「せっかく作ったりんごジュースが変色?!」
「変色しない方法ってあるの?」
「作り置きってできるのかな?」
りんごは旬の時期になると、たくさん手に入りやすくなりますね。
そのまま食べるのにも飽きて、手作りジュースに挑戦する方も多いのではないでしょうか。
ところが、手作りのりんごジュースって、あっという間に変色してしまうんです!
変色しているとなんだか美味しくなさそう・・・
さらに、えぐみを感じる場合もあります。
「きれいな色のまま作り置きできたらいいのにな・・・」と思いますよね。
手作りのりんごジュースでも、ひと手間加えるだけで、時間が経っても変色を予防することができるのです!
とはいえ、手作りの場合、長期間の保存にはデメリットもあるようです。
というわけで今回は、手作りりんごジュースの変色対策と作り置きについて、3つのポイントに分けてお伝えしていきますね!
- りんごジュースはなぜ変色するの?
- りんごジュースの変色を防ぐ4つのポイント
- りんごジュースを作り置きするときの3つのポイント!
りんごジュースの美味しさを保てるおすすめの保存容器や、りんごの変色を抑えるレシピも合わせてご紹介していきます!
Contents
りんごジュースはなぜ変色するの?原因はポリフェノール!?
りんごジュースをいざ作ってみたら、みるみるうちに茶色く変色・・・!
信じられるかい?
これでもりんごジュースなんだぜ?
何も考えずに作ると酸化でこうなるからみんな気を付けるんだぞ❤(白目) pic.twitter.com/laijmBvNMP
— shirohuku(白福) (@shirohuku7) December 28, 2019
せっかくの美味しいりんごも、なんだか台無しになってしまった気分になりますね。
そもそも、なぜりんごは変色してしまうのでしょうか?
「1日1個のりんごで医者いらず」
「りんごが赤くなると医者が青くなる」
と、いうことわざがあるほど、りんごは栄養価が高いことで知られてます。
特に、りんごに含まれる「りんごポリフェノール」には、認知症を予防する効果があると言われ、注目を浴びています。
実はその「りんごポリフェノール」こそが、りんごジュースを変色させる原因だったのです!
りんごに含まれる「りんごポリフェノール」と「ポリフェノール酸化酵素」は非常に酸化しやすい性質を持っています。
この2つの成分と空気が触れることで酸化が起き、茶色く変色してしまうのです。
りんごジュースの変色を防ぐ4つのポイント
りんごジュースが変色してしまう理由は分かりましたね!
というわけで、変色させないためには
- りんごポリフェノール
- ポリフェノール酸化酵素
- 酸素
このうちどれか1つの働きを抑える必要があるのです。
手作りする場合に、家庭でできる変色対策は4つあります。
- レモン汁または酢を加える
- 加熱する
- 真空ミキサーで作る
- 品種で選ぶ
この4つの方法を詳しくご紹介していきます!
レモン汁を加える
レモン汁のビタミンCがりんごのポリフェノールより先に酸化するため、変色しにくくなるといわれています。
また、酢はポリフェノール酸化酵素の働きを抑制するため、変色しにくくなるようです。
ここでは、レモン汁を使ったりんごジュースのレシピをご紹介します。
シンプルりんごジュース ミキサーで♪
材料をミキサーで混ぜるだけの簡単レシピです。
忙しい朝でもフレッシュなリンゴジュースを楽しめそうですね!
分量(1~2人分)
りんご …1/2個
水 …80ml(小さなりんごは60ml)
レモン汁 …小さじ1/3~1/4
水かりんごがぬるい時は氷を …氷1個
加熱する
りんごを加熱することで、酵素の働きを失わせることができるとされています。
食物の酵素は70℃以上で働きが弱まるといわれています。
りんごジュースをつくる前か後に、70℃~80℃で1分間加熱することで、変色を予防することができます。
デメリットとして、加熱によってりんごの風味が落ちることが上げられます。
電子レンジを使って、りんごを加熱するジュースのレシピをご紹介します!
りんご大量消費!簡単手作りりんごジュース
りんごを加熱するためにフライパンや鍋を使うのって、ちょっぴり手間ですよね。
こちらのレシピは、電子レンジで簡単にりんごを加熱する方法を取り入れています!
材料(リンゴ1個でコップ1杯分くらい)
りんご …いくつでも
りんご1個につき
水 …100ml
レモン汁 …小さじ1/2
砂糖(お好みで) …小さじ1〜2
りんご大量消費!簡単手作りりんごジュース by 白いエプロンのクマ
真空ミキサーで作る
りんごは酸素に触れることで変色するので、真空ミキサーを使えばきれいな色を長持ちさせることができます。
変色しにくいだけでなく、栄養素を酸化から守ってくれます。
ほかにも色々な真空ミキサーを紹介しているので、興味のある方はぜひ下の記事をチェックしてみてくださいね!
品種で選ぶ
近年では品種改良によって、変色しにくい新種のりんごが登場しています!
