森のバターの別名をもつ濃厚な味わいが人気のアボカド。
スーパーで安売りしてて買ってみたら、まだ固かった!なんてことありませんか?
はい、今朝のわたしです。
近くのスーパーでアボカドが安売りしたので2つ買ったのですが、家に帰って見てみたら、片方は熟していたのですが、もう片方は皮が緑色をしていてまだ固いままでした・・・。
「なんで気づかなかったんだろう・・・」
と後悔しても遅いので、何か良い方法がないかな?と思って調べてみたら・・・なんと救済策がいくつか出てきました!
そこで今回は、固いアボカドを短時間で柔らかくする方法について書いていきたいと思います。
ほとんど時間をかけずに柔らかくする方法や、固いままでも美味しく食べられるレシピなどもご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
Contents
固いアボカドを柔らかくするには追熟がおすすめ
追熟とは、果実などを収穫した後、一定期間を置くことでさらに成熟させることを言います。
追熟させると甘さが増したり、柔らかくなったりします。
この追熟はアボカドにも有効。
普通に常温で置いておくだけでも追熟されますが、その場合は成熟するまでに5日程度かかります。
買ってすぐ使わないならいいんですが、「そんなに待てない!」という方も多いですよね。
そこで、成熟を早める具体的な方法がないか調べてみました。
バナナやりんご、キウイと一緒に置いておく
バナナやりんご、キウイなどが熟す際、エチレンガスが発生します。
アボカドをこれらの果物と一緒にしておくと、エチレンガスの効果で普通よりも早く熟すんです。
一緒に置いておく際は、ジップロックに入れたり新聞紙に包んでおくとより効果的です。
アボカドの固さにもよりますが、だいたい半日〜1日程度で成熟します。
新聞紙に包んで日当たりの良い窓辺に置いておく
アボカドは約20℃が追熟に最適な温度です。
この20℃前後を保つためには、新聞紙に包んで日当たりの良い窓辺に置いておくといいでしょう。
冷蔵庫に入れておくよりもよく成熟します。
冬場は窓辺に置いても寒いので、冷蔵庫の上に置いておくのもおすすめです。
アボカドの固さや果物の量にもよりますが、だいたい1日〜2日程度で成熟します。
ですが、夏場は要注意!
27℃以上の場所に置いておくと、追熟障害を起こして変色してしまいます。
逆に5℃以下の場所に置いておくと・・・今度は低温障害というものを起こして傷んでしまいます。
置き場所の温度にはくれぐれも注意してくださいね。
時間がない時は電子レンジでもOK
「このアボカド、今すぐ使いたい!」
「もう切ってしまった・・・どうしよう」
という場合には、電子レンジでチンする方法もあります。
こちらは追熟とは違い、食感を成熟したものに近づけるもの。
追熟するよりは味が少し落ちてしまいますが、固いアボカドを食べるよりは美味しく食べられるのでおすすめの方法です。
具体的には、600Wの電子レンジ約1分ほどで柔らかくなるようです。
クックパッドにレンジで簡単に柔らかくする方法がありました。
時間がない時はぜひ試してみてください。
アボカドは加熱すると苦味を感じることも。そうならないための上手な加熱方法についてはこちらの記事でまとめています↓
おまけの効果として、レンジでチンすることによってアボカドの変色をおさえる効果もあります。
アボカドに含まれる酵素が熱によって壊れるので、空気に触れても酸化しなくなるんですね。
アボカドが黒くなると、美味しくなさそうですよね。
切ってしまったアボカドの変色を止めたい時にはおすすめの方法です。
もう失敗しない!食べ頃のアボカドの見分け方
食べ頃のアボカドを見極めのポイントは3つあります。
- 見た目で判断する
- 触った時に柔らかいか
- ヘタの部分は乾いているか
スーパーで美味しいアボカドを見分けることができたら、追熟させる手間がいらないですよね。
便利ですので、ぜひ試してみて下さい。
①見た目で判断する
皮の色は、緑よりも全体に黒みがかった濃い緑色のもの。
形はきれいな涙型のものが食べ頃です。
また、皮にハリとツヤがあるものが美味しいアボカドのサインです。
鮮やかな緑色のものは、まだ熟しきっていないので追熟が必要になります。
逆にシワがあるものは、熟しすぎている場合があるので要注意です。
もし買って数日使わないのであれば、あえて熟していない緑色のものを選ぶのも一つの手です。
使うときに食べ頃になるように、上手に追熟させましょう。
②触った時に柔らかいか
アボカドをそっと持ってみて、柔らかい感触があれば食べ頃です。
カチカチの場合には追熟が必要ですし、柔らかすぎるものは熟しすぎています。
押す時はあくまでもやさしく押して下さいね!
お店のアボカドを全部へこませることがないように・・・
③ヘタの部分は乾いているか
ヘタの部分が少し乾いているような感じで少し浮いてきているものが食べ頃です。
ただし、ヘタを軽く押してみて、グニャっとへこむものは熟しすぎているので避けた方が良いでしょう。
ヘタが取れて黒くなっているものも、酸化して変色している可能性があります。
固いアボカドでも美味しく食べれる!救済レシピのご紹介
固いアボカドを買ってしまったけれど、今日使いたい!という場合には、火を通すレシピがおすすめです。
火を通せば柔らかくなりますので、アボカドに火を通す料理を作る場合は、あえて固いアボカドを選ぶということもあるようです。
ここで紹介するレシピはどれも火を通しています。
とても美味しいので、ぜひお試しください!
アボカドトースト
食パンにアボカドを乗せて、オーブントースターで焼くだけの簡単なレシピです。
簡単なので、忙しい朝食や、休日のお昼ご飯に最適です。
アボカドグラタン
アボカドの皮を利用して、コロンと可愛いグラタンができます。
オーブンで加熱するので、身が固くても柔らかくなりますよ。
アボカドパスタ
綺麗なうすい黄緑色のクリーミーなパスタが出来上がります。
クリスマスなどのパーティのメインとしてもおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
固いアボカドは追熟させることで柔らかくなり、美味しく食べられます。
追熟にはエチレンガスを発生させるバナナやりんごなどの果実と一緒に置いておくと、早く熟すことがわかりました。
わたしはこれから、今朝買ってしまった緑色の熟していないアボカドをバナナと一緒に新聞紙で包んで置いておこうと思います!
固いアボカドを買ってしまったら、ぜひ試してみて下さいね。
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