはんで見てみる
パイナップルは置いていたら甘くなるの?
パイナップルがまずかったり甘くない場合のおすすめレシピを紹介しましたが、パイナップルについてもうすこし知っておきましょう。
果物の中にはバナナやキウイのように、購入してからしばらく置いておくことで甘さが増していくものがありますよね。
収穫後に甘さが増し果実が柔らかくなることを追熟(ついじゅく)と言います。
パイナップルはどうでしょうか?
パイナップルは追熟しない果物
この記事を読んでいるあなたは「生のパイナップルも置いておいたら甘くなるんじゃない?」と思ったことありませんか?
私はそう思って、実際に数日間部屋に置いておいたことがあります。
その後切っていただきましたが、硬いし酸っぱいし、数日置いた効果はよくわからないというのが感想でした。
それもそのはず。
残念ながらパイナップルは収穫後は追熟しないんです。
果物が追熟するには、糖分の素であるデンプンが必要です。
洋ナシ、キウイ、バナナ、メロンなどはその成分があるため、柔らかく甘く変化していきますが、パイナップルはその成分がほとんどないので、追熟はしないということなんですね。
甘いパイナップルを選ぶチェックポイント
「でもやっぱり生のパイナップルをそのまま美味しく食べたいな」
という方へ、パイナップルを買う時のチェックポイントを5つお伝えしますね。
- 葉っぱの色:色が濃い
- 胴体の色:黄色に近い色(緑色に近いものは避ける)
- 形:丸みがあり下の方が膨れているもの
- 重さ:ずっしりと重さがあるもの
- 香り:お尻の方に甘い香りのあるもの
この5つをチェックすると、熟した甘いパイナップルを選べる確率がグンとあがりますよ!
もっと詳しく見分け方を知りたい方はこちらの記事も参考にしてくださいね。
パイナップルを甘くするもうひと工夫
さらに確実に甘くしたいという方は、パイナップルを食べる前に逆さまにして置いておくという方法があります。
パイナップルを選ぶ時のチェックポイントに「下の方が膨れているもの」というのがありましたよね。
パイナップルは下の方に甘みがたまりやすい特性があります。
追熟できない果物なので、そのものの甘さが増すことはありませんが、溜まっている糖分を葉の方にも行き渡らせて甘さを全体的に感じるようにすることは可能なんです。
ただし完熟していると傷みやすいので、直射日光の当たらない野菜室などで逆さまにして保管するようにしてください。
逆さまにしたら1日〜3日のうちに食べきるようにしましょう。
まとめ
まずい、甘くないパイナップルを美味しくするレシピを中心に、これから選ぶ時のチェックポイントや甘くするもうひと工夫についてお伝えしましたがいかがでしたか?
せっかく買った生のパイナップルがまずかったら、「もう買うのをやめようかな」「缶詰が無難かな」と思ってしまいそうですが、美味しくする方法はたくさんあることがわかっていただけたと思います。
また、生の果物には缶詰にはないフレッシュでジューシーな美味しさがあるので、この記事を参考に、これからもパイナップルを美味しく楽しんでくださいね!
コメント