「千雪(ちゆき)」という品種は、変色の原因であるポリフェノールの含有量が少ないので、すりおろして長時間経ってもほとんど色が変わりません。
ところが、市場に出回ることがほとんどないので入手が難しいようです。
私たちの身近な品種だと、「ジョナゴールド」「あかね」「つがる」などは他の品種と比べて変色するまでの時間が長いようです。
逆に「ふじ」「紅玉」「むつ」などは、変色しやすいと言われています。
手作りのりんごジュースは、作りたてをのむのが一番!
家庭で手作りしたりんごジュース、作り置きはできるのでしょうか?
結論から言うと、作り置きはできるけど、あまりおすすめではないです。
時間が経つにつれて変色するほか、栄養価が酸化で損なわれてしまうからです。
「どうしても作り置きしたい!」という場合は、1日程度なら大丈夫なようです。
りんごジュースを作り置きするときのデメリット
作り置きするときのデメリットとして、以下があります。
- 風味が落ちる
- 栄養価が下がる
- 変色してしまう
- 衛生面の問題
風味が落ちる
りんごジュースの酸化が進むと、りんごの風味も損なわれていきます。
時間が経ったりんごは、えぐみを感じる場合もあるようです。
栄養価が下がる
りんごが空気に触れることで、りんごに含まれるビタミンCが壊れてしまいます。
ビタミンCは酸化を防ぐ働きをしているので、どんどん酸化が進みます。
栄養価を考えると、作りたてを飲むのが効果的ですね。
変色してしまう
変色すると、おいしいりんごも美味しくなさそうに見えてしまいます。
変色したりんごジュースは、あまり食欲をそそりませんよね。
衛生面の問題
正しく保存できないと、雑菌が繁殖してしまう可能性があります。
清潔な器具や容器を使って保存しましょう!
りんごジュースを作り置きするときの3つのポイント!
りんごジュースの作り置きは、冷蔵・冷凍での保存が可能です。
作り置きのポイントは以下の通りです。
- 空気に触れないようにする
- 清潔な器具・容器を使う
- すぐに冷蔵庫で保存
空気に触れないようにする
空気に触れると酸化が進んでしまうので、密封できる保存容器を使いましょう。
おすすめは「Bormioli Rocco(ボルミオリ・ロッコ) スイングボトル」。
蓋がしっかりと閉まって密封できるので、液体の保存にピッタリ!
ガラス製なので、洗って何度も繰り返し使えます。
イタリア製で見た目もオシャレだと口コミでも話題です!
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清潔な器具・容器を使う
不衛生な保存容器は、雑菌が増えてしまう原因になるかもしれません。
作り置きする時は、器具と容器を煮沸消毒してから使いましょう!
おすすめは「Ballz(ボール) メイソンジャー」。
容器と蓋は煮沸消毒することができます。
密封性も高く、振っても中身が漏れない優れもの!
Amazonのおすすめ商品にも選ばれています。
>>AmazonでBallz(ボール) メイソンジャーを見る
すぐに冷蔵庫で保存
りんごジュースができたらすぐに保存容器に移し、冷蔵庫で保存します。
なるべく鮮度を保つために、常温保存は避けましょう。
りんごジュースを1日でのみきれないなら冷凍保存がおすすめ
たくさん作ってしまって一度に飲みきれないときは、冷凍保存が便利です。
フリーザバックで保存すれば、冷凍庫内で場所をとらず邪魔になりません。
ジュースだけでなく、半解凍してシャーベットとしても楽しめます!
冷凍保存したジュースは、2週間くらいで飲み切るようにしましょう。
詳しい冷凍保存法は下記のサイトを参考にしてみてください↓
nanapi フレッシュジュースの保存方法と保存後もおいしく飲む方法
りんごをまるごと冷凍保存で手絞りジュースが飲める?!
りんごジュースを作るための準備や後片付けってちょっと面倒かも。
「いただいたりんごが余っちゃった・・・」
「今日は時間がないから、休日にまとめてジュースにしたい!」
そんなときはまるごと冷凍保存しちゃいましょう!
まるごと冷凍したりんごで、手絞りジュースができるんです!
面倒な準備や後片付けがなく、解凍したりんごを手でギューッと搾るだけでジュースの完成!
詳しくは下記のサイトを参考にしてみてくださいね↓
私もいただき物のりんごがたくさんあり、困っていたので実際に作ってみました。
本当にりんごを絞るだけでジュースが出来るんです!
子供と一緒に、手絞りジュースを作るのも楽しそうですね!
まとめ
今回は、りんごジュースの変色対策と保存方法についてご紹介してきました。
変色を防ぐには、りんごポリフェノールの働きを抑えれば良いことがわかりましたね!
保存するときのポイントをおさえれば、作り置きも可能です。
余って困ったときも、冷凍保存で解決できそうです。
あなたのお悩みの解決方法は見つかりましたか?
これからは、変色や保存に悩むことなくリンゴジュース作りが楽しめそうですね!
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