栄養豊富で、使い方もたくさんあるベジブロス。
普段、料理をして余った野菜を、ベジブロスにしている方も多いと思います。
何気になく作ったベジブロスが、いつもよりクセのある味で困ったことってありませんか?
実は、ベジブロスには向いている野菜と向かない野菜があるんですよ。
せっかく作るなら、おいしいベジブロスを作りたいですよね。
今回はそのベジブロスについて、
- 向いている野菜と向かない野菜
- ベジブロスのメリット
- ベジブロスをおいしく使う方法
この3つに分けてお伝えしていきたいと思います。
Contents
ベジブロスに向いている野菜と向かない野菜
改めて、ベジブロスについて解説しておきたいと思います。
ベジブロスとは野菜のみで作っただし汁です。
普段捨てている野菜の皮や根の部分、あるいは野菜のヘタや芯を水で煮込んで作ります。
基本的な作り方は水で煮込むだけですが、料理酒を加えて作ることもあります。
しかし、このベジブロスは、どんな野菜でも混ぜて作って良いというわけではありません。
向いている野菜と向いていない野菜があります。
ベジブロスに向いている野菜
ベジブロス向いている野菜は下記のとおりです。
- 大根の皮や根や葉
- 人参の皮や根
- 長ネギの根
- かぼちゃのワタ
- トウモロコシの芯やヒゲ
- リンゴの芯
- 生姜の皮
- トマトの皮
- ジャガイモの皮
- サツマイモの皮
基本的にベジブロスは野菜を煮込んで作ります。
長時間煮込むことによって、甘味がでる野菜は向ている野菜と言えるでしょう。
にんじんや大根の皮は栄養がたっぷり!捨ててしまうのは本当にもったいないです。
※じゃがいもの皮を使うときは緑色のものは避けましょう。
ベジブロスに向かない野菜
逆に、ベジブロスに向かない野菜は下記のとおりです。
- セロリの葉
- カブの葉
- キャベツの芯
- ブロッコリーの芯
ベジブロスはどんな野菜でも作れますが、
- 苦味やえぐみのある野菜
- 煮込むと苦味やえぐみがきわだつ野菜
- 色素が移りやすい野菜
こういった味がでる野菜は、ベジブロスに向かない野菜といえるでしょう。
とはいえ、「ベジブロスに使ってはいけない」というわけではありません。
向ている野菜と一緒に、バランスよく加えて、苦味やエグミが気にならないように工夫して使いましょう。
ナスや紫キャベツなど、色素が強くでる野菜は、強い色素同士の野菜でベジブロスを作ると良いと思います。
ベジブロスのメリット
ベジブロスは、野菜の栄養素を得られる以外にもメリットがあります。
野菜には、ファイトケミカルと呼ばれる植物の力が含まれています。
ファイトケミカルは、
- 抗酸化力
- 美肌効果
- アンチエイジング効果
などが期待できる成分です。
ファイトケミカルは野菜の皮などに多く含まれているので、ベジブロスにして体に取り入れるのがおすすめなんですね。
ベジブロスをおいしく使う方法
ここからは作ったベジブロスをおいしく使う方法を紹介します。
だし汁なので使い方が難しいと思われるかもしれません。
ですが、それだけ色々な料理に使えるとも言えるんですよ!
ベジブロスを使う方法としては、
- ベジブロスに塩を加える
- ラーメンのスープに加える
- ベジブロスにコンソメを加える
- 炊き込みごはんに使う
など色々あります。
スープ系として使うのが簡単で、まちがいないですね!
失敗した時はカレーに加えよう!
意外かもしれませんが、カレーにもベジブロスは使えます。
苦味やえぐみが強いベジブロスができてしまった場合は・・・カレーに加えてみてください。
カレーの濃厚な味でリカバリーができると思います。
カレーを作るときに煮込む水を、ベジブロスに変えて、カレールウを加えましょう。
普段よりコクのあるカレーの完成です。
まとめ
いかがでしょうか。
ベジブロスは、普段捨てている野菜の部位をおいしく利用する方法です。
作り方も野菜を煮込むだけなのでとても簡単!
完成したベジブロスは、栄養豊富で色々な使い方ができると思います。
またベジブロスには向いている野菜、向かない野菜があります。
向かない野菜はベジブロスに使えないというわけではありませんが、向いている野菜と一緒にバランスよく加えてみてくださいね。
ベジブロスは栄養豊富で体に良いので、食生活の充実に最適だと思います!
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