「スーパーで買ったトマトがまだ青くて・・どうすればいいの?」
「青いトマトは食べられない?」
庭木の冬支度したら腕や手にあちこち切り傷が出来てた。
今年ももれなく青いミニトマトが大量になっていた。
さぁ、どうするか? pic.twitter.com/VU6cM2u0A0— D.I.T.B. (@DigBeans) November 10, 2019
そんな時には、簡単な方法がありますよ。
青いトマトは追熟という方法で食べごろにすることができるのです。
トマトは、栄養は豊富でさらっと食べられるため女性や子供に人気の食材ですよね。
トマトの赤い色を見ると食欲がわく方もいるのではないでしょうか?
冷蔵庫に常備しておきたい野菜のひとつですね。
今回は、スーパーで買った青いトマトでも、追熟して美味しく食べられる方法と注意点やコツを紹介します。
Contents
トマトの追熟とは?どのように変化するの?
トマトを追熟すると、4つの変化がみられます。
- トマトの色が赤くなる
- 酸味が和らぎ甘味が際立つ
- 香りが出る
- 柔らかくなる
追熟の目的は、トマトを食べごろにするという事ですね。
自分で追熟すると、好みの柔らかさで、たべることができておすすめですよ。
トマトを追熟する方法とは?
トマトの追熟の方法は3つあります。
- トマトを日光に当てる
- 湿らせた新聞紙に包み室温に置いておく
- リンゴと一緒にビニールで包む
詳しく紹介していきますね。
トマトが追熟できる適した温度というものがあります。
それは5度から25度の範囲です。
温度と方法に気を付ければ美味しく追熟できますよ。
トマトを日光に当てる
熟れていないトマトを窓際に置き、日光に当てることで赤くなり、酸味が和らぎます。
トマトのヘタを下にして室温に置きます。
青さによってもちがいますが、1~2日で食べごろになります。
夏の暑い時期は、直接日光に当てすぎると味が落ちるという意見もあるようです。
湿った新聞紙に包み、室内に置く
この方法は、トマトを日光に当てるよりもゆっくりと追熟します。
より、甘みと香りがアップして美味しくなります。
トマトのへたを下にして新聞紙にトマトを包みます。
新聞紙の全体に霧吹きをかけて湿らせます。
室温に置き、こまめに確認をしてください。
リンゴと一緒にビニールに入れて室温に置く
この方法は、短時間で追熟する方法として人気があります。
香りが強く、美味しさもアップします。
植物ホルモンの一種である、エチレンの効果を使う方法です。
エチレンは、野菜や果物の熟成を早める働きをします。
エチレンが発生しやすい野菜や果物は、リンゴ、トマト、メロン、山芋などあります。
方法は、ビニール袋にリンゴとトマトを一緒に入れて口を縛ります。
室温において待つだけです。
追熟するときの注意とコツ
追熟は基本的に置いておくだけであり、とても簡単ですよね。
「部屋に置いたまま忘れていた」なんてことも。
美味しく追熟するための注意点とコツを、3つ紹介します。
たべごろで追熟を止めよう
熟れたトマト自身もエチレンを多く出す野菜の一つです。
赤くなると急激にやわらかく熟すため、食べ頃になったら野菜室で冷やしましょう。
野菜室などの低温にすることで追熟を止めることができます。
室温でも、高すぎると失敗することも
トマトは、温度が低くても、高くても追熟はできず、そのまま腐ってしまうため注意が必要です。特に夏は、室内でも日向に置くと温度が高くなってしまいます。
こまめにトマトをチェックしましょうね。
「トマトを追熟したのだけど、たくさんあってすぐに食べきれない。」
そんな時はどうすればいいでしょうか?
2つの保存方法があります。
それは冷蔵庫で保存と、冷凍して保存です。
■トマトの保存方法
①真っ赤なトマト
真っ赤に熟しているものは、袋に入れるかラップをして冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
②青みの残っているトマト
カゴなどに入れ常温で保存すると自然に熟して赤くなりますので、追熟させてから冷蔵庫へ。
— 野菜のつぶやき (@yasai_tubuyaki) October 17, 2018
冷蔵庫の野菜室に入れれば2週間程度、冷凍は1か月程度保存でき、美味しく食べることができます。
乾燥を防ぐために、ビニール袋に入れることをおすすめします。
すぐに食べるとき以外は、冷蔵庫でも、5度以上ある野菜室が適しています。
低温にならないように温度に注意してくださいね。
追熟しすぎたときは、加熱調理がおすすめ
「トマトを追熟していて、つい忘れてしまってた。」
「たべごろを逃してしまった」
そんな経験はありませんか?
柔らかくなってしまったら加熱調理するのがおすすめです。
パスタのトマトソースやミネストローネなどで美味しく食べましょう。
加工しやすく、甘味が少なくても十分に美味しくすることができます。
追熟なしで美味しいトマトを食べたい時は?直売所へ行こう
「追熟しても、あまりおいしくならないし面倒だな。」と感じる方はいるのではないでしょうか?
スーパーなどで売っているトマトは、ほとんどが青い状態で収穫されたものを販売時期に合わせて追熟したものです。
木で完熟したトマトは、スーパーに出たときには熟れすぎて、美味しくなくなるためです。
トマトの一番美味しい状態は、木で赤く染まり完熟したものです。
トマトの甘みや香り、栄養が抜群に高い状態です。
一度食べたら忘れられないほどおいしいですよね。
トマトは、赤くなることによって赤み成分のリコピンは、増加します。
しかし、残念なことに甘味(糖度)や栄養は収穫した時にすでに決まってしまいます。
追熟して甘くなったと感じるのは、酸味が減るため甘味が強く感じるからなのです。
家庭菜園などで完熟したものを食べなれている方は、スーパーで買ったトマトの味が物足りない感じがすると思います。
栄養満点で、熟した美味しいトマトを食べたい時は、直売所や青空市場で販売しています。
機会があれば試してみてくださいね。
美味しいトマトの選び方
- ずっしりと重みのあるもの
- 表面につやがあるもの
- 軽く押して弾力のある柔らかさのあるもの
- ヘタが枯れていないもの
まとめ
トマトを追熟することで、青いトマトを食べごろにすることができます。
「もう少し赤みが欲しいな」と思ったときに簡単にでき、とても便利です。
- トマトの色が赤くなる
- 酸味が和らぎ甘味が際立つ
- 香りが出る
- 柔らかくなる
そして、追熟の方法は3つあります。
- トマトを日光に当てる
- 湿らせた新聞紙に包み室温で保存
- リンゴと一緒にビニールで包む
室温においておくだけで食べごろにできるのは、簡単ですよね。
注意点は、トマトは赤くなるとすぐにやわらかくなってしまう事です。
美味しく栄養価も高いトマトを追熟して食べごろにして、楽しみましょうね。
コメント