「この苦みはもしかして農薬がついているせいなの?」
「それとも自分だけ味覚がおかしいのかな?」
そんな心配をしているあなたへお伝えします。
実はあの苦みの原因は農薬ではなく、りんごに含まれるポリフェノールだったのです。
美容や健康に良いとされるポリフェノールが苦みの原因だなんて、意外ですね!
今回はりんごの苦みの原因や苦みを減らすおすすめの食べ方、美味しいりんごの見分け方などについて詳しくお伝えしていきたいと思います!
Contents
りんごの苦みは農薬の味?
「りんごの後味が苦い!これは農薬の味なのでは?」
と心配になるとき、ありますよね?
ですが心配いりません!
あのりんご特有の苦みの原因は、りんごポリフェノールなんです!
ちなみに農薬については、厳重な検査を経てから店頭に並ぶようになっていますので、安心して良いと思います。
安全性については、農薬使用者の安全性、農薬が使用された農作物を食べた場合の安全性及び散布された環境に対する安全性に関する検査を行っています。
これらの安全性を確認するために、登録申請者は、信頼性のおける試験機関においていくつもの毒性試験、残留試験、環境への影響試験などを行います。
りんごポリフェノールの嬉しい効果!
りんごの後味が苦い原因は、農薬ではなく、主にりんごの皮に含まれる「りんごポリフェノール」だということがわかっているんですね!
りんごポリフェノールとは、りんごの皮に特に多く含まれるポリフェノールの一種で、強い抗酸化力を持っています。
このポリフェノールには、緑茶の「カテキン」や柿の「タンニン」などの苦み成分が含まれているので、りんごを食べた後苦く感じるそうなんです。
ですがこのりんごポリフェノールはただ苦いだけではなく、健康効果として
- 病気予防
- 血流改善
- 口臭予防
- アレルギー抑制
- コレステロール値低下
- 老化防止
- ダイエットや美白
などが期待できるんですよ!
なので苦いからといって皮を捨てるよりも、健康や美容のためには皮ごと食べるようにするといいですね!
・・・でも、
「苦いのを我慢してまで食べたくない。」
「こどもが皮つきのりんごを食べてくれない・・・」
もちろんそんな思いもありますよね!
りんごを美味しく食べる方法は生で食べるだけではありません!
りんごは栄養豊富ですので、苦くて生のまま食べられない方は、おやつがわりに調理して食べてみてはいかがでしょうか?
りんごの皮の栄養素について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてくださいね!
苦いりんごは調理しておいしく食べよう!【レシピ付き】
苦いりんごをそのまま食べるのは難しいという方もいると思います。
そんな時は、りんごを調理しておいしくいただきましょう!
手軽にできるものや、家族みんなで食べられるものなど、3つのレシピをご紹介します。
レンジde栄養増♡焼きリンゴヨーグルト添
材料
- リンゴ 1個
- ヨーグルト 200g
- キッチンペーパー 2枚〜
- バター(マーガリン) 10g
- グラニュー糖 小さじ1
- ートッピングー
- ナッツ類 適量
- シナモン 適量
- メープルシロップ 適量
(グラノーラも美味♪)
普段食べるヨーグルトに物足りなさを感じているときにピッタリ!
りんごは焼いてもおいしいんですよ!
HMりんごケーキ・炊飯器で
材料
- りんご 1個
- 砂糖(コンポート用 大さじ2ほど
- HM 150g
- 卵 1個
- 砂糖(ケーキ用 40g
- 牛乳+りんご煮の砂糖汁 90cc
- バター 適量
炊飯器を使ってこんな大きいケーキが作れちゃうんですね!
食べきれない量のりんごをもらったときや苦いリンゴにあたったときには、たくさん作って家族や友達と一緒に食べちゃいましょう!
鮮度落ちりんごで!つぶつぶりんごジャム!
材料 (1瓶分)
- りんご1個
- 砂糖200cc
- レモン汁数滴
こちらは苦いだけではなく、鮮度や色が落ちて生のままでは食べられなくなったものを使いましょう!
パン食の方はこれを機にジャム作りにはまってしまうかもしれませんね!
おいしいりんごの選び方
皮が苦いのは仕方のないことですが、 それでも中身はおいしいりんごを選びたいものです。
ここではおいしいりんごの選び方のポイントを6つに分けてご紹介します。
- 色
- 軸
- お尻
- 重みと大きさ
- いぼり
- 香り
色
全体がムラなく紅くなっているものが熟している証拠です。
ただしお尻は黄色いものの方が食べごろなので、青っぽくないかどうか確認しましょう。
軸
軸が太く、軸のくぼみがより深いものを見分けましょう。
お尻
お尻のくぼみが深いものを選びましょう!
形もなるべく左右対称のものが良いそうです。
重みと大きさ
大きすぎず小さすぎず、中くらいのものを選びましょう。
また、手に持ってみて、見た目よりも重みがあるものの方が果肉が詰まっている証拠だそうです。
いぼり
りんごの表面のでこぼこを「いぼり」といいます。
意外にもりんごの表面がツルツルではなく、でこぼこしているものの方がおいしいんです!
香り
上記のポイントを確認した後、最後に香りを確認!
熟したものほど、りんご特有のいい香りを出しているんですよ。
確認したら買い物カゴに入れてレジへGOですね!
この6つのポイントをおさえておけば、おいしいりんごを食べられること間違いなしです!
りんごの正しい保存方法
「実家から大量にりんごが送られてきて、置き場がない!」
毎年りんごが送られてくるという方、もしかしたらいるのではないでしょうか?
また、りんごが好きすぎて箱買いをしてしまい、置き場所に困っている方もいるでしょう。
そんな時ほど、りんごは正しい保存をしないとすぐに傷んでしまいますので、ご注意を!
なのでここではりんごの正しい保存方法をお伝えしていきます。
保存方法で主に大切なのは次の2つ。
- 温度管理
- 水分管理
温度管理
保存する上での理想温度は0〜5℃です。
野菜室ではなく、冷蔵庫の冷蔵室の方が良いとされています。
冷蔵庫に入らない場合は、できるだけ温度の低いところで保存するようにしましょう。
季節や地域によりますが、常温の保存期間は約1ヵ月程度なのでできるだけ早く食べましょうね!
水分管理
りんごは水分が命!
新聞紙で一個一個包んで保存すると、水分を閉じ込めておけるので味が落ちにくいんですよ。
また、りんごは野菜や果物の熟成を早めてしまう「エチレンガス」を発生させるので、同じところで保存する場合は、ガスが漏れないようにポリ袋に入れておきましょう。
食べかけのりんご
「切り置きして冷蔵庫に入れておいたら茶色くなってきちゃった!」
食べかけのりんごは時間が経つと、どんどん変色していきますよね。
変色を防ぐためにはいくつか方法がありますが、一番楽なのは、りんごの断面にレモン汁をかけてラップをするという方法です!
まとめ
今回はりんごの苦みの原因や、美味しく食べる調理方法などをお伝えしましたが、いかがでしたか?
りんごの後味で口の中が苦いのは、農薬ではなく、りんごに含まれるりんごポリフェノールが原因でした。
もし苦いりんごにあたってしまった場合はそのまま食べるのではなく、ケーキやコンポート、ジャムなどにしてからおいしくいただきましょう!
りんごについてまだまだ疑問がたくさんある!という方は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね!
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