甘酸っぱくておいしいオレンジ。
おいしいだけでなく香りもいいので、食べること以外にも利用されていますよね。
「オレンジの栄養といえばビタミンC」と思う方は多いと思います。
でも、ビタミンC以外の栄養についてはどうですか?
あまり知っている方は少ないのではないでしょうか。
ここでは、オレンジの栄養と効能についてお伝えしていきます!
今よりもっとオレンジが食べたくなりますよ。
Contents
オレンジの栄養
オレンジにはバレンシアオレンジやノバオレンジ、ブラッドオレンジ等の種類があります。
日本でよく見かけるのはネーブルオレンジです。
このオレンジの栄養を見ていきましょう。
・可食部100gあたり(約1個分)
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | マグネシウム |
46kcal | 0.9g | 0.1g | 11.8g | 9mg |
鉄 | ビタミンB1 | 葉酸 | ビタミンC | クエン酸 |
0.2mg | 0.07mg | 34μg | 60mg | 0.8g |
この表はオレンジ可食部100gあたりの栄養成分を示しています。
ビタミンCが多く含まれていることがわかりますね。
オレンジはレモンの次にビタミンCを多く含んでいます。
ちなみにレモンのビタミンCの含有量は可食部100gあたり100mgです。
また、マグネシウムや鉄等のミネラルやビタミンC以外のビタミン類も含まれていることがわかります。
脂質やカロリーは少なめなので、健康的な食材といえそうですね。
「オレンジダイエット」というのもあるそうですよ。
オレンジのビタミンCについて
「ビタミンCは体に良いことは知っているけど……」
ビタミンCの働きについて具体的に知っている方は少ないのではないでしょうか。
まずは、ビタミンCの働きについて紹介しますね。
ビタミンCには大きく分けて4つの働きがあります。
- コラーゲン・骨・歯・赤血球などの形成を助ける
- 鉄分の吸収をを良くする
- 感染症から体を守る効果がある
- 抗酸化作用がある
このように、オレンジには体を守ってくれる嬉しい働きがあります。
実際ビタミンCを多く含むものを食べると「体が元気になる気がする」と感じたことはありませんか?
次はオレンジを食べることで期待できる効果を詳しく説明していきますね。
オレンジを食べて期待できる効果
オレンジにたっぷり含まれるビタミンC。
オレンジはビタミンC以外にも体にうれしい栄養を持っています。
オレンジの栄養とそれによって起こる効果について説明していきますね。
美肌効果
オレンジには、ビタミンCやビタミンCの働きを助けるヘスペリジンが含まれています。
これは肌のハリを高める等美肌になる効果が期待出来ます。
他にも、皮膚の健康維持に必要なビタミンB群も果物類の中では豊富に含みます。
ストレス軽減の効果も期待できるため、肌荒れ防止に役立つでしょう。
疲労回復や二日酔い対策
オレンジにはクエン酸や豊富なビタミンが含まれています。
クエン酸は柑橘類、梅干し、お酢等に含まれています。
クエン酸はTACサイクルという、体のエネルギー代謝を助けてくれる働きをしています。
その結果、疲労回復や肝臓機能改善、食欲増進等の効果があります。
夏の暑い日や疲れたときに酸っぱいものが欲しくなるのも納得ですね。
また、アルコール分解を早める効果もあるので、二日酔い軽減に役立ちます。
他にもオレンジにはアルコール摂取時に不足しやすいナイアシンやビタミンB1等のビタミン類が含まれています。
これらも二日酔い軽減に役立ちますよ。
貧血対策
ビタミンCには鉄の吸収を助ける働きがあります。
また、フルーツの中でもオレンジは葉酸が比較的多めです。
葉酸はDNAやたんぱく質の合成に深い関わりがあり、貧血防止に役立つんですね。
葉酸が豊富ということは、妊婦さんにもおすすめのフルーツなのね。
オレンジとみかんの違い
オレンジよりもみかんを食べる方の方が圧倒的に多いと思います。
「みかんもビタミンCあるし、似たようなものでしょ」
そう思ったことはありませんか?
私もオレンジよりみかんを食べることが多いです。
オレンジも美味しくて好きですが皮が堅めなので、みかんほど手軽には食べれないんですね。
ちなみに、幼い頃はオレンジとみかんの区別がついてなかったです。
しかし、オレンジとみかんでは栄養にかなりの違いがあるんです!
その違いとは、ビタミンCの含有量。
可食部100gあたり、オレンジは60mgに対してみかんは35mgほどなんです。
つまりオレンジの方がビタミンCに関しては優秀なんですね。
「ビタミンCをいっぱい摂りたいなぁ」
そんなときはオレンジを選ぶのが良いでしょう。
そのほかにも、オレンジとみかんの違いについてはいろいろあります。
気になる方はこちらの記事もご覧ください。
お手軽にオレンジを楽しめるオレンジジュースがおすすめ
体にうれしい効果がいっぱいのオレンジ。
でもみかんに比べオレンジは皮が固く、お手軽には食べづらいですよね。
ですが、「オレンジジュースならよく飲むよ!」という方は多いのではないでしょうか?
オレンジジュースの効果
「ジュースなら手軽に飲めるけど、効果あるのかな」
「ジュースにしたら栄養が変わっちゃうのでは?」
そんな不安がある方もいるでしょう。
大丈夫です!
オレンジジュースを飲むことも、オレンジを食べる時と同じくらいの効果があります。
ですが、すべての市販のオレンジジュースに効果が期待できるわけではないんです。
オレンジジュース100mLあたりの栄養成分
果汁 | 濃縮還元 | ストレート | 50%果汁入り | |
ビタミンC | 60mg | 42mg | 22mg | 16mg |
葉酸 | 32μg | 27μg | 25μg | 12μg |
ビタミンB1 | 0.10mg | 0.07mg | 0.07mg | 0.04mg |
マグネシウム | 11mg | 10mg | 10mg | 6mg |
この表は、オレンジ果汁とそれぞれのオレンジジュースの成分を比較したものです。
含まれる果汁が100%に近いほど栄養素が多く含まれています。
オレンジを食べる代わりとして市販のジュースを飲むなら、濃縮還元のジュースを選ぶのがいいでしょう。
自宅でオレンジジュースを作ってみよう!
「やっぱり生の果汁がいいなら、オレンジジュースを作ってみたい!」
「市販のものは、砂糖とか保存料とか入っていそう…」
なんてことが気になりますよね。
フレッシュジュースを作るならスロージューサーがおすすめです!
普通のミキサー等に比べ食材の栄養素そのまま入ったジュースが作れますよ!
初めての方にも使いやすいスロージューサーを1つ紹介しておきますね。
ヒューロム スロージューサー アドバンスド100
画像引用:Amazon
使いやすさを追求したスロージューサー。
洗いやすく、組み立てやすいので初めて使う方やお手入れに時間をかけたくない方にもおすすめですよ。
まとめ
オレンジの栄養と効能についてお伝えしました。
オレンジには体にうれしい効果がいっぱいでしたね。
体の健康は心の健康にもつながります。
結果的にストレスを軽減し、リラックスできる効果も期待できますね。
オレンジやオレンジジュースを食生活に取り入れることで、今よりもっと健康に過ごせるのではないでしょうか?
参考および引用:食品成分表2015、食品成分表2014
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